【冬のアクティビティ】雪国、富山県ならではの雪上ハイキングを楽しんでみませんか!

  • 11月の室堂。雄山と浄土山を望む「雪だるまたち(山岳警備隊作)」

    11月の室堂。雄山と浄土山を望む「雪だるまたち(山岳警備隊作)」

こんにちは、富山県警察山岳警備隊です。
今年も11月となり、冬への足音が聞こえてきました。
今回は、雪の積もった遊歩道やスキー場周辺、初心者向けの低山などで「雪上ハイキング」を行う時の服装や必要な装備、そして安全に楽しむための注意点を紹介します。

~服装~

①シャツ
 シャツ(アンダーウェア)は吸水速乾のものがお薦めです。
②フリース
 行動するときに寒ければフリースが役立ちます。フリースは濡れても乾きやすく、暑くても蒸れが逃げやすいのが特徴です。

③ダウンジャケット
 フリースだけでは寒い場合はダウンジャケットが役立ちます。
④防水ウェア
 アウターには防水性の高い素材のものが必要です。蒸れを逃がす機能が付いたものがお薦めです。
※持って行った服を着たり脱いだり、着る組み合わせを変えてみたり…。上手に組み合わせましょう。

⑤タイツ・パンツ・靴下
 タイツやパンツも吸水速乾のもの、靴下はウール製の保温力の高いものがお薦めです。

⑥ズボン
 登山用ズボンなどのストレッチ性に優れ早く乾くものがお薦めです。
⑦防水ズボン
 防水ウェアと同様に防水性の高い素材のものがお薦めです。

~装備~

①スノーシュー
 スノーシューは足が埋まってしまう雪上を、足が埋まらずに歩くためのものです。
②ワカン(輪かんじき)
 ワカンも足が埋まらずに歩くためのものです。構造がシンプルな構造で、小さく軽いので、雪における浮力はスノーシューの方が優れています。
③軽アイゼン
 雪上ハイキングでは、雪が踏み固められてツルツルに凍った上りや下りを歩くことがあります。そこで必要なのが軽アイゼンです。

④ストック
 スノーシューやワカンとセットにして持ちたいのがストックです。バランスのとりにくい雪上では必須アイテムです。大きめのスノーバスケットの方がより使いやすいです。

⑤防水シューズ
 靴の中が濡れてしまえば凍傷になってしまう場合がありますので、防水性の高い靴を選びましょう。雪が靴の中に入るのを防ぐためカットの短い靴はゲイターと組み合わせることをお薦めします。また、長靴等の柔らかい靴だとスノーシューやワカンを取り付けた時に締め付けられる場合がありますので注意が必要です。

~携行品~

①帽子
紫外線や防寒対策の役割があります。防寒対策は服についているフードでも代用ができます。

②手袋
 防寒や防水対策の役割があります。状況に応じて、防水と保温の役割が違う手袋と重ねての使用もお薦めです。

③水筒
 寒い場所で温まるには、暖かい飲み物を飲むことが効果的です。500ミリリットル~1リットル位入る水筒がお薦めです。

④サングラス・ゴーグル
 雪面からの照り返しがあり、紫外線が強くなります。雪目を防止するためにも必須アイテムです。

~もしも(遭難等)に備えて~

もしも何か起きてしまった時のことも考えておければ、安全性がぐっと高まります。
①通信機器(携帯電話)
 通信機器としてだけでなく、GPS地図アプリを利用すれば道迷いも防げます。低温時には電池が激しく消耗して使えなくなってしまう場合がありますので、予備バッテリーと紙の地図をセットで持ちましょう。
②十分な食糧や水
 少し多いかな?と思うくらいの水や食料を持っていきましょう。体が冷えた時はカロリーを摂ることで身体の熱を作り出します。
③緊急連絡先や登山届
 緊急時の救助要請の方法の確認や登山届を提出することで、もしもの場合に備えることができます。WEBの登山届提出サイトを利用すると便利です。

~行動中における注意点~

悪天候や視界不良、体調不良等となるおそれがあり、「大丈夫かな?不安だな?」と思った場合には早めに避難することが安全に楽しむポイントです。道に迷ったり、身動きが取れなくなってからでは帰ることができなくなってしまいます。

~さあ!楽しむ場所を決めよう~

富山県内だと、雪の積もる低山等で行えます。初めての方はガイドツアー等を利用すると安心です。その他にはガイドブック等が販売されていますので参考とすることができます。インターネットの情報も有効ですが、個人の体力などに差があるため、その情報を鵜呑みにしないようにしましょう。

~「室堂平」でも雪上ハイキングが楽しめます!~

標高2450mの室堂平には立山黒部アルペンルートを利用して簡単にアクセスすることができますが、アルペンルート営業期間中の4~5月及び11月の積雪期の「室堂平エリア外」への登山・スキー・ハイキングには「入山届」が必要となります(上記地図をご確認ください)!
積雪期の室堂平周辺は冬山登山の領域です。特に「室堂平エリア外」に立ち入るには、より専門的な道具が必要になるので、マップの白色エリア内である室堂からみくりが池周辺で楽しむのがオススメです。
室堂ターミナルには入山安全相談窓口があり入山指導員がいますので、不安があれば相談できますよ。

~雪のフィールドに出かけよう!!~

雪の降る富山はウィンタースポーツができる等、冬のアクティビティの魅力がいっぱいです。安全に楽しむために準備が必要ですが、夏とは違った楽しさが見つかるはずです!

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