【うみとやま】【番外編】シーズン到来!氷見でブリ料理が食べられるお店を紹介-1

シーズン到来! 氷見でブリ料理が食べられるお店をご紹介

冬の富山湾を代表する味覚といえばブリ。なかでも氷見近海で獲れた「ひみ寒ぶり」は、全国的にも有名なブランド魚です。シーズンになると氷見市内の飲食店や旅館ではブリを使ったメニューが提供されはじめ、町全体が活気づきます。

氷見にブリを食べに行くなら今!

実は氷見で獲れたブリすべてが「ひみ寒ぶり」というわけではありません。氷見魚ブランド対策協議会がブリの大きさ・数量・形などを見て、本格的な氷見のブリシーズンが訪れたことを判断すると「ひみ寒ぶり」宣言を行います。そして宣言期間中に水揚げされた、6kg以上のブリが「ひみ寒ぶり」として出荷されるのです。

例年11月末頃に宣言が出され、翌年2月上旬頃に終了が発表されますが、宣言が出ていなくても、十分に脂がのった美味しいブリがいただけます。

ブリは旬が短いからこそ、美味しいタイミングを逃せません! シーズン真っ盛りの今こそ行きたい、とっておきのブリ料理が食べられるお店ご紹介します。

漁港併設の食堂ならではの鮮度とボリューム

とにかく新鮮なブリを堪能したいなら「魚市場食堂」へ。お店があるのは、なんと氷見漁港の競り場から数メートルの場所。競り落とされたばかりの魚介が運ばれ、その場で調理されるので、鮮度の良さは折り紙付きです。漁師さんや仲買人さんたちも食堂を利用するため、営業は早朝の6:30スタート。テラスから朝競りの様子を眺めることもできるので、ちょっぴり早起きして訪れたいお店です。

ブリの切り身をあふれんばかりに盛り付けた「寒ぶり丼」は、漁師町らしい豪快さを感じる一品。運ばれてくるその姿にも思わず驚きの声がこぼれます。ボリュームがありますが、ブリの刺身と炙りを両方味わうことができるので、最後まで飽きることなくいただけます。ほかにも刺身やしゃぶしゃぶなど、ブリが水揚げされる時期にしかないメニューが揃う「魚市場食堂」。漁港の活気ある雰囲気とともに、ブリを満喫してくださいね。

ブリの美味しさを、余すことなくコースで堪能

氷見ならではのブリ料理を楽しむなら「割烹 しげはま」へ。氷見漁港からは歩いて10分ほど。大通りから外れた場所にある隠れ家のような佇まいのお店ですが、著名人のサイン色紙がずらりと飾られた店内から人気ぶりが伺えます。ブリが水揚げされる期間しか味わえない「鰤コース料理」は、まさにブリづくしのコース。味噌仕込みのブリ大根、ぽん酢でいただくブリしゃぶなど、一品一品ブリの食感や味わいの豊かさに驚かされます。

コースのなかでも、ブリの身以外を使った料理が珍しいと評判です。エラは丁寧に血抜きし、サクサクとした食感の唐揚げに。内臓や皮も、美味しく食べられる工夫が凝らされていて、「質の良い氷見のブリを余すことなく楽しんでほしい」と店主の一宮さんは話します。地元で親しまれてきた伝統の調理法を大切にしつつ、長年の試行錯誤を経て完成させた、まさにここでしか食べられない味。12月〜1月は特に混み合うので、予約必須ですよ。

※2021年12月10日時点の情報です。新型コロナウイルス感染症の影響により、営業日や営業時間の変更などが想定されます。

 また漁獲状況により、提供メニューが変更となる場合がございます。最新の情報は公式サイトをご覧いただくか、施設等に直接お問い合わせください。

ひみぶりフェア

富山湾の冬の王者「氷見の寒ブリ」。

ぶりの刺身、ぶりしゃぶ、ぶり大根、焼き物、寿司など、今年の冬は氷見のぶりづくし料理を堪能してください!

ひみぶりフェア参加店(市内の旅館、民宿、ホテル、割烹、寿司店、居酒屋)では、氷見ならではのブリ料理が食べられます。


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