富山の多様な寿司文化-1

握り寿司

旬と鮮度を握る、富山湾のごちそう
富山湾では季節ごとにいろいろな魚介が獲れ、白えびやホタルイカ、ひみ寒ぶりなど、旬にしか出合えない魚介の握りが新鮮なうちに味わえるのが魅力です。富山の握り寿司は地酒ともよく合い、旅の楽しみをさらに広げてくれます。

ます寿し

富山の押し寿司といえば!
ます寿しは富山を代表する郷土料理。酢飯にサクラマスをのせ、笹の葉で包んで木枠の中で押した寿司です。富山県内には専門店が何軒もあり、店ごとに酢の加減や押し方に個性があります。近年は炙りや昆布を使った味も人気です。

かぶらずし

糀が香る、冬のごほうび
かぶらずしは富山県南西部で冬に作られている「なれずし」。厚く切ったかぶに鰤や鯖をはさみ、米糀に漬けて発酵させます。かぶのシャキシャキとした歯ざわりと魚の旨み、ほんのり甘い糀が重なり合った、深い味わいを楽しめます。

鯖ずし

夏の数日のために作る、唯一無二の味
南砺市の瑞泉寺や城端別院善徳寺では、夏の宝物の虫干しに合わせて鯖の熟れずしが作られています。門徒や地元の魚屋が、作り方を受け継いできました。仕込みは山椒の葉が採れる5月下旬。2カ月熟成させて奥行きのある味を作り出しています。

みょうが寿司

お母さんたちが、早朝から手作り
みょうがずしは富山市大山地区でハレの日に作られてきた郷土料理。採れたてのみょうがを赤じそと一緒に甘酢に漬け、酢飯と合わせています。販売用は地元のお母さんたちが共同で手作りしており、食べやすいように笹の葉で包まれています。

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