富山県民おすすめのゴルフ場3選【呉羽・太閤山・小杉】
富山県の魅力をアクティブに体感する方法として、それぞれの地形を巧みに活かして整備された3カ所のゴルフ場でプレーしてみてはいかがだろう。緑に恵まれた環境に身を置いてリラックスし、富山の風光明媚な景色を目にしながら打音を響かせ、知人らと会話しながらゆったりと回るひと時は、遠方から訪れたゴルファーの記憶として鮮やかに残るに違いない。
【呉羽カントリークラブ】1960年オープン・毎年プロトーナメント開催の名門コース
名門として知られる富山市の「呉羽(くれは)カントリークラブ」は、1960年に開場した富山県で最も歴史のあるゴルフ場だ。毎年7月中旬に「北陸オープンゴルフトーナメント」を開催、人気プロゴルファーと北陸三県の上位アマチュアゴルファーらが参加して競い、大勢のギャラリーを集めている。同クラブでプレーするのは、ゴルフをたしなむ人にとって一つのステータスとされている。アクセスはJR富山駅から車で30分、富山空港から車で20分。
【呉羽カントリークラブ】立山連峰と富山湾を望む円熟味を増した36ホールズ
呉羽カントリークラブのコースは「日本海コース」と「立山コース」の円熟味を増した2コース合計36ホールズ。トーナメントが開かれるのは「日本海コース」で、戦略性に富んだ設計がなされた各ホールに技術と精神力が試される。「立山コース」は日本海コースを囲むようにレイアウトされ、晴天の日には雄々しい立山連峰や、なだらかな富山平野、そして青々と広がる富山湾を見渡せる。景色が良いホールとして「立山コース」の4番(PAR4)がおすすめだ。ラウンドスタイルは全てキャデイ付きプレーとなり、天候や芝の状態が良い日には乗用カートの乗り入れが可能。
【呉羽カントリークラブ】伝統のオムライスや名物料理が味わえるレストラン
ハーフラウンド終了後の休憩や、プレー後に利用する機会のあるクラブハウス内のレストラン。同クラブ内には1階と2階にレストランがある。
2階のレストランは富山市中心部に本店を持つ「富山電気ビルレストラン」が運営、同店伝統の逸品「オムライス」をクラブハウス内で味わえる。また、富山ブラックラーメンの醤油スープをベースにした「呉羽ブラックラーメン」や、とろろ昆布を白米に巻いた「とろろ昆布おにぎり」などの富山名物グルメも楽しめる。
1階は麺類をはじめとした手早い食事を提供している。主にハーフの休憩で利用され、人気メニューは「牛すじの煮込み」。牛肉が甘辛くじっくりと煮こまれ、ほたほたな柔らかさがたまらない。量も多く、一緒に回るメンバーとシェアする食べ方がもっぱらで、仲間内の会話を弾ませる一品としてよく注文されているそうだ。
このほか、クラブハウス内の売店には同カントリークラブのロゴをあしらったゴルフキャップやチップマーカーなどが販売されており、富山の名門ゴルフ場でプレーした記念のお土産としてもおすすめだ。
【呉羽カントリークラブ】施設情報
【施設情報】
呉羽カントリークラブ
住所:富山市三熊19-2
TEL:076-434-2100
予約専用:076-434-4891
※プレーに関する問い合わせは予約専用電話番号まで
【太閤山カントリークラブ】初心者から高齢者までプレーしやすいコースでスコアアップ
射水(いみず)市の「太閤山(たいこうやま)カントリークラブ」も連日地元民が集まる人気のゴルフ場である。同クラブの特徴は、全体的にアップダウンが少なく比較的フラットな設計で、初心者から高齢者までプレーしやすいコースだ。同クラブで最高スコアを記録したという人も周りに多い(筆者を含め)。アクセスはJR富山駅から車で30分、富山空港から車で20分。
【太閤カントリークラブ】富山県出身プロゴルファー森口祐子氏が監修の27ホールズ
同クラブのコースは「茜」、「蘭」、「楠」の3コース27ホールズで、富山県出身のプロゴルファー森口祐子氏が監修していることでも知られている。
太閤山カントリークラブ支配人に聞いたおすすめのホールを2つ紹介する。「茜コース」の1番ホール(PAR5)は、左右にOBがなく、思い切ってショットできるスタートホールだ。
