旬のみどころピックアップ

祭り・文化編 3・4月号 獅子舞
よろこびに舞う、1000の獅子。
日本人にとって身近な民俗芸能、獅子舞。
とりわけ富山県は、県内全域に1100余りもの獅子舞が
伝承される全国屈指の獅子舞県です。
春には、雪どけを待ちかねたように、
笛や太鼓の音があちらこちらから聞こえてきます。
新しい季節のよろこびを現すように力強く賑やかに舞う獅子は、
素朴ながら、あたたかな気持ちにさせられます。

※掲載内容は天候や主催者の都合により変更になる場合がありますので、事前に最新情報をご確認ください。

旬のみどころ一覧

朝日の獅子舞[黒部・宇奈月エリア]
越後から伝播された神楽獅子
朝日町の県境地域には、越後から伝播されたという神楽獅子が伝えられています。笹川地区の諏訪神社で、春・秋の祭礼(4月第2土曜日・8月第4土曜日)に行う獅子舞は、獅子の悪魔祓いの舞い、天狗のだし舞い、獅子と天狗のかかりの舞いなどの演目があり、これは山伏しの古い神楽が、後世の太神楽の二人立舞いの影響をうけて、現在の形になったと考えられています。歴史的にも古く、中世からの伝統芸能といわれ、県内ではこの地方だけに伝わる珍しい獅子舞です。
期間:4月第2土曜日 他
場所:朝日町笹川・諏訪神社 他
問合せ先:朝日町まちづくり振興課 TEL.0765-83-1100
関連HP:http://www.town.asahi.toyama.jp/site/bunkazai/sisimai.shtml
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魚津の獅子舞[黒部・宇奈月エリア]
神仏混交の祭りで奉納される行道獅子
魚津市小川寺地区、千光寺と隣り合う白山神社の春祭りは、室町時代からの伝統があり、明治時代の神仏分離令の影響を受けず、今も神事と仏事を一緒に行う珍しい祭りです。獅子舞は、毎年1月第4日曜日の火祭りと、春秋の祭礼(3月12日・10月12日)に奉納され、神輿を先導して、テング面、お多福面などを付けた獅子あやしとともに、二人立ちの獅子が千光寺観音堂を7周半回ります。獅子舞の原初的な様相を色濃く残し、神仏混交の行事を今日に伝える県下唯一のものとして、県の無形民俗文化財に指定されています。
期間:3月12日 他
場所:魚津市小川寺・千光寺観音堂 白山神社 他
問合せ先:魚津市商工観光課 TEL.0765-23-1025
関連HP:http://www.city.uozu.toyama.jp/syoukai/culture/...
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射水の獅子舞[砺波・五箇山エリア]
松明を使った勇壮な舞い

射水市には、県下最多の130を超える獅子舞が受け継がれています。大島地区・赤井の神楽神社では、毎年4月第1土曜日、親獅子から子獅子が生まれる舞で子孫繁栄を祈願する珍しい「親子獅子」が受け継がれています。また、松明を使った勇壮な舞で多くの見物客が訪れる六渡寺・日枝神社の獅子舞は、毎年5月14日と10月6日に行われます。黒塗りの獅子頭に頭を入れて地を這うような形の演技が多く、大テングが松明を持って獅子の相手をする「ヨソブリ」は見ものです。

期間:4月〜5月
場所:射水市 赤井・神楽神社、庄西町・日枝神社 他
問合せ先:射水市観光・ブランド課 TEL.0766-82-1958
関連HP:http://imizu-mzmz.jp/festa/post-38.aspx
高岡の獅子舞[高岡・氷見エリア]
にらみ獅子で厄払い

越中の一の宮として崇敬高い氣多神社で、毎年4月18日の春季例大祭に奉納される獅子舞は、通称「にらみ獅子」。横笛や太鼓の音に合わせて、獅子が頭だけをゆっくりと左右に振り、睨んだ観客の厄を払うというもので、古式ゆかしい舞を今に伝えています。また、市内の中心商店街では、郷土芸能の交流と振興を図ろうと、ゴールデンウィーク期間、目抜き通りを会場として市内外の獅子舞団体による「獅子舞大競演会」が行われています。

期間:4月〜5月
場所:高岡市 伏木一宮、中心商店街 他
関連HP:http://www.manabi-takaoka.jp/03/jpn/calendar/04_06.html
氷見の獅子舞[高岡・氷見エリア]
勇壮な太鼓、激しい舞いは圧巻

