

- 小さな体に、無数の発光器をもつホタルイカ。
春の夜、海上に青白い光を放つ光景は
「富山湾の神秘」そのもの。
富山県内では、さまざまなホタルイカ料理で、
春のさわやかな美味を堪能できます。※掲載内容は天候や主催者の都合により変更になる場合がありますので、事前に最新情報をご確認ください。
ホタルイカのマメ知識
世界でも珍しいホタルイカ群遊海面
富山湾のホタルイカは普段、水深約200〜600mの深海に生息し、毎年3月から6月上旬にかけて夜になると産卵のため海岸近くまで大群となって押し寄せてきます。日本近海では海岸近くまで大群をなして集まるのは富山湾だけであり、富山市常願寺川河口から魚津港までの沖合約1.3kmまでの海面は、「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。1996(平成8)年、ホタルイカは『富山県のさかな』に指定されました。
ミステリアスな発光のひみつ
体に大小数多くの発光器を持つホタルイカ。4番目の腕の先にある大きな発光器は、敵に襲われたり、網にかかったりすると強く光ります。また、胴体の表面には小さな発光器が約1000個もあり、それらは自分の影を消して、外敵から身を守る目的で発光すると考えられています。定置網で引き揚げる際にホタルイカが青白く発光する光景は、まるで蛍が乱舞しているかのようであり、実に幻想的で、富山湾の春の風物詩となっています。
さわやかな早春の美味に舌鼓


- さっと湯通ししたホタルイカは、その茹で上がりの色から「桜煮」と呼ばれており、酢みそとも相性抜群。やわらかい身の独特の甘みが楽しめるホタルイカの最もポピュラーな食べ方です。


- 朝穫れの新鮮なホタルイカを、昆布のダシ汁にしゃぶしゃぶ。プリプリの食感で口の中に広がる濃厚な味わいが、春を感じさせてくれます。


- 沖の船上で、漁師がとったホタルイカを生きたまま醤油漬けにして作ったものが、郷土料理として浸透。ホタルイカが醤油を飲んでピュッと吐き出すことで、内側からよく味がついておいしくなります。噛めばかむほど旨味と甘味が染みだし、ご飯のおともに、お酒の肴に最高の逸品です。


- 新鮮なホタルイカの刺身が味わえるのは、地元ならでは。ホタルイカの足だけを使った刺身「竜宮そうめん」も贅沢な逸品で、コリコリとした食感がたまりません!
みどころ紹介

ホタルイカ群遊海面に面したミュージアムでは、神秘的なホタルイカの生態などを紹介。シーズン中は生きているホタルイカの発光ショーも見学できます。ウェーブパーク滑川に併設し、ホタルイカと深層水をテーマに、レストラン、物販コーナー、深層水体験施設タラソピアなどがあります。
場所:滑川市中川原410
問合せ先:ほたるいかミュージアム TEL.076-476-9300
関連HP:http://www.hotaruikamuseum.com

シーズン中、滑川漁港から出ている海上観光船(要予約)では、定置網の中で発光するホタルイカの大群を間近で観賞できます。まるで海のプラネタリウムを見るような幻想的な光景は、きっと生涯忘れられない感動を与えてくれるでしょう。
場所:滑川市・滑川漁港(当日受付場所・ほたるいかミュージアム)
問合せ先:滑川市観光協会 TEL.076-475-0100
関連HP:http://www.city.namerikawa.toyama.jp/

