旬のみどころピックアップ

祭り・文化編 5・6月号 曳山
絢爛豪華な曳山が練り歩く
富山は、数多くの曳山が今日に
受け継がれている全国的にも珍しい県です。
その多くは江戸時代からの伝統があり、
漆工や金工など技術の粋が凝らされています。
昼は華やかに町を巡回し、夜が更けるまで
くり広げられる祭りは人々を魅了し、
獅子舞と並んで富山の代表的な祭り文化です。

※掲載内容は天候や主催者の都合により変更になる場合がありますので、事前に最新情報をご確認ください。

旬のみどころ一覧

岩瀬曳山車祭り[富山周辺エリア]
激しくぶつかり合う、けんか山車
港町・岩瀬の曳山車祭りは、岩瀬諏訪神社の春季例大祭として開催され、14基の曳山車が勇壮に町を練り歩きます。祭りが最高潮となるのは夜。山車どうしが激しくぶつかり合い、互いの力をくらべる曳き合いが行われます。この曳き合いの激しさから「けんか山車」という異名でも親しまれる、歴史と伝統のある祭りです。
期間:5月17、18日
場所:富山市岩瀬白山町 諏訪神社周辺
下新町八幡社富山市観光振興課 TEL.076-443-2072
関連HP:http://www8.city.toyama.toyama.jp/kanko/
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越中八尾曳山祭[富山周辺エリア]
坂の町でくり広げる絢爛豪華な時代絵巻
江戸時代、富山藩の御納所として栄華を極めた八尾で、越中町人文化の象徴として260年余の歴史を有する曳山祭。三味線や笛など典雅な曳山囃子を連れ、法被姿の若者達が曳く六本の曳山が坂の町・八尾を練り歩く光景は、華やかな時代絵巻きさながら。また、夜には1000余りの灯がともる提灯山が、不夜城のごとく浮かびあがり、昼とは違った幻想的な美しさで人々を魅了します。
期間:5月3日
場所:富山市八尾下新町 八幡社周辺
問合せ先:越中八尾観光協会 TEL.076-454-5138
関連HP:http://www.yatsuo.net/kankou/index.html
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高岡御車山祭[高岡・氷見エリア]
全国屈指の豪華な山車が町々を巡行

高岡御車山は、1588(天正16)年、豊臣秀吉が後陽成天皇と正親町上皇を聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉るときに使用されたものを、加賀初代藩主・前田利家が秀吉より直々に拝領。これを、2代藩主・前田利長が1609(慶長14)年に高岡城を築くにあたり、町民に与えたのが祭りの始まりと伝えられています。加賀藩が推奨した金工・漆工・染色など工芸の技が結集された御車山は、高岡町民の心意気と財力に支えられてきた地域の宝。桃山様式を帯びた全国屈指の豪華な御車山7基が、山町10町を巡行する祭りは圧巻です。

期間:4月30日宵祭・ライトアップ展示、5月1日本祭
場所:高岡山町一帯
問合せ先:高岡市商業観光課 観光戦略室  TEL.0766-20-1301
関連HP:http://www.senmaike.net/mikurumayama/
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伏木曳山祭(けんか山)[高岡・氷見エリア]
激しい「かっちゃ」の迫力にビックリ!

「けんか山」と呼ばれる、港町伏木の勇壮な曳山祭り。現在6町ある山町の山車は、昼は花山車、夜は提灯山車にその姿を変え、山鹿流出陣太鼓の囃子に合わせて、提灯を激しくゆらしながらぶつかり合います。山車の前後に付けた「長手」は、伏木の山車の特徴で、外周1m、長さ5m程にもなります。昼間の巡行では、重さが10トン近くもある山車が曲がる時の舵取りの役目を果たし、夜の「かっちゃ」に欠かせない道具として「大砲」とも呼ばれます。

期間:5月15日
場所:高岡市伏木 伏木神社・伏木本町広場
問合せ先:伏木曳山祭実行委員会 TEL.0766-20-1301
関連HP:http://www.senmaike.net/kenkayama/
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となみ夜高まつり[砺波・五箇山エリア]
ヨイヤサのかけ声がにぎやか

砺波地方各地で古くから行われてきた夜高祭り。最も古いものは慶安の昔、神明社の創設にあたって人々が、手に手に行燈を持って伊勢神宮の御分霊を出迎えたことに由来し、300年の歴史と伝統があります。大正時代からは、豊年万作を祈る田祭り行事として、毎年6月に行われるようになりました。「ヨイヤサ!」のかけ声とともに、若者のエネルギーの偉大なる力が結集され、大小合わせて約20本の夜高行燈がぶつかり合う、熱気あふれる祭りです。

