世界ポスタートリエンナーレトヤマ-1

世界ポスタートリエンナーレトヤマ

日本で唯一の国際公募ポスター展!
富山県美術館で、世界のポスターデザインの最先端に触れよう。

自然や食のイメージが強い富山県ですが、アートやデザインをゆったりと鑑賞できる、美術館も魅力的なんです。
世界5大ポスター展のひとつであり、国内唯一の国際公募ポスター展でもある「世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」(略称:IPT2021)が、2021年7月10日(土)~9月5日(日)の期間中、富山県美術館で開催されています。



世界ポスタートリエンナーレトヤマ(IPT)は、1985年、前身の富山県立近代美術館での第1回展開催から数えて、今年で第13回目を迎えました。
世界の第一線で活躍するプロフェッショナルから学生まで、さまざまな国籍と世代の応募者から作品が寄せられます。富山で、世界のポスターデザインの最先端に触れることができる展覧会なのです。



コロナ禍でありながら、応募総数は世界64の国と地域からの全部門総計5,943点と過去最高となりました。
4月の1次審査で選ばれた入選作品に、審査員による招待作品を加えた約400点が紹介されます。
また、今回の自主制作部門のテーマは「INVISIBLE(目に見えないもの)」。ポスターという視覚のメディアに、現代ならではのさまざまな「INVISIBLE」の解釈が表現されています。



時代性や地域性が映し出されるポスターは、「時代や場所を映す鏡」ともいわれます。同時に、言葉を超えたコミュニケーションの手段でもあります。
富山に届けられたポスターという1枚の紙を通して、世界からのメッセージを感じとってくださいね。



会場である「富山県美術館」は、富山駅北口から徒歩約15分。広大な敷地をもつ環水公園のそばにあります。
「アートとデザインをつなぐ」をコンセプトに、世界的コレクションを新しい切り口やテーマ、見せ方で紹介しています。

ガラス張りの窓からは、雄大な立山連峰や、環水公園の素晴らしい景観を望めます。2021年4月、富山県美術館3Fにオープンしたレストラン「BiBiBi & JURULi -ビビビとジュルリ-」では、そんな景色を眺めながら食事やスイーツが楽しめますよ。

富山県美術館所蔵のアート作品にインスパイアされたメニューが揃い、企画展にあわせた限定メニューも登場。食材はとことん富山県産にこだわり、全 15市町村の生産者から取り寄せています。食器も富山の職人やメーカーが作った、メイドイン富山のもの。ただおいしいだけでなく、五感でアートを感じられますよ。

現在、「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」企画メニューとして、印刷でもおなじみの「CMYK」をテーマとしたちょっとマニアックな4色アイスを提供中。「CMYK」とはシアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)・ブラック(Key Plate)の4色を指します。カラー印刷のさまざまな色は、実はこの4色の掛け合わせでできています。色によって味も異なる「CMYKアイス」、ぜひ企画展と併せて楽しんでみては。



心躍るアートとデザインに触れられる富山県美術館。また、「世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」の会期中は、富山市内各所で協賛イベント「ポスターの街・とやま2021」も開催されています。
この機会にいろいろなポスターを観て、ポスターやデザインをもっと身近な存在として感じてみてくださいね。

※2021年8月時点の情報です。新型コロナウイルス感染症の影響により、営業日や営業時間の変更などが想定されます。最新の情報は公式サイトをご覧いただくか、施設などに直接お問い合わせください。


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