地域とふれあう、旅のかたち。"とやま農泊"のススメ ~海も山も楽しもう!~-1

地域とふれあう、旅のかたち。"とやま農泊"のススメ

富山県では"とやま農泊"として、県内における農泊の取組みを色々な側面から推進しています。
本記事ではそんな"とやま農泊"について、深堀りしていきたいと思います!

そもそも"農泊"って?

農泊とは、農山漁村地域に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のことを指します。

いわゆる「農家民泊」だけを指す概念ではなく、農山漁村地域全体で旅行者を受け入れ、その地域でしか体験できない「食事」、「宿泊」、「農林漁業体験」を提供する旅行形態が農泊です。通常の旅行とは異なり、地域の深いところまで堪能できるのが農泊なのです!

農泊は農山漁村における「しごと」を作り出し、持続的な収益と地域に雇用を生み出し、農山漁村への移住・定住も見据えた関係人口創出の入口となるものです。そんな農泊を富山県では"とやま農泊"として推進しています!

 

富山県農泊推進ネットワーク会議について

富山県は海と山の距離が近く、一度に海も山も楽しめるのがとやま農泊の強みです。
そんなとやま農泊の推進を目的として、県では2022年8月、「富山県農泊推進ネットワーク会議」を設立しました。
県内で農泊に取り組む地域はもちろんのこと、観光団体、市町村など多くの方々に参画いただき、一体となってとやま農泊を推進しています!

本ネットワーク会議にご参加いただける方々について、引き続き募集しております。農泊に関する情報の共有や、地域の情報発信や旅行会社へのPRなど、色々なお手伝いができます。ご興味のある方は、下記リンクを覗いてみてください!

県農泊ネットワーク会議のこれまでの取組みについて

富山県農泊推進ネットワーク会議はこれまで、①会員の連携強化・農泊の裾野拡大、②地域の魅力向上・強化、③誘客促進を目的として、様々な取組みを実施してきました。
 

会員の連携強化・農泊の裾野拡大
県農泊ネットワーク会議へ加入する地域の連携強化や裾野拡大を目的とし、会議・意見交換の実施や加入地域や会員の増加に取り組んできました。

②地域の魅力向上・強化
地域で農泊に取り組む方々のスキルアップを目的として、各種研修や先進地視察を実施したほか、地域の魅力向上を目的として、共通ロゴマーク「のうはくん」を策定しました。

③誘客促進
ホームページやパンフレットによる情報発信、ツーリズムEXPOジャパンに出展し、とやま農泊のPRや旅行会社との商談を行ったほか、ノベルティグッズの制作、富山県のふるさと納税(ワクワクとやま応援寄附金)への返礼品登録などにも取り組んできました。

 

"とやま農泊"を体験してみよう!

県農泊ネットワーク会議に加入し、農泊に取り組む団体を以下で紹介しています。
"とやま農泊"を体験したい方は、ぜひ各地域へお越しください!!
 

  • カニ競りの見学もできます!

    アルベルゴ・ディフーゾ新湊を拓く会

    シロエビ、ベニズワイガニなど天然の魚介類と湊町の情緒が魅力の農泊地域。シロエビ漁体験やカニ競り見学など、漁師町ならではの魅力を体験できます。
     
    新湊観光ポータルサイト
  • 城端地区活性化協議会(水と匠)

    城端地区活性化協議会(水と匠)

    全国的にも珍しい”お寺ステイ"ができる農泊地域。お寺の研修道場を改築した宿泊施設に滞在しながら、農業体験だけではなく、仏教講座、お茶のお稽古等、ユニークで歴史を感じられる体験ができます。

    杜人舎HP
  • 黒部の里山ふせんたん

    黒部の里山ふせんたん

    山菜狩りや田植え稲刈りなどはもちろん、郷土料理作りやそば打ち体験などの農村体験が可能です。海も山も近いので、どちらも好きな方におすすめです!

