紅ズワイガニを味わう！富山駅から30分で行く新湊大橋と内川散策の日帰り旅

富山湾を一望できる日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」。全長3.6kmにおよぶ壮大な姿は、車で通過するだけでも爽快感たっぷり。橋の上からは、日本海や立山連峰、能登半島が一望でき、青空に映える白い橋は、写真撮影スポットとしても人気。ドライブの途中に立ち寄りたい絶景名所です。
写真は、奈呉の浦大橋から撮影したものです。

「海の貴婦人」と呼ばれる帆船・海王丸が停泊する海王丸パーク。新湊大橋と帆船が並ぶ景観は、富山を代表する絶景のひとつです。海王丸パークは、「恋人の聖地」と呼ばれており、「幸せのベル」と呼べれるタイムベルには、不思議なパワーがあるとされています。
春から秋にかけて、年10回ほど帆を一斉に広げる「総帆展帆」も実施され、その美しさは圧巻。散策や撮影にもぴったりのスポットです。

新湊漁港名物の「昼セリ」は、日本でも珍しい昼間に行われるセリ。きっときと市場で受付を済ませたら、セリ場の2階へ移動し、見学スペースから漁師や仲買人の威勢のいい掛け声を間近に感じられます。ズラリと並ぶ新鮮な魚介が次々と競り落とされていく光景は迫力満点。漁港ならではの活気を体感したい方におすすめです。
また、富山湾の宝石と呼ばれる白エビや紅ズワイガニをはじめ、旬の味覚が並び、場内ではお寿司や海鮮丼などを味わえる食事処も充実しているので、買い物やグルメも楽しめます。

冬の味覚・紅ズワイガニを気軽に味わえる「新湊かに小屋」。漁港に隣接した食事処で、茹でたて熱々のカニを豪快に堪能できます。水揚げされたばかりのカニは身がぎっしり詰まり、甘みとジューシーさが格別。カニバサミを片手に思い切り食べ尽くす体験は、旅の醍醐味そのものです。冬の新湊を訪れたら外せない人気スポットです。

“日本のベニス”とも呼ばれる内川は、川沿いに昔ながらの町家や造船所が並ぶ情緒あふれるエリア。川に架かる橋の数はなんと13本、それぞれに個性があり散策の楽しみを添えてくれます。漁師町らしい生活感と静かな水辺の景観が調和し、のんびり歩くだけで心癒される場所。写真撮影にも人気で、旅の思い出作りにぴったりです。

内川沿いに佇む古民家カフェ「六角堂」。
大正時代の建物を活かした店内は、木の温もりとレトロな雰囲気に包まれています。窓からは川面が広がり、ゆったりとした時間が流れる特等席。ハンドドリップのコーヒーや自家製スイーツを味わいながら、散策のひと休みに最適です。水辺を眺めつつ過ごす贅沢なひとときが楽しめます。

新湊で100年以上続く老舗の餅専門店。毎朝つきたてのお餅を仕込み、素朴でやさしい味わいの商品を届けています。人気の串だんごは、香ばしいきな粉がたっぷりで、どこか懐かしい味わい。添加物を使わない安心の一品です。売り切れ次第終了となるため、立ち寄りの際はぜひ早めにチェックしてみてください。

夕暮れ時に通過する新湊大橋は、昼間とはまた違った美しさ。富山湾に沈む夕日や、ライトアップされた橋の姿が幻想的な雰囲気を演出します。ドライブしながら眺める景色は、旅の締めくくりにふさわしい感動的な瞬間。海王丸や内川散策で過ごした余韻を胸に、夕景の橋を渡る時間は新湊旅のハイライトとなるでしょう。