一度は訪れたい。四季で巡る富山の絶景。-1

一度は訪れたい。四季で巡る富山の絶景。

信仰と畏敬の対象でもある雄大な立山連峰をはじめ、豊かな自然に恵まれている富山。ひと目見たら忘れられない、訪れた人たちの心に強く印象付ける絶景スポットが数多くあります。心躍る春の桜から始まり、涼を感じる青々とした夏、目にも鮮やかな紅葉の秋、神秘的な白銀の冬まで、四季折々の美しさをご紹介します。

※今回の「絶景特集」のご掲載写真は令和5年2月の1か月間に一般の方より募集をしました「とやまビューポイント」などを集めた「1度は見てほしい!富山の絶景写真Instagramキャンペーン」で投稿をいただいたお写真の中から選定をしてご紹介をしています。

富山の春

厳しい冬を超え、ホタルイカやシロエビの漁の解禁とともに感じる春の訪れ。各所で咲き誇る桜の美しさはもちろん、雪の残る山々とのコントラストを楽しめるのも富山の春の魅力です。チューリップや菜の花など、春の花々と桜の共演も見逃せません。

● 松川遊覧船  (富山市)

かつて富山城を守った「神通川」のなごりの川である「松川」。市街地の真ん中に流れている小さな川の両岸には、530本のソメイヨシノが植えられています。遊覧船でゆったりとくぐる「日本さくら名所100選」にも選ばれる桜のトンネルは、まさに息をのむ美しさ。

● あさひ舟川「春の四重奏」  (朝日町)

残雪美しい北アルプスの山々と船川べりの桜並木、チューリップ、そして菜の花が彩る、春の風物詩。船川の両岸1,200mにわたって280本ものソメイヨシノが咲き誇ります。近隣イベント、チューリップの絨毯が広がる「入善フラワーロード」も是非ご一緒に。

● 富山城址公園  (富山市)

富山の中心地にあり、広大な敷地に富山城の城跡が公園として整備されている市民の憩いの場です。メインシンボルでもある富山城の見事な石垣に、美しい桜が揺れるコントラストは見どころのひとつ。お花見を楽しむ人たちでも賑わう人気のスポットです。

● 富山縣護国神社  (富山市)

富山市の中心市街地近くに位置し、お花見の時期には多くの人で賑わいます。境内にある何本もの桜が咲き乱れる姿は、神聖な雰囲気と相まってより神秘的に。天気に恵まれれば、鳥居の向こうに見える立山連峰と桜を一緒に写すシャッターチャンスがあるかも。

● 魚津総合公園(みらパーク) (魚津市)

「富山さくらの名所50選」「富山の名勝百選」に指定されており、ソメイヨシノやサトザクラなど約350本の桜を楽しめる名所。海沿いエリアのレジャーパークとしても親しまれていますが、2019年立ち上げの新たなプロジェクトでさらに関心を集めています。

富山の夏

青い空と夏の新緑のコントラスト。富山の夏は、抜けるような美しい自然美を堪能しましょう。山々を覆っていた雪も解け、登山ルートの開通など賑やかになる季節。湖や川、田んぼといった、目からだけではなく音や肌で涼を感じられることも醍醐味です。

● 黒部峡谷  (黒部市)

日本三大渓谷、そして日本の秘境100選のひとつでもある黒部峡谷。北アルプスに深く刻まれた日本有数のV字型の谷には、手つかずの大自然が広がります。4月中旬にはトロッコ電車も運行しているので、窓のない開放的な車中から涼風と絶景を楽しみましょう。

● 世界遺産 五箇山 相倉合掌造り集落  (南砺市)

「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋がたち並ぶ相倉合掌造り集落は、五箇山の歴史的風景を残す貴重な集落です。夏の青田とともに今なお人々が暮らす風景は、どこか懐かしく美しい日本の原風景そのもの。季節ごとに行われるライトアップもおすすめです。

● 東山円筒分水槽  (魚津市)

東山地区の3つの用水に公平に水を分配するための円筒分水槽ですが、近年、その美しさから観光スポット、パワースポットとして訪れる人の姿も。円筒から溢れる水の落差がこれだけあるものは珍しく、“日本一美しい”とも評されている今注目のスポットです。

● 神通峡  (富山市)

県定公園にも指定され、県内有数の景勝地でもある「神通峡」。富山市を流れる神通川の流れと雄大な山並みによって、約15㎞にわたる美しい峡谷が造られました。橋や展望台からの眺望は素晴らしく、エメラルドグリーンに光る渓谷の自然美に魅せられます。

● 白木峰  (八尾町)

