北陸新幹線で自転車旅へ!富山湾岸サイクリングコースを走る週末プチトリップ

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東京から富山まで、北陸新幹線でおよそ2時間8分。自転車をパッキングして電車に持ち込む「輪行」を駆使すれば、首都圏から手軽に富山サイクリングへと繰り出せます!

今回は東京発、富山から氷見までのサイクリング旅をプランニングしてみました。ビギナーにも優しい富山湾岸サイクリングルート、そして数々の絶景ポイントをぜひご堪能あれ!

日本屈指の絶景に出会える「富山湾岸サイクリングコース」

富山湾沿岸を端から端まで繋ぐ「富山湾岸サイクリングコース」
海と山の織りなす絶景に加え、平坦で走りやすく、多くのサイクリング愛好家を魅了しています。

その恵まれた環境から、2021年に「ナショナルサイクルルート(NCR)」に指定されました。
(※NCRの概要は以下をご参照ください)
簡単に言うと、国が認めた優良サイクリングコース、ということ!

絶好のサイクリング環境で、多くの方に富山旅を楽しんでもらいたい。
今回は自転車旅をテーマに記事にしてみました。

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初心者にも優しいサイクリングコース-1

初心者にも優しいサイクリングコース

富山湾沿岸はフラットな一本道が続き、体力に合わせてコースを組みやすいことも魅力の一つです!コース一例は以下からご参照ください。

富山湾岸サイクリングコースとは

北陸新幹線で輪行の旅へ出発!

今回は都内から富山へ、1泊2日のサイクリング旅をイメージしてプランニングしてみました。

まずは東京駅で自転車をパッキングし、北陸新幹線「かがやき」に乗車します。
かがやきは全席指定ですので、えきねっと予約がオススメです。

乗車したら、最後列席後ろの隙間に自転車を置きます。
この荷物スペースは、予約なしで利用可能です。
(※ピーク時間帯を避け、譲り合ってご利用ください)

筆者はこのスタイルで何度も輪行していますが、快適な車窓旅をエンジョイしています。
2時間と少々、あっという間に富山へ到着です。

富山駅から湾岸ルートへと走り出す

環水公園を抜けたら、神通川を北上して湾岸沿いを目指します。

河口近くまで走ると、路側帯にプリントされた青い線を発見。
これはブルーラインと呼ばれ、湾岸サイクリングコースの道標となります。
氷見から朝日町までをつなぐ、その全長はおよそ100km。

ブルーラインを辿れば、初めてでも迷う心配なく走れます!
今回は目的地の氷見まで、ひたすらブルーライン沿いを進みます。

スタート20kmで新湊大橋(しんみなとおおはし)に到着。
橋の根元から見上げると、迫力ある立姿を楽しめます。

橋は乗車しては渡れないので、歩行者通路を押し歩きして対岸に渡ります。
左手には富山新港が見渡せる、ちょっとした空中散歩タイム。

新湊大橋をバックにちょっと一息

新湊大橋を渡り終えると、すぐ目の前に広がるのが海王丸パーク。

晴天時は立山連峰、帆船、斜張橋の美しいビューポイントとなります。
富山を代表する絶景は、忘れられない思い出となるでしょう!
パーク内のカフェや、至近の「新湊きっときと市場」でのランチもおすすめです。

ここから先もフォトスポットが沢山あり、ついつい足を止めてしまいます。
ビギナーでも走りやすく、撮影も楽しめるのが湾岸コースの魅力です。

道の駅雨晴でスイーツタイム

海王丸パークからおよそ11kmで「道の駅雨晴(あまはらし)」に到着。
こちらも富山を代表する絶景ポイントで、ぜひ撮影を楽しんでほしいです!

2階にはお土産処と、カフェでコーヒー&スイーツが楽しめます。
この日は昼過ぎから少し暑くなってきたので、抹茶ソフトクリームでクールダウン。

2階オープンデッキから眺める富山湾と立山連峰、最高の景色でした!

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海と山を望む、開放感溢れる道の駅-1

海と山を望む、開放感溢れる道の駅

富山屈指のフォトスポットとして人気の雨晴。向かいの踏切も人気フォトスポットなのでお見逃しなく!

道の駅 雨晴

道の駅雨晴から先の一部区間は、車が進入してこない自転車専用レーン。
島尾海岸と立山連峰をバックに、快適にサイクリングを楽しめます。

白い砂浜があまりにも美しいので、ここは南国ビーチリゾート?と思えるほど。
(強風の日は、砂が路面を覆ってしまうのでご注意を)

雨晴から先は信号が少なく、あっという間に氷見の休憩ポイント「ひみ番屋街」へ。

道の駅雨晴と並んで、サイクリストの定番寄り道スポットです。
氷見漁港直送の海鮮や、氷見の美食が揃うグルメスポットでもあります。

天然温泉「総湯」もあって大変魅力的ですが、今回はさらに先を目指してみます。

湾岸サイクリングルートの終点へ

宿へのチェックインまで時間の余裕があり、石川県との県境を目指してみます。
ひみ番屋街から片道約13km、信号も車も少ない道が続きます。

観光要素は控えめですが、立山連峰と富山湾を独り占めできる、今日1番の絶景ルート。
脚に余裕がある方はぜひ終点を目指してみてください!

氷見で一泊。オーシャンビューが嬉しい「民宿あおまさ」

来た道を引き返して、湾岸コース上に建つ「民宿あおまさ」にチェックイン。
全5室のコンパクトな民宿で、リラックスした空気が漂います。

じわりと心地よい疲労感を、天然温泉とサウナでリフレッシュ。
海に面したプライベートサウナは、まさに、あおまさ宿泊者の特権です!

ディナーは当日水揚げされたお魚をふんだんに用いた、海鮮フルコース。
ロケ当日の春はほたるいか、あわび、蟹しゃぶなどをご提供いただきました。
シーズンごとに異なる旬の味は、まさにこの日だけのもの!

潮騒の聞こえるオーシャンビューの和室で、心地よい眠りにつけるでしょう。

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氷見を五感で楽しもう!サウナと天然温泉、海鮮料理の民宿-1

氷見を五感で楽しもう!サウナと天然温泉、海鮮料理の民宿

氷見旅をさらに特別なものにしてくれる民宿あおまさ。宿泊予約はお電話からどうぞ。

民宿あおまさ

今回の走行ルートはこちら

スタート:富山駅北口
ゴール:民宿あおまさ
走行距離:66km
想定時間:サイクリング 約4時間 + 観光 約2時間

 

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富山でレッツサイクリング!-1

富山でレッツサイクリング!

サイクリング天国富山は、湾岸ルート以外の魅力も盛りだくさん。おすすめルートやスポットをまとめた、サイクリング関連情報はこちらからどうぞ。

とやまサイクルナビ 公式HP

翌日は来た道を引き返して、湾岸ルートをひたすら進むも良し。
雨晴から南下して、高岡経由で観光してから富山を目指すも良しです。

富山をスルーして、一駅先の「黒部宇奈月温泉駅」までひた走るのも一興です!
北陸新幹線「はくたか」で東京まで戻ることができますよ。
(民宿あおまさ→黒部宇奈月温泉駅まで約65km)

輪行を使えば、北陸自転車旅はグッと身近になります。
サイクリングフレンドリーな富山で、ぜひ旅を満喫してくださいね!

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