氷見市は、県内でもとくに獅子舞の活動が盛んな獅子舞の里。春・秋祭りに約120地区で舞う氷見の百足獅子は、県内各地にも伝播されており、十二町地区の日宮社がそのルーツとされています。勇壮な太鼓、テンポのいい笛の音、華麗に舞い跳ねる天狗と、猛り狂ったように躍る獅子の対照的な演技は、氷見獅子の見所といわれています。20種類を超える演目の多さも特徴で、夜を徹して家々をまわり、明け方の「獅子ごろし」でクライマックスを迎えます。

期間:4月上旬〜5月上旬頃
場所:市内各地
問合せ先:氷見市産業部商工観光課 TEL.0766-74-8106
関連HP:http://www.city.himi.toyama.jp/kankozyouhou/event.html
小矢部市の獅子舞[高岡・氷見エリア]
藩主の入城とともに始まった百足獅子
小矢部市の獅子舞は約400年前、前田利秀が今石動城主として金沢から石動に入城したとき、土地の人々が獅子舞をして歓迎したことが始まりとされ、現在も市内全域に80近くの獅子舞が伝承されています。3月下旬頃から、32町内から繰りだす子供獅子舞で賑わい、5月第4土・日曜日には、観音寺の天神講に伴って市内各地の獅子舞競演会が催されます。
期間:3月下旬〜5月下旬
場所:小矢部市各地
関連HP:
http://www.city.oyabe.toyama.jp/syoukou/kankou/m-maturi2.htm
五箇山の獅子舞[砺波・五箇山エリア]
合掌集落に春を告げる
合掌造りが伝わったとともに始まったという「五箇山春祭り」。4月19日から約2週間、毎日、平・上平地域のどこかの集落で祭りが行われます。春祭りで奉納される獅子舞は、氷見獅子の流れをくむ百足獅子で、激しく舞うのが特徴です。ただ氷見獅子より五箇山は大型となり、10人ほどの獅子方で舞います。4月20日は相倉、5月3・4日は菅沼の両合掌集落で春祭りが行われ、集落の人々はもちろん、世界遺産での勇壮な舞を見ようと、大勢の観光客で賑わいます。
期間: 4月19日〜5月6日
場所:平・上平地域各集落
問合せ先:五箇山観光協会 TEL.0763-66-2468
関連HP:http://www.shokoren-toyama.or.jp/%7Egokayama/top.htm
心と心の絆を結ぶ、富山の宝物
飛鳥時代に百済から伝来し、江戸後期に民衆の娯楽として広まったという獅子舞。富山県で伝承される獅子舞は、西部では獅子の胴幕の中に5〜6人が入って演じる「百足獅子」が、東部では前足と後足に2人が入って舞う「二人立ち獅子」が多く、芸態や演目などはさらに各地で異なった獅子舞があります。春祭りでは豊作を祈願して、秋祭りでは五穀豊穣に感謝して、それぞれの地域に受け継がれる獅子を舞う。そのどれもが長い歴史と伝統があり、年長者から若者へと教え伝えられてたものです。受け継ぐ若者は、1日や数日のために、舞や囃子の修得に没頭し、道具を磨き、また次の世代へと伝えていく。そうやって延々と伝えられてきた獅子舞が祭りで披露される。次第に薄れゆく地域の人と人との絆が、ここ富山には今も確かに生き続けていることを感じる瞬間です。
貴重な獅子道具の展示から実演まで
ひみ獅子舞ミュージアム[高岡・氷見エリア]

地域ぐるみで獅子舞の継承・保存にとりくむ氷見市。そんな氷見獅子舞の情熱と魅力が伝わってくるミュージアムでは、祭りで使う獅子頭や天狗の面、幟旗や御神灯で飾られた珍しい曳山風の太鼓台など、貴重な獅子舞道具を展示。氷見獅子舞の実演(不定期)も行っています。

開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜(祝日の場合は次の平日)
場所:氷見市泉760
問合せ先:ひみ獅子舞ミュージアム(ひみ獅子舞振興会)
TEL.0766-72-2454
関連HP:
http://www.city.himi.toyama.jp/kankozyouhou/event.html
絶対に生で見たい、ど派手なストリート・パフォーマンス
全日本チンドンコンクール[富山周辺エリア]
松川べりの桜が咲き誇る頃にやってくる恒例行事。全国から約30数組100人近くのプロのチンドンマンが富山に集結、技とアイデアを競う全国唯一の珍しいコンクールです。富山市が戦災から復興した昭和30年代、市民の心に明るさを取り戻そうと始めて以来、50年以上の伝統があります。ど派手な衣装に、ユーモラスなパフォーマンス、街角に郷愁のメロディーと笑いの渦が巻き起こります。
期間:4月初旬(金・土・日の3日間)
場所:富山市本丸 富山城址公園周辺
問合せ先:富山市観光振興課 TEL.076-443-2072
関連HP:http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/cin/top.html

とやまの獅子舞百選

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