富山名物・ます寿司や美しい絶景! オープニングイベント「写真で見る富山ガイド」を開催-1
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富山名物・ます寿司や美しい絶景! オープニングイベント「写真で見る富山ガイド」を開催

記事公開日:2023.12.22

2023年11月にスタートした富山県の公式ポータルサイト『doors TOYAMA(ドアーズ富山)』。そのサイトオープンを記念して、11月17日にオープニングイベント『富山へ繋がるとびら! 写真で見る富山ガイド』が東京・日本橋にあるオープンスペース〈+NARU NIHONBASHI〉で開催されました。

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    イベント会場の〈+NARU NIHONBASHI〉は、富山県のアンテナショップ〈日本橋とやま館〉からも近く、日々さまざまなイベントが行われています。

写真で!食で! 富山の新たな魅力と出合うとびら。

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    イベントのMCを務めたのは、酒旅ライターやワインナビゲーターとして活躍する岩瀬大二さん。仕事で全国各地を旅する機会が多い岩瀬さんも、富山を訪れた際に、食や自然の豊かさに魅了されたそう。「今日は心ゆくまで楽しんで、新たな富山の魅力をぜひ見つけてくださいね」

今回富山にゆかりや関心がある約30名の参加者の方々が、それぞれの思いを胸に、会場に集まりました。「写真で見る富山ガイドブック」と題して、富山を拠点に活動するフォトグラファー・イナガキヤストさんをゲストにお招きしたトークショーがスタート。

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    射水市を拠点に活動するイナガキさんは、「#富山の本気」のハッシュタグで富山の美しい風景を発信。『doors TOYAMA』の連載企画「イナガキヤストの心に効く景色」もスタートし、イナガキさんが独自の視点で写真におさめた四季折々の絶景を紹介しています。

まずはイナガキさんが、地元・富山の景色を撮影するようになった意外なきっかけを教えてくれました。

連載「イナガキヤストの心に効く景色」

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「写真を始めたのは10年前。子どもが生まれて、成長する姿を残したいなと思ったのがきっかけです。最初の数年は家族や周りの人たちの写真を撮っていたのですが、2020年頃から、本格的に富山の風景を撮るようになりました。

コロナ禍で外出自粛が続き、思うように出かけられない、地元にも帰れない……という状況のなかで、僕に何かできることがあるか考えました。それで『せめて写真というかたちで、富山のすばらしい風景を見てもらえたら!』と、過去に撮った富山の写真を『#富山の本気』のハッシュタグを付けて、SNSに投稿したんです。するとその写真を見つけてくれたユーザーから、想像を超える反響があって、こうして自分の写真を通して誰かに楽しんでいただけることが、すごく嬉しかったです」 (イナガキさん)

続いて、実際に富山で撮影したお気に入りの絶景を紹介するコーナーへ。富山で生まれ育ったイナガキさんだからこそ知る、富山の魅力とは?

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「高岡市で撮影した『雨晴海岸(あまはらしかいがん)』。立山連峰と海越しの女岩は絶景スポットなので、剱岳の真上に太陽が昇った貴重な瞬間をシャッターにおさめました。海を挟んで標高3000メートル級の山々を望むことができる景色は、雄大で息を呑む美しさです」(イナガキさん)

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    富山の美しい風景写真を真剣に見つめる参加者のみなさん。

写真を通して見る、それぞれの“とっておきの富山”とは?

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さらに「#とやまへのとびら」のハッシュタグをつけて、参加者のみなさんにInstagramで事前投稿してもらった “とっておきの富山”の写真をご紹介。たくさんの応募のなかから、イナガキさんが特にグッときた写真ベスト3も発表されました。

【第3位】

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    3位に選ばれた受賞者の作品。「奥大日岳から撮影した剱岳です。10月に紅葉を見に登山した際に撮影した写真です。奥大日はかなり歩かないと行けない場所なので頑張って撮った甲斐がありました!」

「富山を代表する剱岳がすごくきれいに撮れていて、圧巻の写真ですね、紅葉のベストシーズンで天気もいい、とコンディションも抜群の1枚に仕上がっています。ちなみに、他県の人は分からないそうなのですが、富山県民はどこからでもすぐに剱岳を見つけられるという、あるあるもあります(笑)」 (イナガキさん)

【第2位】

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    2位に選ばれた受賞者の作品。「頻繁に富山に行くようになり、その道中で撮った1枚です。漁業が盛んな町だという水橋の田んぼなのですが、この田園風景がきれいで思わず撮影しました」

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    もともとイナガキさんの写真が好きで、ずっとファンだったそう。受賞の記念品は『富山の本気カレンダー』。「ずっと憧れのイナガキさんに写真を選んで評価してもらえて、うれしいです」

「富山の原風景である田んぼの奥に立山連峰がそびえ立っていて、これぞまさに富山! という1枚。水面に映る空の青さや雲のかたちもすてきですね」(イナガキさん)

【第1位】

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    見事1位に輝いた受賞者の作品。「今年の1月、岩瀬浜海水浴場で撮影した写真です。雪が降っていたので写真を撮ろうと思ったのですが、跳ねた波越しに見える立山連峰を撮ったらきれいなのではと思いつき、撮った1枚です。まさか1位をいただけるなんて……。極寒の中、岩間に立って15分くらいシャッターチャンスを待って良かったです!」

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    受賞記念品はイナガキさんのサイン入りの写真集『ぼくたちの大切な時間』。「またこれからも、写真を通して富山の魅力を引き出してもらえたら嬉しいです!」とイナガキさん。

