旬のみどころピックアップ

味覚編 5・6月号 シロエビ
藍瓶にすむ、富山湾の宝石シロエビ
水晶のように透きとおった美しさから、
「富山湾の宝石」と称されるシロエビ。
富山湾特有の海底谷「あいがめ」(藍瓶)にすみ、
春から秋にかけた漁期間には、
とれたてのシロエビを贅沢に味わえます。

※掲載内容は天候や主催者の都合により変更になる場合がありますので、事前に最新情報をご確認ください。

シロエビのマメ知識

富山湾だけで漁獲される幻のエビ

富山湾の主に水深300〜600mにすむシロエビ。漁業が成立するほど大量に獲れるのは、世界でも富山湾だけ。庄川・神通川・常願寺川沖に形成される、富山湾特有の海底谷「あいがめ(藍瓶)」がその漁場です。体長6cmほどの極小粒のエビで、別名「シラエビ」「ヒラタエビ」「ベッコウエビ」とも呼ばれています。生きているものは透明感のある淡いピンク色をしており、それが「富山湾の宝石」と称される所以です。シロエビは1996(平成8)年、『富山県のさかな』に指定されました。

希少な水産資源を守り伝える

富山湾のシロエビ漁は、水橋・岩瀬・新湊沖の3ヵ所を中心に行なわれています。希少な水産資源を保護しながら、その味を大切に伝えていくため、シロエビの旬の時期と重なる4月から11月までが漁の解禁期間と決められています(最盛期は6〜7月)。生でよし。揚げてよし。すり身にしてもよし。料理のしかたで全く違った味わいが楽しめるシロエビ。これを贅沢に味わえるのは、富山県だけです。

手間ひまかけた贅沢な味わい

シロエビの刺身
とろりとした舌ざわりに、コクのある上品な甘さと香りが美味。新鮮な刺身は、1人前の適量がなんと約70尾。小さなシロエビを1尾ずつ丹念に殻をむいて仕上げる贅沢な逸品です。

シロエビのかき揚げ
殻ごとカラッとあげたシロエビのかき揚げに、天つゆと大根おろしをつけてさっぱりと。サクサクとして香ばしい味わいは、生のシロエビとはまたひと味違った美味しさです。

シロエビ団子のすまし汁
プリプリのシロエビを殻むきした上で団子状に。昆布ダシのシンプルなすまし汁は、シロエビ特有の甘みと香りが引き立つ逸品。もっちりとした団子の食感がたまりません。

シロエビの昆布じめ
昆布の香りとうま味が加わり、シロエビの甘みが引き立つ逸品。魚介の昆布じめは羅臼昆布が一般的ですが、繊細なシロエビは、おぼろ昆布やばってら昆布など薄味の昆布でしめる場合が多いです。
みどころ紹介
道の駅カモンパーク新湊[高岡・氷見エリア]
オリジナルメニューが好評

新湊漁港近く、国道8号線沿いにある道の駅。特産コーナーには、シロエビカレー、シロエビかまぼこ、シロエビチップスなど、ここならではのお土産品がずらり。レストランやテイクアウトコーナーもあり、中でも名物「シロエビバーガー」は、平日70個、週末200個が限定で、毎日完売するほどの人気ぶり。サクサクで香ばしい「シロエビかき揚げ丼」もおすすめです。

営業時間:8:00-21:00 年中無休
場所:射水市鏡宮296
問合せ先:道の駅カモンパーク新湊 TEL.0766- 83-0111
関連HP:http://www.shinminato.co.jp/

岩瀬カナル会館[富山周辺エリア]
古い港町でシロエビ料理を堪能

JR富山駅北口からライトレール(路面電車)に乗って約30分。古い港町の風情を残す岩瀬。その運河沿いにある観光拠点「岩瀬カナル会館」には、シロエビ料理(4月〜11月)を味わえるレストラン・寿司処や、特産品コーナー等があります。また周辺にも、シロエビ料理を味わえる食事処があり、ノスタルジックな町並とともにシロエビを堪能できます。

営業時間:9:30〜17:00(食事は別) 年末年始
場所:富山市岩瀬天神町48
問合せ先:岩瀬カナル会館 TEL.076-438-8446
関連HP:http://www.city.toyama.toyama.jp/canal/

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