富山の山
雄大にそびえる、富山のシンボル
富山県は、その県名が表わすとおり、三方にそびえる山々にかこまれた県です。
中でも、神々しい美しさを見せる立山連峰への県民の思いはひときわ大きく、
雄大な自然のなかで暮らす富山県のシンボルとなっています。
◎関連リンク/富山県警察山岳情報
北アルプス名峰と富山県の主な山

- ●雄山(おやま)標高3003m
- 大パノラマの感動が待つ、山岳の聖地
- 立山とは、雄山、大汝山、富士ノ折立からなる山並みの総称で、富士山、白山と並ぶ日本三大名山のひとつ。
主峰の雄山頂上は、立山を御神体とした山岳信仰の聖地とされており、雄山神社の峰本社が建っています。
かつては麓の芦峅寺や岩峅寺から歩いて登った山頂へは、今では立山黒部アルペンルートを利用し、室堂平から約2時間の登山。
そこから眺める景色はさえぎるものがなく、晴れた日には、富士山を遠望できます。
また、雲上に昇る御来光は生涯忘れられない思い出となるでしょう。 
- ●室堂平(むろどうだいら) 標高2450m
- 立山観光のメインステージ
- 立山黒部アルペンルートは、3000m級の北アルプスを貫く、世界的な山岳観光ルート。
電鉄立山駅からケーブルカー、高原バスを乗り継ぎ、約1時間足らずで到着する室堂平からは、雄山山頂を間近に望めます。
散策コースが整備されており、湖面に立山を逆さに映す「みくりが池」、現在も火山活動による噴気が立ち昇る「地獄谷」、日本最古の山小屋「立山室堂」など、すばらしい自然と歴史遺産が集約されています。 
- ●剱岳(つるぎだけ) 標高2999m
- 剱のごとく峻険な山
- 北アルプス立山連峰のなかでも、「剱」の名前のとおり最も険しい山。
峻険な山容は訪れる者を圧倒し、最近では映画「剱岳 点の記」の舞台にもなりました。
登山家からは「岩と雪の殿堂」とも呼ばれており、八ヶ峰など垂直にそびえる断崖はロッククライミングのメッカ。
また、日本三大雪渓のひとつである「剱沢雪渓」は、一年中とけることがありません。 
- ●薬師岳(やくしだけ) 標高2926m
- 北アルプス随一の巨峰
- 富山平野から眺める立山連峰の一番南に雄大な山容を誇るのが薬師岳。
北アルプスの山でも並外れた山体の大きさで知られ、東面にある氷河地形のカール群でも有名(国指定特別天然記念物)です。
登山シーズンは6月中旬からで、五色ケ原キャンプ場付近では、クロユリなど高山植物とハイマツの濃い緑、残雪の白が出迎えてくれます。 
- ●呉羽山(くれはやま) 標高80m
- 富山平野の眺望スポット
- 富山平野を東西にわける呉羽丘陵の山のひとつ。
「富山」の地名は、かつて越中国府があった現在の高岡市から見て、呉羽丘陵の外側にあったことから「外山(とやま)」と呼ばれ、それが変化して富山になったという説があります。
山中の「呉羽山公園展望台」から晴れた日に望む立山連峰や、富山市街の夜景は絶景です。 
- ●二上山(ふたがみやま) 標高274m
- 家持さんも愛した山
- 高岡市と氷見市にまたがる山で、地元では「ふたがみさん」の名で親しまれています。
越中国司として赴任してきた大伴家持は、奈良の二上山(にじょうさん)と同じ名をもつこの山を題材に多くの歌を詠みました。
山肌を東西に縫うように約8kmの「二上山万葉ライン」が整備されており、山頂付近にある大梵鐘はだれでもつくことができます。 
- ●医王山(いおうぜん) 標高939m
- 600種余の植物の宝庫
- 富山県と石川県の県境にある山。
医王山の名は、722年当時の元正天皇が大病にかかり、泰澄大師がこの山の薬草を献上したところ快癒され、喜ばれた帝が命名されたといわれています。
医王山県立自然公園は、600種余の植物が群生する自然の宝庫であり、南砺市からハイキングに最適な歩道が整備されています。
海越しに望む立山連峰は、世界の絶景
富山県西部の雨晴海岸から氷見海岸にかけた海岸線からは、富山湾に浮かぶようにそびえる立山連峰の絶景を望めます。
このように海越しに3000m級の山を眺めることができる場所は、世界的にも例が無いといわれています。
とくに空気が澄みきった冬、海上の立山連峰から朝日が昇る光景は美しく、氷見市では、朝日を見ることができた人に日付入りの「朝日感動証明書」を発行しています。
発行窓口は、氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館にあります(休館日は氷見駅観光センターで発行)。

