富山湾の幸 その他海の幸

甘エビ
標準和名は「ホッコクアカエビ」。生の刺身などで味わえるとろけるような甘さから、甘エビの名で親しまれています。水深200〜500mの深海にすんでいますが、富山湾は急激に深くなるため、沿岸で水揚げされ、極めて新鮮なまま食べられるのが魅力です。青緑色の卵は、プチプチとした食感が妙味。旬は晩秋から冬ですが、初夏の甘エビもうまみがあります。
旬の時期:11月〜2月ごろ

岩ガキ
岩ガキは「夏ガキ」とも呼ばれ、夏が旬のカキです。海底の岩に付いて成長し、天然なので産卵を控えて、うまみをたっぷりと蓄え、身は甘みがあります。岩ガキのおいしい食べ方は、レモン汁をしぼってそのまま食べるのが一番。口の中に日本海の爽やかなうまみが広がります。せいろ蒸し、焼きガキなど様々な味わい方も楽しめます。
旬の時期:6月〜8月ごろ

クロマグロ
いわゆるホンマグロ。氷見では50kgを越えるものはとくに「クロマグロ」と呼びわけており、1998(平成10)年には、体長2.6m、重さ360kgの超大物マグロが水揚げされました。冷たい海を好むので、脂がのって美味しいマグロです。
旬の時期:6月〜7月ごろ

ベニズワイガニ
ブリや甘エビと並んで、富山の冬を代表する味覚のひとつ。富山湾の水深450m以上の深海に生息し、紅色は茹でるといっそう鮮やかになります。身は上品な甘みがあり、甲羅の中の濃厚なミソも絶品。ズワイガニよりも漁期が長く、とくに「カニ籠漁発祥の地」である魚津市、他では見られない「などきのセリ」(午後1時のセリ)が行われる射水市などでの漁が盛んです。
旬の時期:9月〜5月ごろ

バイ貝
富山湾で漁獲されるバイ貝には、オオエッチュウバイ、ツバイ、カゴバイ、ボラモドキなどがあります。中でも水深約350〜1550mの深海に生息するオオエッチュウバイは、その名の通り、殻が約15cmにもなる大型の貝。刺身にすると、シコシコとした歯ごたえが楽しめ、磯の香りが漂う肝も美味です。小ぶりのバイ貝は、煮付け、酒蒸しなどにして美味しく食べられます。
旬の時期:12月〜5月ごろ

タラ
富山県東部、宮崎海岸の名物「タラ汁」は、新鮮なタラ(スケソウダラ)をブツ切りにし、身やアラ、肝や白子まで余すことなく鍋に入れ、味噌で煮込んだ浜汁。もともとは、沖にでた夫の帰りを待つ妻たちが浜辺で作った漁師の朝食でしたが、これがいつしか口コミで評判になり、土地の名物料理になりました。シンプルだからこそ、素材のうまさがダイレクトに伝わり、体にじんわりと染み入る素朴な味わいです。
旬の時期:12月〜4月ごろ

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