ロカルちゃ! 富山

マニアックに遊ぶディープな富山情報誌

色あせない先人たちの技術

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瑞龍寺【ずいりゅうじ】国宝国指定重要文化財見学可能

瑞龍寺

日本一の禅宗伽藍

加賀藩の基礎を築いた前田利長の菩提寺。後をついだ利常が、財力を注ぎ20年かけて寛文3年(1663)に完成。国宝の山門、仏殿、法堂には匠の妙技が光っています。左右対称に配された伽藍様式はとても珍しく、回廊で囲まれた美しい空間が広がっています。

【お問い合わせ】
☎ 0766-22-0179(瑞龍寺) 

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内部
瑞龍寺 外観

地図高岡市関本町35

山門から仏殿、法堂の屋根が並ぶ

中国の寺院に習ったシンメトリーの美しさは、国内屈指です。山門、仏殿、法堂の3棟が一直線に並び、近世禅宗建築の代表作として国宝に指定されています。

瑞龍寺 上空

前田利長墓所(国史跡)

二重の堀で囲まれていたという墓所は、120万石の大名にふさわしく基壇にも細部に至るまで石工の技が光ります!

前田利長墓所


墓壇

トイレの神様!

烏瑟沙摩明王立像

法堂に祭られている烏瑟沙摩明王立像には、あらゆるけがれを清める力があります。

年に数回、夜間のライトアップが行われ、幻想的な光と音楽の中、多くの人々が参拝に訪れます。山門、仏殿、法堂(はっとう)の三棟を中心に、神秘的な姿が夜空に浮かび上がります。

ライトアップ

富山城・富山市郷土博物館【とやまじょう・とやましきょうどはくぶつかん】国登録有形文化財見学可能

富山市のシンボル

天文12年(1543)に築城され、佐々成政など城主が代わりました。富山藩の政庁として整備し、城下町が発展しました。現在の天守閣は江戸時代の石垣の上に戦後復興のシンボルとして建てられたもので、富山市郷土博物館として親しまれています。

【お問い合わせ】
☎ 076-432-7911(富山市郷土博物館)

富山城

地図富山市本丸1−62

明治時代に入ると、富山城址には初代の富山県庁が置かれました。堀の多くは埋め立てられ、新しい街づくりが進められました。現在と江戸時代の地図を重ねて見ると、かつてのお城の敷地の広さが分かります。

キャラクター
新旧MAP

鏡石という陰陽の巨石が使われています。「笑積(わらいづみ)」という高度な技術がキラリ。

石垣

10代藩主利保の隠居所は豪華で千歳御殿と呼ばれましたが、焼失し正門だけが残りました。

正門

現存はしませんが、御殿内には御涼所と呼ばれる施設があり、1階と2階の角度が45度わざとずらして造られていました。一説によると、川縁の桜並木や美しい立山連峰を眺めるため、2階部分を立山連峰の方角に向けたのではないかと言われます。

千歳御殿御涼所

勝興寺【しょうこうじ】国指定重要文化財見学可能

勝興寺
唐門

▲唐門

経堂

▲経堂

城の機能を持つお寺!?

天保10年(1839)に移築され、越中一向一揆の中心として大きな影響力を持ちました。土塁や堀をめぐらせた城のような境内や全12棟の重文、全国8番目の巨大な本堂の彫刻や極彩色の内陣にも注目。


【お問い合わせ】
☎0766-44-0037(宗教法人勝興寺)
勝興寺HP http://www.shoukouji.jp/

地図高岡市伏木古国府17−1

当時使用されていた建材を再利用しながら本坊の大規模な改修工事が進められています。この時期しか見られない内部は一見の価値あり!20名以上からの団体予約なら見学ができます!詳しくはHPを。

