【室堂山】標高2,640mの雲の上の展望台から、雲海に浮かぶ室堂平を見渡してみませんか!

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私たち山岳警備隊は、遭難事故等が発生した場合に、安全かつ迅速な救助活動を行っているほか、皆さんに登山を楽しんでいただくための、注意点や危険箇所等の情報を発信しています。

このたび、とやま観光ナビの『ふぉとやまライター』に任命されました。
富山県のすばらしい山々の美しさを知って、安全で楽しい登山をしていただくための情報を投稿していきますので、ご期待ください。

第一弾は『室堂山』を紹介します。

標高2640mの展望台から、北アルプスの大パノラマを楽しんでみませんか!

「標高3000m級??そんな高い山には登れない(涙)!」という方に、立山・室堂エリアの初級コースである『室堂山』を紹介します。

事前準備はとっても大切!

「登山に自信がない!不安だ!」という方でも、しっかり準備すれば楽しく登ることができる山です。
そう!登山は『事前準備』がとっても大切♪♪

まずは、出発地の室堂ターミナルについて紹介します。

室堂ターミナルには、県内の立山駅や長野県の扇沢駅から『立山黒部アルペンルート(交通機関)』を利用すれば体力を消耗することなく行くことができます。
登山をされる方は、ターミナル内にある『入山安全相談窓口』で登山届を提出しましょう。

また、ターミナル内には、売店や喫茶店、立ち食いそば屋等の魅力的なスポットがありますので、すぐには出発せずに、高所に体を慣らす『高所順応』を兼ねて立ち寄ってみてはいかがでしょう。

登山届の提出方法は、『富山県作成動画(YouTube)』を参考に!

登山時の注意事項

室堂ターミナルから『室堂山』までの往復のコースタイムは1時間30分ですが、2時間から2時間半の時間的な余裕はほしいところです。

しかしながら、そこは日本有数の山岳地帯であり、油断は大敵です。
特に「天候の急変」と「脱水症状」には気を付けてください。

~登山時の注意事項~
・雨具の準備(室堂では夏でも気温が15℃程度です。雨で体が濡れれば低体温症になります。低体温症は非常に危険で重大事故につながります。)
・水分の補給(気温が低くても動けば汗をかきます。脱水症状にならないに少しづつこまめな水分の補給を心掛けましょう)


※ 登山における注意点等については、『富山県警察公式チャンネル(YouTube)』で分かりやすく説明しています!
 

いざ出発‼

そこには、立山連峰の絶景が(感涙)‼

標高3000m級の山々の景色が楽しめます!!
さすがは日本有数の観光地「立山」‼

それでは、『室堂山』に向けて登山をはじめましょう。まずは室堂山荘を目指します。
室堂の酸素の濃さは平地の75%程度と薄いため、すぐに息が切れてしまうかもしれません。
無理をせずにゆっくり歩きましょう。

『室堂山』を目指して

室堂山荘の近くには『室堂山』への標識があります。
標識に従い『室堂山』を目指しましょう!

天候に恵まれれば、素晴らしい景色が待っています!

展望台からの景色

展望台からの景色は絶景♪♪ ここまで歩いてきたご褒美です。


お疲れさまでした。運と天候に恵まれれば、『北アルプスの大パノラマ(五色ヶ原、薬師岳そして遠くに槍ヶ岳、穂高岳)』が見渡せます。

下山は転倒に注意しながら、慌てず、ゆっくり室堂ターミナルまで戻りましょう。
それでは安全登山で、よろしくお願いします‼

新人ふぉとやまライター『富山県警察山岳警備隊』からでした!

Column

「55th Anniversary」富山県警察山岳警備隊

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