「海と山が同時に見えるというのは、富山ならではの風景ですよね。最も富山らしい風景ということで1位に選んだのですが、ただ海と山が一緒に写った写真ではなく、波しぶきがポイント。冬の日本海の荒々しさや、壮大さを感じさせてくれます」 (イナガキさん)

富山を味わうならコレ! 名物・ます寿司を食べ比べ

  • 富山を味わうならコレ! 名物・ます寿司を食べ比べ-0

トークショーの後の交流会では、富山名物・ます寿司バーが登場! 2016年に日本橋にオープンし、首都圏情報発信拠点として、富山の魅力をお届けするショップ〈日本橋とやま館〉から取り寄せた10種類のます寿司がカウンターに並びます。

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    〈日本橋とやま館〉では、日替わりで仕入れたさまざまな、ます寿司を購入することが可能。今回は、丸龍庵、竹勘、せきの屋、今井商店、なかの屋、川上鱒寿し店、青山総本舗、千歳、高芳、高田屋、全10種類のます寿司をご用意。

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    長蛇の列ができるほど大好評だったます寿司バー。

色々な種類をお皿にのせる参加者のみなさん。「初めて食べたけどおいしい!」「富山出身でよく食べていたけど食べ比べるのは初めて。店によってこんなに味が違うなんて驚きです」と、盛り上がりを見せました。

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    店舗によって味わいやパッケージも、それぞれの個性が光るます寿司。「高田屋の『鱒の寿し』は、ジューシーな鱒ともちっとした米の旨みが相性抜群。酸味はあまり強くなくて、まろやかでおいしい。こうして食べ比べてみると、酸味や甘味も全然違って、奥深いなと思いました」という参加者からの声も。

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    生粋の富山県民であるイナガキさんに10種類のラインナップのなかから、推しの“ます寿司”を聞いたところ、「川上鱒寿し店」という回答が。「肉厚でジューシー。酸味が効いていて好みです。富山ではスーパーでも気軽に買うことができるので、富山県民はみなさんお気に入りのます寿司があるはずです」

さらにます寿司バーには、イナガキさんおすすめの富山県内の蔵元がつくる日本酒も。

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    (写真左から)富美菊酒造「Lovers純米吟醸」、林酒造「黒部峡」、桝田酒造「満寿泉 純米吟醸」、皇国晴酒造「幻の瀧」、三笑楽酒造「三笑楽 純米吟醸」の日本酒。

「今回は富美菊酒造、林酒造、桝田酒造、皇国晴酒造、三笑楽酒造の5つの蔵元を選びました。仕事で富山にあるいろいろな酒蔵に伺ったことをきっかけに日本酒が好きになって。つくっている人や場所によって本当に口当たりや風味も全然違うんです。飲み比べてお気に入りの1本を見つけていただけたら、うれしいです」 (イナガキさん)

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    「イナガキさんの美しい風景の写真を見て、富山に行ってみたくなりました。ます寿司も人生で初めて食べましたが、握り寿司や柿の葉寿司などとはまた違うおいしさがあって、直接富山に行っても食べたいです」

富山のます寿司と丹精込めて造り上げた日本酒の数々。富山ならではのグルメは、参加者の皆さんの胃袋も鷲掴みに。

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    交流会では、富山をきっかけに集まった参加者同士で、トークに花が咲きます。

「高岡市出身なので、今日は馴染みのある風景がたくさん出てきて懐かしかったし、やっぱりいい場所だなと実感できました。食や世界遺産など見所がたくさんあるので、ぜひ遊びに行ってほしいです」 と、参加者のなかには、富山ご出身の方も。富山に行ったことがある人もない人も、それぞれの「とやまへのとびら」を見つけることができたようです。

富山県の“いいもの”が当たる、大盛り上がりの抽選会!

イベントの最後には抽選会を実施し、会場は大盛り上がり。当選者には富山にまつわるプレゼントが贈られました。 抽選役には、なんと! 新田八朗富山県知事。

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    新田知事のサプライズ登場に、会場は大きな拍手に包まれました。

「富山県には、豊かな自然や文化に育まれてきた食やものづくりなど、みなさんに知っていただきたい魅力が、まだまだたくさんあります。訪れる季節によっても、さまざまな楽しみ方ができるので、こうしたイベントを通して、より富山を身近に感じ、このご縁を大切に、今後とも富山に関わっていただけたら、とてもうれしいです」

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    和やかな雰囲気のなか、抽選会がスタート。「当たりますように!」とわくわくした様子で、抽選を見守る参加者のみなさん。

当選者への景品は、〈日本橋とやま館〉から取り寄せた富山ゆかりの品々。工芸品や調味料セットなどが贈られました。

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    景品のひとつに、豊かな海と山に恵まれた風土や、地域独自の食文化、職人の技に育まれる富山の幸の数々をお届けする「越中富山 幸のこわけ」も。

こうして大盛況のなか、幕を閉じた『doors TOYAMA』オープニングイベント。 参加者の方からは「ます寿司と富山の日本酒で、都内にいながら富山を満喫しました」「イナガキさんが撮った富山の風景がすごくきれいで、直接見に行きたいと思いました!」と、うれしい声が上がりました。

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    最後に参加者のみなさんと記念撮影。

『doors TOYAMA』では、海の幸や山の幸、美しい景色、昔から受け継がれるデザインプロダクト、心にも体にも、社会にも良好なウェルビーイングな場など、まだまだ知られざる富山の魅力をたくさん発信していきます。各公式SNSアカウントもぜひフォローしてみてくださいね。

credit text:大西マリコ photo:黒川ひろみ


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