    黒部の里山ふせんたん
  • 山田地域都市農村交流協議会

    山田地域都市農村交流協議会

    富山市中心部から車で40分も走ると、日本の原風景を思わせる里山が広がっています。少し山を上がれば県内随一の絶景、富山平野&富山湾の大パノラマが楽しめます。

    山田地域都市農村交流協議会
  • とが宿泊体験推進協議会

    とが宿泊体験推進協議会

    利賀は標高400~700mに集落が点在する山村です。面積の97%が森林という自然に囲まれた地域で暮らしてきた人の営みを体験できます。

    ホットナビ利賀
  • エコビレッジ立山村

    エコビレッジ立山村

    立山連峰の麓にある田園農村には、個人の創意と工夫によって営まれる農家・商店・工房・飲食店・宿が点在しています。自然豊かな環境で営まれるユニークな暮らしの一端を体験できます。

    エコビレッジ立山村
  • 一般社団法人とやまのめ

    一般社団法人とやまのめ

    ここでは、地元の人々との温かなふれあいや、同じ時間を共有する仲間との出会いが待っています。
    囲炉裏を囲んで語らい、昔ながらの暮らしを体験しながら、人と人とのつながりを感じるひとときを。

    古民家とやまのめ
  • 氷見市宿泊体験推進協議会

    氷見市宿泊体験推進協議会

    氷見市は、農業・漁業を中心とした街で、特に日本海側有数の漁港を有するなど、漁業が盛んです。12月から2月にかけては、富山湾の王者・ブリ漁が最盛期を迎え、「ひみ寒ブリ」はその名を知られています。

    氷見市宿泊体験推進協議会
  • 五箇山合掌の里活性化協議会

    五箇山合掌の里活性化協議会

    五箇山は豊かな自然や農業だけではなく、歴史、文化や生活習慣も体験できる農泊地域です。世界文化遺産に登録された合掌造りに宿泊もできます。

    五箇山合掌の里
  • 魚津市農泊推進協議会

    魚津市農泊推進協議会

    海を拠点とした"渚泊"を提供する地域。魚市場の見学や海沿いのサイクリングなど、様々な海のアクティビティが楽しめます。

    魚津渚泊

Column

"とやま農泊"体験レポ-1

"とやま農泊"体験レポ

実際の体験レポートもご覧ください!

富山市山田地区での農泊の様子

”とやま農泊"の様子を動画でも!

少しだけとやま農泊の様子を動画でもご覧ください♪

ふるさと納税返礼品【とやま農泊宿泊チケット】について

県内の対象宿泊施設で利用ができる「とやま農泊宿泊チケット」を富山県のふるさと納税、【ワクワクとやま応援寄附金】の返礼品に登録しました!1万円の寄附につき3,000円分のチケット1枚が返礼品となっています。1回の宿泊で、おひとり様何枚でも利用可能です。さとふるをはじめとした各ふるさと納税ECサイトより納税ができますので、富山県外の方はぜひご検討を、県内の方も県外のお知り合いにご紹介ください!
 

共通ロゴマーク【のうはくん】

県農泊ネットワーク会議では、"とやま農泊"の統一的なイメージの浸 透やPR を図るために共通ロゴマーク、通称「のうはくん」を策定しました。これまで、「のうはくん」をあしらったグッズ等を制作し、"とやま農泊"の認知拡大に努めてきました。知名度はまだまだ低いですが、これからどんどん表に出て行ってもらいたいと思います。「のうはくん」のことをどうぞよろしくお願いします!

※共通ロゴマーク「のうはくん」のご使用については、下記リンクをご覧ください。

おわりに

富山県農泊推進ネットワーク会議は、魅力的な"とやま農泊"を推進するべく、今後も様々な活動に取り組み、情報発信していく予定ですので、またチェックしてみてください!

お問い合わせ先:富山県農村振興課(076-444-3380)またはグリーンツーリズムとやま(076-482-3161)

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