「楠コース」の6番ホール(PAR4)は、大きな段差のある2段グリーンで、ピンの位置により難易度が上がるホールである。ラウンドスタイルは、カート付きセルフプレーとキャデイ・カート付きプレーがある。
【太閤山カントリークラブ】富山名物や月替わりランチが人気のレストラン
クラブハウスの2階にはレストランがある。約50席あり、落ち着いた雰囲気の中でグリーンを眼下にしながら食事を楽しめる。
レストランの名物料理は「氷見うどんのしっぽくつけ汁とミニうな丼」。しこしこつるつるの食感で知られる氷見うどんに、ホタルイカを出汁にした温かい筑前煮風のつけ汁をつけて食べる一品で、富山県ならではの組み合わせが県内外客を問わず人気を集めている。
また、2~3週間に1度内容が替わる「太閤山ランチ」は、定番メニューでは味わえないシェフの独創的なアレンジを加えた料理となっており、定期的に同クラブでプレーする常連客や女性客からの注文が多いという。レストランはゴルフプレーしない人も利用でき、宴会やパーティーといった用途でのグループ予約も受け付けている。
【太閤山カントリークラブ】施設情報
【施設情報】
太閤山カントリークラブ
住所:富山県射水市平野1
TEL:0766-56-1200
予約専用:0766-56-7788
【小杉カントリークラブ】県内唯一のパブリックコース 遠方客も気軽にプレー
射水市の「小杉カントリークラブ」は、富山県内唯一のパブリックコース(会員権を発行しないゴルフコース)で、誰でも気軽にプレーできるのが特徴である。県外客のほか、最近では韓国など海外からの予約も増えているそうだ。アクセスはJR富山駅から車で約30分、富山空港から車で約30分。
【小杉カントリークラブ】なだらかな丘陵を活かした3コース27ホールズ
コースはなだらかな丘陵という自然の地形を活かし、魅力を最大限に引き出すように設計された「北」、「東」、「南」の3コース27ホールズ。2018年には「日本女子プロゴルフ選手権」が北と南コースで開催された。
小杉カントリークラブ支配人のおすすめホールは2つ。「南コース」の5番ホール(PAR4)は、やや距離があり、ティショットを右の土手に落としてしまうと前の3本の木に阻まれ、セカンドショットでグリーンを狙いづらくなる。また、グリーン右手前には大きな池があり、グリーンを狙えるポジションにティショットを置けるかで難易度が大きく変わるホールだ。
「北コース」の9番(PAR4)は飛距離の差によって攻め方が変わり、ロングヒッターは右サイドの崖に気を付けながらティショットを打つ。左へ飛ぶとグリーン周りの池が絡んでくるため難易度が上がるホールだ。ラウンドスタイルは、カート付きセルフプレーとキャデイ・カート付きプレーがある。
【小杉カントリークラブ】ハンバーグやビーフ丼など手作りの洋風料理がおすすめ
クラブハウスの2階レストランは洋食メニューをメインに取り揃える。席数は30席あり、プレーしない方も食事できる。また宴会、パーティーの利用も可能だ。
看板メニューは「黒毛和牛ハンバーグデミグラスソース&ポーチドエッグ」で、黒毛和牛100%の手作りハンバーグに、これもまた手作りのデミグラスソースがかけてあり、ちょこんと上に乗せられたポーチドエッグがなんともオシャレだ。メインの前にスープ、メインの後にデザートが運ばれ、ちょっとしたコース料理気分を味わえる。
「アルテミス御膳」はローストビーフ丼にハラミステーキを乗せた超豪華な丼で、満足感のある一品である。
【小杉カントリークラブ】施設情報
【施設情報】
小杉カントリークラブ
住所:射水市浄土寺1
TEL:0766-56-6111
予約専用:0766-56-7558
まとめ
今回紹介したゴルフ場は、いずれも富山県の中心部に位置しており、新幹線や飛行機で来た場合にアクセスしやすい場所をピックアップした。このほかにも富山県内にはまだまだ特徴的なゴルフ場があり、富山を訪れる際のアクティビティの一つとしてゴルフプレーを考えてみてはいかがだろうか。
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