ブリ|プロの料理人に聞く|天然の生け簀特集

ブリ

ブリは富山湾を代表する冬の味覚です。 脂がのった極上の味は「富山湾の王者」の名にふさわしい風格を感じさせます。ブリは成長とともにコヅクラ→フクラギ→ガンド→ブリと名前が変わることから出世魚とも言われ、縁起が良く、富山の正月に欠かせないご馳走にもなっています。

ブリ
おいしさの秘密
北海道周辺で豊富な餌を食べたブリが産卵のため、南下してきます。富山湾にやってくる頃は最も脂がのっており、それに加え日本海の荒波にもまれ身が引き締められます。この絶妙なバランスがおいしさの秘密です。

プロが語る究極の逸品その1

ぶりしゃぶ ブリを贅沢に味わいたいならぶりしゃぶです。氷見で獲れる天然のブリは日本海の荒波にもまれ、身が引き締められ抜群に脂がのっています。少し厚めに切った切り身をだし汁にくぐらせポン酢で食べると、適度に脂の落ちたあっさりとした味が口の中に広がります。また、わかめや「ながらも」と呼ばれる海藻と一緒に食べることで、ブリの濃厚さと海藻のさっぱりさが絶妙なハーモニーを醸し出してくれます。
一緒に飲みたい富山の地酒 もちろん富山の地酒をおすすめします。中でも地元高澤酒造の「曙」は香りがあり口当たりも柔らかく、冷酒で飲むと料理にぴったりです。 

お話してくれた料理人

水口秀治さん
割烹 秀月 店主 水口秀治さん
店主の水口さんは、郷土料理や県産食材を活かした創作料理など「とやまの食」の普及活動を行う「とやま食の匠」に認定されており、常に食の研究をしています。食の大切さを人々に伝え、おいしい料理を食べて満足してもらうことはもちろんですが、お腹を満たすだけでなく心も満たすおもてなしをしてくれます。
割烹 秀月
富山県氷見市幸町9-78
TEL:0766-74-5941
営業時間:12:00~14:00(ラストオーダー13:30) 
     17:00~21:00(ラストオーダー20:30)
※日曜・祝日12:00~14:00(ラストオーダー13:30)
      16:00~20:00(ラストオーダー19:30)
定休日:水曜日、12/31~1/3  
駐車場:10台
割烹 割烹

プロが語る究極の逸品その2

ぶりかまの塩焼き 脂の甘みが格別な富山の新鮮なブリだからこそおいしくいただける食べ方が、素材の味を活かしたぶりかまの塩焼きです。かまの部分は脂身が多くとてもジュージーで、パリパリの皮としっとりとした身はとろけるようなおいしさです。お好みで酢橘をかけて食べるとよりおいしくいただけます。ぶりかまに使用するブリは13~14㎏のものしか使わないというお店のこだわりもあり、ぜひとも足を運んで食べたい逸品です。
一緒に飲みたい富山の地酒 お酒をメインに料理を楽しみたい人は、米のうま味や香りが凝縮された辛口の「獅子の舞」、料理をメインにお酒を楽しみたい人は、口当たりは良いが味もしっかりあり、飽きのこない「初明かり」がぴったりです。 

お話してくれた料理人

小川功さん
氷見活魚 鮨よし 料理人 小川功さん
氷見の魚にこだわりと誇りを持ち、氷見の魚しか使っていません。毎朝、浜のセリで仕入れる氷見ならではの食材の味を存分に味わうことが出来ます。魚の素材そのものを活かし、旬の一番おいしい時期に食べていただくことを大切にしています。また、競りに直接参加出来る権利を持っているため、細かい要望にも応えてくれます。
氷見活魚 鮨よし
富山県氷見市下田子185-1
TEL:0766-91-4080
営業時間:12:00~14:00、16:00~22:00(ラストオーダー21:30)
※土日・祝日 12:00~22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:水曜日
駐車場:25台、大型バス可
氷見活魚 鮨よし 氷見活魚 鮨よし

ぶりと一緒に飲みたい富山の地酒

曙 曙
漁師町の氷見で醸され、明治時代から長く愛され続けてきた酒だけあって、きときとの(=新鮮な)魚との相性は抜群。富山の日本酒好きの間では、別名「海の酒」と呼ばれるほどです。酒蔵の戸を開けて、「あいの風」とよばれる日本海からの風で、蒸し上がった酒米を冷やすという独特の手法で仕込んだ「曙」は、端麗辛口ながらも優しく繊細な口あたりと、しっかりした味わいが広がるのが特長。雑味がなく、飲み飽きしないタイプなので、脂ののったブリの味をさっと流してくれ、さらにまた料理に箸が進み、また酒にも手が伸びる・・・という、まさに富山の魚料理を引き立てる食中酒といえます。

【製造】高澤酒造場
人気観光スポット「ひみ番屋街」から徒歩約5分。
店の目の前には富山湾が広がっています。