地元民おすすめ!富山県の美味しい「うどん屋」はココだ!
富山県といえば海鮮が有名ですが、実は日本三大うどんに挙げられることもある「氷見のうどん」をはじめ、もつ煮込みうどんやカレーうどんなど、こだわりの「うどん」が楽しめる名店が数多くあります。
地元の人々に長年愛される老舗から、本当は秘密にしたいお店、お土産におすすめのうどんまで、富山で本当に美味しいうどんが味わえるお店を、ふぉとやまライターに聞いてみました。
「糸庄 本店」富山名物もつ煮込みうどんの超有名店【富山市】
私、ゆうへいのおすすめは、糸庄のもつ煮込みうどんです。
テレビやネットなど数多くのメディアでも取り上げられ、有名人もたくさん来店している老舗のうどん屋です。
いつ食べても絶品!ふとしたときに食べたくなる、富山県民としても推しのうどん屋で、富山のソウルフードと呼ばれていることにも納得です。
特におすすめは、本店のカウンター席。目の前でぐつぐつ煮立っていくところが見られて、美味しさをより実感できます。
※糸庄の店舗は富山市のアピタ店、高岡店もあります。
人気店なので、食べに行く方は待つ覚悟で行きましょう!ちなみに2025年1月の月曜日14:30頃に行ったときでさえ、食べられるまで30分強かかりました。
手軽に食べたい人は、店頭の自販機や店内でお土産用も販売もしているので、活用することをおすすめします。
糸庄 本店
住所:富山県富山市太郎丸本町1-7-6
営業時間:11:00〜15:00 (LO) 15:30閉店 / 17:00~22:00 (LO) 22:30閉店
定休日:火曜日・第1、3水曜日 (火曜日が祝日の場合は営業。翌日水曜日休業日)
※営業時間・定休日は変更となる場合があります。
「なか道」焼かない八宝菜風餡かけ焼うどん【富山市】
私、みかのおすすめするお店は「なか道(みち)」です。北陸自動車道・流杉スマートICから約1km。美味しいうどんが食べたくなったら、ぜひ一度足を運んでみてください!
イチオシの人気メニューは、「焼きうどん」・・・といっても、実際には焼かれていない「焼きうどん」です。
熱々で野菜がたっぷり入ったあんかけ焼うどん。あっさりとした味わいがクセになります。直径30㎝ほどの大きなお皿で提供されるので、見た目にも圧倒されますが、気がつけば完食してしまう美味しさでした。
もう一つのおすすめメニューは、冬季限定の「鍋焼きうどん」です。ビビンバ用の器を使用しており、食べ終わるまでぐつぐつとした状態で楽しむことができます。
お子様メニューや座敷席もあり、家族連れでも安心して楽しめます。「なか道」はランチタイムのみの営業ですが、土日は混み合うため、少し時間をずらして訪れるとスムーズに利用できるかもしれません。
なか道
住所:富山県富山市大島1-211
営業時間:11:30〜14:30(土日祝は15:00まで)
定休日:月曜日・火曜日
冬季限定メニュー:9月~5月のGWまで
「東条うどん」濃厚クリーミーなチーズカレーうどん、締めにご飯投入でリゾットに【富山市】
モニカこと太田和希が紹介するうどんは、富山市新庄町の「東条うどん新庄本店」。お店一押しの「東条カレーうどん」を注文した。
スープは自家製天然だしに30種類のスパイスをブレンド、生クリームを加えてクリーミーさを出しているのが特徴だ。
うどんのもちもちっとした食感へのこだわりがあり、手打ちの麺は圧力釜でゆでている。口にすると、たっぷり入った濃厚なチーズとカレーの出汁が太い麺にじっとり絡み合い、ずしりと胃に収まる。具材の甘辛くほろほろと崩れる豚肉が良いアクセントとなっており、箸が止まらない。
まろやかで食べやすい一方で、独自調合のカレースパイスが体にじんわりと浸透し、汗が吹き出てくる。うどん完食後には、ご飯を投入してリゾットにして締める。残り汁のチーズカレーに白米、少し背徳感を感じながら食べるこの鉄板の組み合わせは、美味いに決まっている。一度で二度楽しめる新感覚のカレーうどんは、ガッツリと食事をしたい時に思い浮かぶ病みつきの味わいだ。
東条うどん
住所:富山県富山市新庄町2-6-56
営業時間:11:30~14:00、18:00~21:00(LO 20:30)
定休日:火曜日
「鶴喜」ツルツルでもちもちの手打ちうどん【富山市】
私、nanacoがおすすめするのは「鶴喜」の天ざるうどんです。
富山駅から徒歩約10分のところに位置する老舗の手打ちうどん店で、職場から近く、「鶴喜のうどん、美味しいよ!」と先輩に入社間もない時に教えてもらいました。
手打ちのうどんは、ツルツルでもちもち、みずみずしい。「天ざるうどん」のつけダレは濃いめの味付けですが、みずみずしいうどんをつけて食べると最後までちょうど良い濃さで楽しめます。
うどんの量はボリュームが多く、1人前を食べると満腹感がすごいです。あまり量を食べられない方は、値段はそのままですが、うどんの量を少なめにすることもできます。
海老天も大きく衣の中にしっかり身がつまっています!
