富山・岩瀬の１泊２日旅～絶景、グルメ、歴史・文化を一気に楽しむ～

旅の始まりは、富山駅から徒歩10分の「富岩運河環水公園」！富岩運河を囲むように広がる富岩運河環水公園は、街なかの緑美しい水辺空間。
公園のシンボルとなっている、運河にかかる天門橋両端にある展望塔からは、環水公園全体とともに美しい立山連峰も眺めることができます。
富岩水上ラインの出発まで、公園内散策で爽やかにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか！

運河クルージングから旅はスタート。水上から眺める風景や心地よい風が、特別な時間を演出します。途中には中島閘門（なかじまこうもん）など運河沿いの見どころも多く、移動中も楽しめます。
船に揺られて目的地の岩瀬エリアに向かいます。
※岩瀬カナル会館行きは、①10:10発、②13:20発の２便になります。

富岩運河水上ラインの発着場所である岩瀬カナル会館。ここには観光情報や※レンタルサイクル（普通自転車（1日500円）、クロスバイク（1日1,000円））がそろっているので、岩瀬まち散策のスタート地点に最適です！ カナルは、運河という意味。 館内には、海の幸を使ったパスタやピザが人気のレストランやおみやげもそろっています。
※レンタルサイクルの貸出時間は９：００～１６：００まで。

ノスタルジックな古い町並みが今も残る岩瀬エリア。江戸時代初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えてきました。土蔵や廻船問屋が建ち並ぶ大町通りや海が見える美しい街並みは散策にぴったり。川岸を背に明治期に建てられた家屋が多く残っており、当時の趣のある雰囲気を存分に残しています。
岩瀬カナル会館で手に入れる「岩瀬まち歩きマップ」には、お散歩にピッタリの見どころ情報が満載。
マップ片手に岩瀬のレトロな街並みを、思う存分楽しみましょう。

Piatto Suzuki Cinque（ピアットスズキ チンクエ）は、北前船の港町として栄えた街並みが残る、富山市岩瀬エリアにあります。
地元富山の豊かな食材を活かした料理、そしてお食事に合う地元のお酒もご用意し、富山の恵みを本格イタリアンとして楽しめます。

お子様連れのご家族も、本物志向の美食家も、どなたでもリラックスしてお食事を楽しめる心地良い空間です。

ガラス作家の安田泰三さんの作品が揃うギャラリショップ「Taizo Glass Gallery」。安田さんはイタリアガラスの技法で、レースガラスやモザイクガラスを用いたガラス作品を生み出す作家さんです。繊細なガラス作品は、器や照明など暮らしのなかに置きたくなるものが多く、どれもうっとりする美しさを持ち合わせています。作品は販売（オーダーメイドも受付）しているので、ぜひお気に入りを見つけて、富山の思い出とともに安田さんのガラス作品を暮らしの中に取り入れてみてくださいね。

国登録有形文化財に登録されている「馬場家」は、江戸後期から活躍した北前船主・廻船問屋の家です。当家は「岩瀬五大家」の筆頭に挙げられ、北陸の「五大北前船主」のひとつにも数えられています。江戸時代の豪商の暮らしを感じられる建物や庭園は、歴史好きにはたまらない空間です。細やかな建築の美しさや文化の深さに触れながら、じっくりと散策するのにぴったりのスポットです。
当住宅は明治6年の東岩瀬の大火の後、以前の部材を用いて建てられたといわれています。東岩瀬町の中でも最大規模の住宅で、長さ30メートルのトオリニワ（屋内通路）や、33畳ものオイ（広間）など見どころも多いです。
主屋のほかに、前蔵・壱番蔵・弐番蔵・米蔵・西門・西塀も現存し、廻船業が盛んであった頃の面影が残っています。

「旧馬場家住宅」の米蔵を改装したブルーパブ。
店舗と醸造所を併設し、フルーツや酒粕などを使ったここでしか味わうことができない限定ビールを含む常時９種類のクラフトビールを揃えています。
チェコ出身のコティネック・ジリさんが醸造する本場仕込みのビールと共にメツゲライ・イケダが作るKOBO Brew Pubオリジナルソーセージなどのフードも楽しむ事ができます。

岩瀬で日本酒造りを手掛ける「桝田酒造」の代表酒「満寿泉（ますいずみ）」をはじめとする銘酒の飲み比べができる施設。
飲み比べができるお酒は常時100種類以上を揃え、自分でセラーから好きなお酒を取ってきて注いで飲むスタイルです。
自分のお気に入りのお酒を見つけて、至高の時間を楽しんでくださいね。

港町の風情溢れる岩瀬で、2020年1月にオープンした「GEJO」。料理から鮨まで、型にはまらない逸品揃いのおまかせコースを楽しめます。県内の名店での修行を経て、フランス・ブルゴーニュ、ブルガリアなど世界各地で経験を積んできた若き店主。料理に使用するのは富山の新鮮な魚をはじめ、すべて自分の目と舌で納得した厳選素材です。

世界中で得た技法やアイディアを自由に取り入れ、唯一無二の味わいに仕上げます。岩瀬の銘酒「満寿泉」やシャンパーニュ、ワインなど、お酒と共にゆっくりと堪能できる注目店です。海沿いのレトロな街並みを散策した後は、富山の美食と美酒に酔いしれるひと時が待っています。

江戸時代から代々続いてきた薬屋で、売薬一家の思い入れが詰まった古民家です。ここは、かつての売薬「ヤマキ」から、泊まれる資料館「山キ」へと生まれ変わりました。富山の売薬の歴史を感じながら、ゆったりと1泊してみませんか。
趣のある寝室では、売薬の伝統を感じながらゆったりくつろげるベッドがあります。
一日の終わりに、心も体もほどける安らぎの空間です。

宿で朝ご飯を食べる前に朝散歩へ！
こちらは、海と山、ふたつの眺望が一緒に楽しめるとっておきのスポットです。立山連峰のアルプスの素晴らしい景観、白砂青松100選に選ばれた美しい「古志の松原」も間近で堪能することができる海水浴場です。

早朝の爽やかな空気に触れながら、海×山×朝日の幻想的な光景を楽しみましょう！

らせん階段をぐるぐると登ると、目の前に広がる富山港や岩瀬の素晴らしい町並み！
富山港に面した海沿いに建つ、地上から24.85mの展望台、「富山港展望台」です。

ユニークな形の外観は、琴平神社に建てられた「常夜燈」をモチーフにしています。琴平神社の境内にある「常夜燈」は、北前船の時代には燈台の役目を果たしていたと言われています。船の安全と港の繁栄を願ってこのデザインになりました。

展望台内に常設されている双眼鏡をのぞけば、晴れた日には立山連峰や遠く能登半島の景色も一望できます。素晴らしい景色と共に、ゆったりと雄大な海を眺める時間はいかがでしょうか。

「ととやま」には、農産品・水産品・菓子類・工芸品・地酒・くすり等をはじめ、県内のスイーツ、注目の新商品など勢揃い！
ぜひ旅の思い出を彩るお気に入りのお土産を探してみてください。