旧嶋家住宅 きゅうしまけじゅうたく

土壁や屋根に往時の姿を感じる山地の民家

映画『劔岳 点の記』のロケにも使用された旧嶋家住宅は、富山県の山地街道筋の民家の典型例として、国指定重要文化財に指定された家屋です。かつては飛騨街道、猪谷関所近くの細入村片掛にあった住宅を1971年に現在地に解体移設修理しました。黄土色の土壁は、往時の姿を感じさせます。屋根は切妻造、勾配は飛騨の影響を受けてかなり緩やかで、板葺きの石置屋根です。また出入口の板戸二枚に障子が設けてあるなど、町屋風の特色を示しており街道筋にふさわしい建て方となっています。建築年代は不明ですが、形式や手法から18世紀までさかのぼると推定されており、昔ながらの生活を垣間見ることができます。

エリア
立山
カテゴリー
世界遺産・史跡・文化財

基本情報

住所 〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
電話番号(備考) 076-481-1216(立山博物館)
営業時間 4月~11月(休業日を除く)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休業日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始、冬季(12月1日~3月31日)
料金 無料
駐車場 200台 無料
アクセス ■富山地方鉄道立山駅から車で15分■北陸自動車道立山ICから車で30分
ホームページURL 富山県
富山県[立山博物館]
備考 ■バリアフリー: ベビーシート、多目的トイレ、車いす用トイレ、オストメイト

最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。

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