日曜定休、ランチタイムのみ営業です。平日の昼間は近隣で働く人で満席になるので、少し待つことも想定して行くことをおすすめします。
鶴喜
住所:富山県富山市新桜町6-2
営業時間:11:30〜14:00
定休日:日・月・祝日
「手延うどん田舎」氷見のうどんを使用!極上もつ煮込みうどん【小矢部市】
私、曽我美穂のおすすめは小矢部市にある人気店「手延うどん田舎」の「もつ煮込みうどん」です。
主役のもつはやわらかくて食べやすく、量もたっぷり入っています。うどんは富山の名産、氷見うどんを使っています。
太めの麺に、汁の旨味がしみ込んでおり、食べるたびに幸せな気持ちになりました。もつとうどん以外の具材も充実しており、えびの天ぷら、富山らしい赤かまぼこ、長ネギなどの野菜が入っています。もつの量と共に感動したのが、野菜の多さ。たくさん食べられるので、満足感も抜群です。この煮込みうどんは熱々の鍋に入っているので、最後まで温かい状態でいただけます。夏は、汗をかきながら食べるのがとても美味しく、冬は身体を芯から温めてくれます。季節ごとに食べたくなる味です。
お店の横には24時間営業の自動販売機があり、冷凍の「もつ煮込みうどん」を購入できます。私も買って帰り、野菜を中心に好きな具材を追加して、お店と同じ味を堪能しました。富山市や金沢市にも店舗があるため、小矢部が遠いと感じる方はぜひお近くの店舗へ足を運んでみてください。
手延うどん田舎(おやべ店)
住所:富山県小矢部市岡158
営業時間:11:00~14:30、17:00~20:30
定休日:月曜、水曜の夜
「氷見丼本舗 みきさん」氷見うどん3種の食べ比べ【氷見市】
富山県氷見市の名物のひとつ、氷見のうどん。
私、岡田真寿美が紹介するのは、氷見駅近くにある「みきさん」です。氷見のうどんが相盛りでいただけます。
能登から氷見にうどん文化をもたらしたと言われている「高岡屋」、氷見うどんの認知度No.1「海津屋」、そして「みきさん」の自家製うどんの3種が一つの皿で仲良く相盛りしています。
揚げたてサクサクの野菜の天ぷらがうどんの上に豪快にのってボリューム満点!出汁つゆには山かけが入っています。
コシが強い「海津屋」と、口当たりが優しい「高岡屋」、そしてちょっと太めの「みきさん」。うどんの食べ比べが楽しかったです。
「みきさん」は氷見とうどん愛に満ちた店主・堀野さんが一人で切り盛りしていらっしゃいます。氷見の友人曰く、地元のお父さん的存在なんだそうです。
帰り際「氷見に来てふるさとの味といえば「海津屋食堂」(中央町)の鍋焼きうどんだから!今度食べてみて!」と他店の情報も教えてくださいました。
漫画家の藤子不二雄(A)さんも愛した味だそうです。今度行ってみたいと思います。
氷見丼本舗 みきさん
住所:富山県氷見市本町16-9
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
「麺処よしだや」4種類の削り節をブレンドした出汁が美味しい本格手打ちうどん【氷見市】
私、shihoがおすすめするのは、富山県氷見市にある「麵処よしだや」です。
昭和25年創業の「吉田屋食堂(現 お食事処よしだや)」の3代目吉田和弘氏が平成20年に開店したお店です。
素材にこだわった「手打ちうどん」と旨味がぎゅっと詰まった「特製つゆ」が実に美味。4種の削り節から丁寧にとられた魚の「だし」から作った「つゆ」が、ほどよい弾力で喉越しの良いうどんに絡みつき、だしが浸みた具材を噛みしめるとじゅわっと旨味があふれ出します。
温かいのと冷たいの、どっちも食べられる麺類に加え、ご飯ものなどメニューも豊富。ごはんと麺のセットや定食が人気だそう。サクッと揚がった天ぷらや、さまざまな具材が入った冬季限定の鍋焼きうどんもおすすめです。
トッピングを選べるので、残ったつゆにご飯を足して雑炊風に、トッピングを別添えにして自分好みの食べ方で楽しむ常連さんもいる、まさに地元で愛される麺処。
是非だしが効いた絶品のつゆを余すところなく味わってくださいね。
麺処よしだや
住所:富山県氷見市諏訪野9-18
営業時間:11:00~14:30(LO 14:00)、17:00~20:00(LO 19:30)
定休日:日曜、火曜、木曜
「吉宗」濃厚スパイシーなカレーうどんの有名店!【高岡市】
私、にっしーがおすすめするのは高岡市にある「カレーうどん」の有名店「吉宗」です。
石川県に住んでいた頃から高岡に来る機会があると訪れていました。落ち着く古民家風の建物で創業50年以上の歴史があるとの事です。
入店前からカレーの良い香りに誘われて、注文したのはもちろんカレーうどん。大きな丼ぶりいっぱいに盛られておりなかなかの量です。
スパイシーなカレーは太めの麺と絡み、箸が止まりません。また、じっくり煮込んで味付けされた鶏肉とサッパリとしたネギもよいアクセントになり最後までペロリと食べられます。そして絶対にやりたいのは、“ご飯”を注文する事!
