

- 職人の手から、ひとつひとつ生まれるものだから。
磨き、きわめ、受け継がれてきた伝統の技。
富山には、古くからものづくりの技が息づいています。
中でも、高岡銅器、高岡漆器、庄川挽物木地、井波彫刻、
越中和紙は、国の伝統工芸品の指定を受けています。
見て、触れて、体験して、学ぶ、
そんなものづくりを楽しむ旅へ出かけてみませんか?※掲載内容は天候や主催者の都合により変更になる場合がありますので、事前に最新情報をご確認ください。
旬のみどころ一覧
- 高岡銅器[高岡・氷見エリア]
- 始まりは7人の鋳物師から
高岡銅器の誕生は今から約400年前、加賀藩2代藩主前田利長が高岡築城にあたり、城下の産業振興をはかるため、7名の優秀な鋳物師を呼び寄せたことが始まりです。現在の金屋町に土地を与えられた鋳物師たちは、藩の手厚い保護のもと、町に鋳物を根付かせ、一大産業への基礎を築きました。
「蝋型」「焼型」「双型」など独自の鋳造法を、品物によってたくみに使い分ける高岡銅器は1975年、日本で最初に「国の伝統工芸品産地」の指定を受けました。生産量は全国シェアの90%以上を占めています。手のひらにのる文具から、香炉、茶道具、花器、梵鐘、そして見上げる高さの大仏まで、7人の鋳物師の技を継承する無数の職人たちが、今日も銅に命を吹き込み続けています。- 問合せ先:伝統工芸高岡銅器振興協同組合 TEL.0766-24-8565
関連HP:http://www.kougei.or.jp/takaoka/index.html - Google Mapで見る
- 高岡漆器[高岡・氷見エリア]
- 時の中で磨かれてきた技
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開町以来の伝統をもつ高岡漆器は、加賀藩の産業政策のもと、武具や箪笥、膳など日常生活品をつくらせたのが始まりとされます。唐風の意匠に錆絵や箔絵を取り入れた「勇助塗」、多彩な色漆で立体感をいかす「彫刻塗」、貝の細片で山水や花鳥を表現する「青貝塗」などが、独特の技法として知られています。
盆類、茶道具、室内調度品など多岐にわたる製品づくりが行われ、美しく温もりの感じられる光沢と感触、流麗で品のあるデザインが高い評価を得ています。また毎年5月1日に開かれる高岡御車山祭りの山車は、高岡の漆工の技を結集してつくられたもので、豪華絢爛な姿に圧倒されます。 - 問合せ先:伝統工芸高岡漆器協同組合 TEL.0766-22-2097
関連HP:http://www.chuokai-toyama.or.jp/~shikki/ - Google Mapで見る
- 庄川挽物木地[砺波・五箇山エリア]
- 木目をいかした和のこころ
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天正年間から砺波市・旧庄川町は、北陸における木材の一大集散地でした。その恵まれた木材を利用し、独特の「ろくろ技法」で受け継がれているのが、庄川挽物といわれる漆器木地です。庄川木地は、栃や欅の丸太を板状に製材した「横木材」を材料に、横ろくろを使用して挽物をするのが特徴で、年輪が様々なかたちで現われ、変化に富み、深みのある色調が、木目の美しさを引き立てています。
手づくり、天然素材、本物が求められる時代、庄川木地師が丹精こめてつくる、椀、茶盆、茶筒、菓子皿など日常生活の中で広く愛用される品々は、どれも木の温もりを感じさせ、使うほどに味わい深くなります。 - 問合せ先:庄川木工協同組合 TEL.0763-82-1155
関連HP:http://mokkou.shogawa.com/webapps/index.jsp - Google Mapで見る
- 井波彫刻[砺波・五箇山エリア]
- 200種類以上のノミを駆使する木の芸術
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室町時代に瑞泉寺の門前町として開かれた井波。井波彫刻は、この端泉寺の本堂が大火で焼失し、再建のために派遣された京都本願寺の御用彫刻師から彫刻の技術を学んだのが始まりとされます。今では日本一の木彫り産地として発展した井波には、約150軒の工房・300人の彫刻師が伝統の技を継承しています。
井波彫刻は、楠、欅、桐などを材料とし、荒彫りから仕上げまで200種類以上のノミや彫刻刀を駆使する高度な技術で、両面から彫り遠近感を出す「透かし彫り」の欄間などがその代表です。また、最近は伝統の技とモダンなデザインを融合させたインテリアや楽器など、新たな試みも注目されています。 - 問合せ先:井波彫刻協同組合 TEL.0763-82-5158
関連HP:http://www.inamichoukoku.com/ - Google Mapで見る
- 越中和紙[富山市周辺エリアほか]
- 丈夫で美しい手漉き和紙
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富山県内の3つの産地、八尾和紙(富山市)・五箇山和紙(南砺市)・蛭谷和紙(朝日町)で漉かれる和紙の総称。越中和紙は、正倉院の古文書にも「越中国紙四百枚」と記されているほど歴史が古いものです。江戸時代に隆盛を極め、自家栽培した楮の強靭な繊維で丈夫な和紙を漉き、八尾では売薬の薬袋紙、五箇山では加賀藩献上の半紙や中折紙、蛭谷では障子紙が主に生産されてきました。
現在は、美しい染紙や便箋・封筒・和雑貨などの日常生活品、美術工芸品、民芸品などが生産され、手漉き独特な風合い、上質な仕上げと美しさは観光地での土産品としても人気があります。 - 問合せ先:富山県和紙協同組合 TEL.076-455-1818
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新しいクラフトをもとめて

その他みどころ紹介

本願寺5代門主・綽如上人により1390(明徳元)年に創建され、北陸の浄土真宗の拠点として600年以上の歴史をもつ大寺院。山門、本堂、太子堂など荘厳な伽藍が並び、京都の名工・前川三四郎作の「雲水一疋竜」や、七左衛門作の「獅子の子落とし」をはじめ、随所に見事な彫刻が施されています。
場所:南砺市井波3050
問合せ先:瑞泉寺 TEL.0763-82-0004
関連HP:
http://www.city.nanto.toyama.jp/webapps/www/kanko/index.jsp

古くから五箇山の産業を支えてきた和紙づくり。その伝統文化をまるごと体験できるスポットです。合掌造りの建物で昔ながらの和紙すきを楽しく体験できる「和紙体験館」、五箇山和紙の歴史資料や製造行程を紹介する「和紙工芸館」などがあります。また、毎年9月には「五箇山和紙まつり」が開催されています。
定休日:年末年始
場所:南砺市東中江215
問合せ先:道の駅たいら「五箇山和紙の里」 TEL.0763-66-2403
関連HP
http://washi.city.nanto.toyama.jp/