岐阜県との県境にあり、標高1,596mでありながら高山植物の宝庫でもあります。頂上では間近に見える金剛堂山以外に視界をさえぎる山がないので、周囲はもちろん富山湾、能登半島まで見渡せる大パノラマを楽しんで。夏は可憐なニッコウキスゲも見頃に。

富山の秋

青々としていた田んぼが、実り豊かな黄金色に揺れる季節。立山をはじめ、富山の山々も鮮やかに染まり訪れる人たちの目を楽しませてくれます。標高の高い山頂部では冠雪が見られることもあり、紅葉と重なり合うこの時期ならではの絶景が見られることも。

● 黒部峡谷  (黒部市)

周囲の山々の頂から黒部川まで、三段染め、五段染めともいわれる圧巻のパノラマを楽しめる紅葉シーズン。初雪の時期には冠雪、紅葉、裾野の緑が美しく重なり合います。トロッコ電車から望める紅葉名所、「錦繍関(きんしゅうかん)」もお見逃しなく。

● みくりが池  (立山町)

みくりが池のある室堂平は、立山三山を望む絶好のロケーション。周囲の3000メートル級の山々が色鮮やかに染まり、静かな湖面を美しく彩ります。9月中旬には高山植物であるタカネナナカマドやチングルマも色づき始めるので、心癒されながら散策しましょう。

● 世界遺産 五箇山 相倉合掌造り集落  (南砺市)

輝かしい黄色、橙色が山を染め上げ、たわわに実った稲穂が揺れる秋の里山の風景が広がります。紅葉が終わる頃には山頂付近で初の冠雪が見られることもあり、青空と山を覆う雪、紅葉の三段染めという貴重な風景を目にすることができるかもしれません。

● 神通峡  (富山市)

鮮やかな紅葉と深く透き通った川、切り立った岩肌のコントラストが映える秋の神通峡。雪解け水が激流となり、V字型にするどく切れ込んだ造形の「片路峡(かたじきょう)」はひと際ダイナミックな見所のひとつで、人気の紅葉スポットとしても有名です。

富山の冬

雪国でもある富山の冬は、今まで見てきた景色もその様相をガラリと変えます。雪化粧をまとった山々に、薄氷を張った川、雪明かりの中ぼんやりと灯る家々の明かりも、訪れた人たちに非日常感を与えてくれます。風情漂う冬の絶景をお楽しみください。

● 世界遺産 五箇山 相倉合掌造り集落  (南砺市)

かつては秘境といわれた豪雪地帯。絵葉書などでも描かれるように、深い雪の中にたたずむ合掌造り集落はとても神秘的です。夜のライトアップでは白銀の世界に家屋のやわらかな灯が浮かび上がり、さらに幻想的な風景に。非日常感のある絶景を味わえます。

● 庄川峡遊覧船  (砺波市)

県定公園にも指定されている庄川峡。冬本番の雪に覆われた庄川峡は、まるで水墨画を思わせる大パノラマが広がっています。おすすめは小牧ダム付近から庄川峡を周遊する観光遊覧船。暖かい船内から眺める雪景色と湖面のコントラストは眼福の一言です。

● 富岩運河環水公園  (富山市)

富山運河を囲むように広がる富岩運河環水公園は、水と緑が豊かな都会のオアシス的空間です。ロマンティックな雰囲気を味わえる季節ごとのイルミネーションは見ごたえ十分。冬は神秘的なオーロラをイメージ。クリスマスとバレンタイン時もお楽しみに。

● 宮島峡  (小矢部市)

小さなナイアガラとも称される「一の滝」や「二の滝」など、多くの滝や渕からなる清流の里です。冬は雪化粧をまとった木々のなか、白い水しぶきを上げて流れ落ちる滝の姿でより清らかな雰囲気に。水辺に佇むに女神像のほほ笑みと澄んだ空気に癒されます。

● 冬の黒部峡谷プレミアムツアー  (黒部市)

毎年4月中旬から11月末の期間、黒部川沿いに峡谷の絶景を走り抜けているトロッコ電車。本ツアーは冬の黒部峡谷を新山彦橋まで、期間外にトロッコ電車で楽しむことができる大人気企画。トロッコに乗りながら銀世界を堪能できる貴重な機会となっています。

投稿に関する御礼

この度は「1度は見てほしい!富山の絶景写真Instagramキャンペーン」に多数の方にご応募をいただきまして、誠にありがとうございました。これからの「とやま観光ナビ」の公式アカウント(Instagram@panokito_toyama)では富山の魅力的な観光情報を発信してきます。ぜひともフォローをお願いします!
 

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