どのタイミングで食べるか、どの様に食べるかはそれぞれですが、カレーライスにしても完成された味で、うどんだけでお腹いっぱいなはずなのに食べられてしまいます。私はうどんを食べきって残ったスープにスープカレーのようにつけて食べました。オンザライスやリゾット風にして食べるのも美味しそうですね。
吉宗
住所:富山県高岡市宝町7-4
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00、(土・日・祝)11:00~20:00
定休日:月曜日・火曜日・年末年始
「お休み処・茶屋 まつや」世界遺産でいただく素朴なうどんセット【南砺市】
合掌屋根がノスタルジックな老舗お食事処「まつや」は、富山駅から車でおよそ1時間20分。私、中谷亮太がおすすめするのは、世界遺産「五箇山相倉(あいのくら)合掌造り集落」の中でいただける絶品うどんランチです。
五箇山といえば蕎麦が人気ですが、うどんも決して引けを取りません!関西風の薄味お出汁と共に素朴な丸麺がスッと喉を通り抜けると、身体がポカポカ温まります。付け合わせはもちろん、富山フードのアイコン「うずまきかまぼこ」。
イチオシは「てんぷらセット」。五箇山ならではの肉厚なお豆腐、そして豊富な山菜をサッと揚げた天ぷらの盛り合わせはまさにボリューム満点です。窓に面したカウンター席で、ゆったりと集落風景を眺めながらいただきます。
お土産コーナーも充実していて、集落での暮らしでも使われている編笠などユニークなアイテムが勢揃い。五箇山を訪れた記念にぜひお求めください!
お休み処・茶屋 まつや
住所:富山県南砺市相倉445
営業時間:9:00~17:00(食事:11:00~LO 15:30)
定休日:なし
「手打ちうどん どんたく」うどんに丼、定食メニューも豊富【南砺市】
「おいしいうどんが食べたい!」と思ったら、南砺市福光で25年愛され続ける「手打ちうどん どんたく」さんがおすすめです!
お店のコンセプトは「こころと心を結ぶ味」。
古民家風のぬくもりのある雰囲気と丁寧なおもてなしで、まるでわが家に帰ってきたような、あたたかい気持ちになれます。
店内には、小さな子ども連れのご家族から年配の常連さんまで、幅広い世代のお客さんが。お昼どきには行列ができるほど、地元で人気のお店です。
うどんだけでなく、丼や定食メニューも豊富で、何を選ぶか迷ってしまいます。
うどんは硬さや量も選べるため、お腹の空き具合に合わせてオーダーできるのが嬉しいポイント。
今回選んだのは、根強い人気を誇る「カツカレーうどん」。カレーと出汁がマッチしたつゆがカツにじゅわっとしみ、絶妙な味わいです!ボリュームも味も大満足の一品でした。
何度でも訪れたくなるような、あたたかさとおいしさを味わえる、ふぉとやまライター真理、イチオシのお店です!
手打ちうどん どんたく
住所:富山県南砺市福光91-5
営業時間:11:00〜20:30(L.O 20:00)
定休日:毎週水曜日・第二火曜日
【お土産】「美濃屋」の氷見うどんと美味しい食べ方!
富山名物のひとつである「氷見のうどん」を美味しく食べられるお店が、富山県には数多くあります!
また、自宅でも食べられるように、お土産用としても販売されています。
今回は、富山県民の私、鴨島大が自信をもってオススメする、お土産用の氷見のうどんの美味しい食べ方を紹介いたします!用意したうどんは、スーパー等でも購入できる「美濃屋」の氷見うどんです。お土産処だけでなく、スーパー等でも手軽に購入することができます。
食べ方は、冷やしぶっかけが一番のオススメです!
麺の茹で時間はお好みですが、表記されている茹で時間より短くすると、うどんのコシと喉ごしをより一層楽しむことができます。しっかりと冷水で締めた後、お好きな出汁、薬味、そしてこちらも富山名物である「とろろ昆布」をのせて食べてみてください!
暑い夏はもちろん、寒い冬でも喉ごしが良く、うどんの旨みを感じられる食べ方なので、是非試してみてください!
今回紹介したうどんMAPはこちら
今回、ふぉとやまライターの皆さんが紹介してくれたうどん屋の地図はこちらをご確認ください。今いる場所の近くにおすすめのうどん屋があるかもしれません。
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