期間:6月第2金・土曜
場所:砺波市 出町市街地
問合せ先:砺波夜高振興会(砺波商工会議所) TEL.0763-33−2109
関連HP:http://www.city.tonami.toyama.jp/kanko/
城端曳山祭[高岡・氷見エリア]
小京都・城端の絢爛豪華な春
善徳寺門前町の面影が残る越中の小京都、城端の春を彩る曳山祭。300年の伝統を誇る曳山神事では、先頭に立つ獅子舞と剣鉾が悪霊を鎮め邪鬼を払い、それに続く傘鉾が神霊をお迎えします。その後を、典雅な音律を響かせる庵屋台の祭り囃子、次いで曳山が続きます。江戸時代の祭礼形式を現代に伝えるこの祭りは、国重要無形民俗文化財に指定され、城端塗りの粋を尽くした華麗にして荘厳なその姿は、訪れる人々の心を惹きつけてやみません。夕刻からは提灯を身にまとった提灯山となり、夜更けの「帰り山」も見所の一つです。
期間:5月4・5日
場所:南砺市 城端神明宮・城端地域市街地一円
問合せ先:城端観光協会 TEL.0763-62-1821
関連HP:http://www1.tst.ne.jp/johana-k/
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福野夜高祭[砺波・五箇山エリア]
350年の伝統を誇る艶やかな祭り
かつて、神は常に神社においでになるのではなく、祭りの時にお迎えするものと考えられ、福野夜高祭は5月1日・2日に神迎えの宵祭り、3日に神輿と曳山が巡行する本祭りが行われます。宵祭りでは、そろいの法被姿の若衆たちが、高さ7mにも及ぶ大行燈を始め、大小合わせて20数本の行燈をかつぎ、「ヨイヤサ、ヨイヤサ」と威勢よいかけ声をあげながら町を練り回ります。そして最高潮を迎える深夜、曳山の激しい引合い(ケンカ)は迫力満点です。
期間:5月1〜3日
場所:南砺市 福野神明社・福野地域市街地一円
問合せ先:福野観光協会 TEL.0763-62-1821
関連HP:http://www.shokoren-toyama.or.jp/~f-kanko/02_event.html
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津沢夜高行燈祭り[高岡・氷見エリア]
大行燈がエネルギッシュに衝突
蛍火が川面に映る初夏の頃、五穀豊穣と天下泰平を祈って行われる津沢夜高行燈祭り。夜高は、武者絵が描かれた行灯、山車、釣りもので構成され、大きいものは高さ5.5m、長さ12m余りに及ぶ雄大なものになります。祭りのクライマックスを迎える夜、華麗に浮かびあがる大行燈が激しくぶつかり合う「喧嘩夜高行燈引き廻し」は、若衆たちの強烈なパフォーマンスが見どころ。そこに居る人すべてが、緊張と陶酔の世界へ引き込まれていきます。
期間:6月第1金・土曜日
場所:小矢部市 津沢地域市街地一円
問合せ先:津沢商工会 TEL.0766-61-2356
関連HP:http://www.shokoren-toyama.or.jp/~tuzawa/
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宵祭の楽しみ
富山県内の曳山は、大きく花山型、屋台人形型、子供歌舞伎型に分類され、花山型の代表には高岡御車山(国指定重要有形・無形文化財)があげられます。この御車山は、御所車形式に鉾を立てた特殊なもので、加賀藩が推奨した金工や漆工など工芸技術が、車輪や高欄、長押等に施された全国でも屈指の絢爛豪華な山車です。
藩主の前田利長公より、この御車山を拝領した10町は「山町」と呼ばれています。祭前日の4月30日には、それぞれの山車が蔵から出され、山宿前に運ばれます。山宿では、人形や幔幕を飾りつけ入魂式を行った後、町内の関係者や見物人が集い宵祭が始まります。そうした各山町の飾りを一つ一つゆっくりと見てまわるのも、宵祭ならではの楽しみです。
絢爛豪華な祭りの情緒を再現
城端曳山会館[高岡・氷見エリア]

300年以上の歴史があり、県内の曳山で屋台人形型の代表にあげられる城端の「曳山」と「庵屋台」を展示。曳山は城端塗りや井波彫刻など名工の粋を尽くした二層の人形山、庵屋台はその中に若衆が入って庵唄を唄うもので、どちらも華麗な造りです。館内では、曳山祭のビデオも放映され、情緒あふれる祭の雰囲気をいつでも楽しめます。

開館時間:9:00〜17:00 
休館日:年末年始
場所:南砺市城端579-3
問合せ先:城端曳山会館  TEL.0763-62-2165
関連HP:http://www1.tst.ne.jp/johana-k/

三者三様、秋の豪華曳山まつり
射水曳山3WEEKS[高岡・氷見エリア]
曳山祭りは、秋にもたくさん開催されます。中でも、射水市では9月から10月、豪華な曳山を3週にわたって楽しめます。瞬時に変化するからくり人形の妙技が光る「海老江曳山まつり」、勇壮な13本の曳山が湊町を練り回る「新湊曳山まつり」、高岡御車山に習ってつくられた花山が美しい「大門曳山まつり」と、それぞれに趣異なる曳山まつりは、できることなら毎週出かけたいほど。

期間:海老江9月23日・新湊10月1日・大門10月第2日曜日
場所:射水市 新湊地区海老江地内・新湊地区旧市街地・大門地区市街地
問合せ先:射水市役所 観光・ブランド課 TEL.0766-82-1958
関連HP:http://kankou.city.imizu.toyama.jp/www/index.jsp

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