勝興寺 大修復

勝興寺 七不思議

瑞泉寺【ずいせんじ】県指定文化財市・町指定文化財見学可能

井波彫刻の粋がつまっています

明徳元年(1390)に建立。北陸の浄土真宗の中心的存在でした。江戸時代に焼失し、再建のために京都本願寺の御用彫刻師が派遣され、その技を地元の大工が習得したことが井波彫刻のはじまりとか。山門や太子堂をはじめ、大きさ全国4位の本堂や式台門などの精緻な装飾の美しさは必見です。彫刻の工房や造り酒屋などが軒を連ねる門前町をそぞろ歩きしてみてください。

【お問い合わせ】
☎ 0763-82-0004(瑞泉寺)

瑞泉寺

消火活動した龍の彫刻

明治大火の際、山門にある彫刻の龍が出てきて、井戸の水を吐いて山門を守ったという言い伝えが!

波に龍 ▲山門正面 波に龍

地図南砺市井波3050

井波は様々な彫刻でいっぱい!

八日町通り
▲八日町通り
バス停 電話BOX 獅子木札 バス停 公衆電話

善徳寺【ぜんとくじ】県指定文化財市・町指定文化財見学可能

城端文化の発信地

文明3年(1471)加州に蓮如上人が開き、永禄2年(1559)に当地に移築された真宗大谷派の名刹です。行基の作と伝えられる本尊の阿弥陀如来像や山門、本堂など大伽藍は、建物の重厚さもさることながら、歴史の重みを感じさせます。

【お問い合わせ】
☎ 0763-62-0026(城端別院 善徳寺)

善徳寺

地図南砺市城端405

高岡大仏【たかおかだいぶつ】市・町指定文化財見学可能

高岡大仏

湘南GUYよりイケメンの高岡ボーイ!?

承久3年(1221)に創建された木造大仏。高岡開町とともに現在の場所へ。2度の大火で焼失しましたが、昭和7年(1932)に高岡の民衆の手によって鋳造され不燃の大仏に変身しました。与謝野晶子に「鎌倉大仏より一段と美男である」と言われたご尊顔です。

【お問い合わせ】
☎ 0766-23-9156(大仏寺)

地図高岡市大手町11−29

台座の中には恐ろしい地獄絵が堪能できるギャラリースペースがあります。また、明治33年(1900)に焼失した木造大仏の頭部が安置されています。今の大仏とどちらが男前でしょう?

日石寺【にっせきじ】市・町指定文化財見学可能

壁のない未完の三重塔

弘化2年(1845)建立の木造三重塔は、財政難から経費節減のため壁を省略されたそうですが、未完だからこそ当時の工法を知る貴重な資料となっています。本尊の不動明王像は国重。

【お問い合わせ】
☎ 076-472-2301(大岩山日石寺)

磨崖仏
日石寺

地図中新川郡上市町大岩163

ぢぃや博士のまち歩き指南
キャラクター

欄間 らんま

県東部 欄間
県西部 欄間

県東部の欄間は「のこぎり」を使うため、薄い中に繊維な仕事が見られ、県西部の欄間は井波彫刻の流れをくみ、立体的な迫力のある造りが見られます。

灰納屋 はいなや

灰納屋
灰納屋 外観

肥料になる灰を収納する小屋。防火や農作業の便などから屋敷の前に建っています。灰納屋には、漆喰、瓦礫きなど大工の基礎的技術が必要で、大工の卵の最終課題として建てることもあったそう。灰納屋から農家の格がわかるとされた小さなお屋敷を探してみると面白いですよ。

キャラクター

石垣の種類

富山各地の石垣技術は進んでいたと言われ、一般の家でも競い合ううちに巧みに積まれた見事な石垣が見られるようになりました。川原などで集めた石を貯めておいて、職人さんに積んでもらっていたそう。

キャラクター

様々な石垣を見てみよう

亀甲積み

亀の甲羅の模様に見えるためこう呼ばれます。面の膨らみを合わせているこだわりは圧巻!

綾織積み

玉石で隙間がなく、表面を削り石垣全体に反りをつけた1日1個しか積めないといわれる石垣。

矢積み

玉石を用いた積み方。簡単そうに見えますが、それぞれの箇所に見合った材料を使う職人技。




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