小矢部市エリア観光ガイド
小矢部市とは
小矢部市は富山県の西側の玄関口として石川県との県境に位置しています。境にある「倶利伽羅峠」は平安時代末期に行われた源平合戦の舞台。かつての歴史を今に伝える史跡巡りも良し、古戦場へと続く道はハイキングコースとしても人気を呼んでいます。
「クロスランドタワー」をはじめとする絶景ポイント「宮島峡」や「稲葉山」、童話の世界のような「メルヘン建築」など、カメラ片手に訪れたいスポットも満載。北陸エリア初の「三井アウトレットパーク北陸小矢部」もあり、お買い物と一緒に少し足を延ばして市内観光もオススメ。県外・市外からのスムーズなアクセスを活かして、余すことなく小矢部市を楽しみましょう。お腹を満たしてくれるご当地グルメも必見です。
小矢部市内へのアクセス
●電車でのアクセス
富山駅―石動駅 あいのかぜとやま鉄道で約30分
新高岡駅―高岡駅―石動駅 JR城端線で約10分、高岡駅であいの風とやま鉄道に乗り換えて約15分
金沢駅―石動駅 IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道で約25分
●車でのアクセス
〈関東方面から〉
藤岡JCT→更埴JCT→上越JCT→小矢部I.C→小矢部市街地 (約5時間10分)
〈関西方面から〉
米原JCT→小矢部I.C→小矢部市街地 (約3時間30分)
〈名古屋方面から〉
一宮JCT→小矢部・砺波JCT→小矢部東I.C→小矢部市街地 (約2時間40分)
一宮JCT→小矢部・砺波JCT→小矢部I.C→小矢部市街地 (約2時間40分)
小矢部市内の観光スポット
四季折々の風景、歴史ロマン溢れる名所も多い小矢部市。「クロスランドおやべ」にある高さ118mの「クロスランドタワー」からは、雄大な立山連峰と砺波平野の散居村、市内に点在す有名建築をモチーフとした「メルヘン建築」を望むことができます。
美しい清流の里「宮島峡」や、毎年約6,000本もの八重桜が咲き誇る源平合戦の舞台「倶利伽羅県定公園」など、絶景と歴史探訪を楽しみましょう。
クロスランドおやべ
大人から子どもまで楽しめる、タワー、ホール、広場、博物館などが一体となった複合型施設。小矢部市のランドマーク「クロスランドタワー」周辺にはハート型の小島など、デートスポットとしても人気です。
小矢部市内のイベント・お祭り
毎年春から小矢部市の三大祭が行われます。江戸時代中期から続く「石動曳山祭」で練り回るのは豪華絢爛な11台の花山車。軋む車輪の音、掛け声とお囃子が祭りを盛り上げます。5月の「石動天神獅子舞祭り」はきらびやかな衣装を着た子ども達と勇壮な獅子が舞い踊り、7mの大行燈が激しくぶつかり合う6月の「津沢夜高あんどん祭」は迫力満点です。
石動曳山祭
日程:4月29日
旧北陸街道の重要な拠点として栄えた石動で行われる、小矢部市を代表するお祭り。桃山時代の美術工芸の枠を集めた11台の花山車は豪華絢爛。全ての花山車が居並ぶ壮観な出発式や、提灯に灯りが灯る夜の姿もぜひご覧ください。
小矢部市の食・グルメ
富山といえば「ブラックラーメン」のイメージがありますが、小矢部市にあるのは「ホワイトラーメン」。スープは白い豚骨であること、肉味噌が乗っていること、小矢部市の食材を使用していること、この3項目を定義としています。あっさりとしたスープに肉味噌が溶け合うことで生まれる絶妙な味わいが美味。「道の駅メルヘンおやべ」のフードコート「メルヘン田舎」で食べることができます。他にも「火牛定食」や「源平火牛煮込みうどん」など、小矢部ならではのご当地メニューも豊富。
Column
「道の駅メルヘンおやべ」の魅力を紹介!
小矢部市で採れた農産物や加工品を販売している「道の駅メルヘンおやべ」。地元ならではのグルメや地物野菜など、沢山の魅力を地元ライターがご紹介します。
取材記事を読む小矢部市のお土産・特産品
味はもちろん、バリエーション豊かなお土産に注目が集まる小矢部市。富山で馴染み深い昆布を使った「昆布餅」は、白くて柔らかなお餅に塩気のある昆布がマッチ。「道の駅メルヘンおやべ」では午前中に売り切れてしまうほどの人気です。創業1752年の老舗和菓子店『薄氷本舗 五郎丸屋』の干菓子「T五」や、箸でほぐれる柔らかさと絶品タレの「めるへんポークチャーシュー」、国産の原料と製法にこだわった限定手造り「畑醸造」の醤油、そのほか新鮮な農産物など目移りしてしまうラインナップが嬉しい。
小矢部市内の楽しみ方
歴史と絶景に彩られた小矢部市を満喫するなら、まずは富山県と石川県の県境にある「倶利伽羅峠」へ。開創1300年を迎える古刹「倶利迦羅不動寺」、今なお奇策として語り継がれる「火牛の計」が有名な源平合戦の舞台「倶利伽羅古戦場」など、ロマン溢れるスポットばかり。桜や紅葉の名所としても知られています。
他にも清流の里「宮島峡」や、砺波平野を一望できる「稲葉山」など絶景ポイントが多数。市内にはヨーロッパの有名なお城や宮殿をモチーフにした34棟の公共施設、通称「メルヘン建築」があることでも有名です。フォトジェニックな瞬間をお見逃しなく。
魅惑の歴史散策と絶景の滝めぐり
倶利迦羅不動寺に参拝した後、源平合戦ゆかりのスポットへ。歴史と伝説に彩られたスポットと、地域の自然と人々の営みが創り上げてきた風景。その両方に出会えるコースをご紹介します。
小矢部市内を巡るモデルコース
能越、東海北陸、北陸自動車道の三つが通る小矢部市はアクセスの良さも魅力。市内はもちろん、県外や市外からでも充実のドライブツアーを満喫できます。例えば石川県の金沢駅から小矢部市の「倶利伽羅不動寺」までは、車でなんと40分ほど。県内有数の景勝地「宮島峡」、ご当地グルメからお土産選びまで楽しめる「道の駅メルヘンおやべ」など余すことなく楽しめます。
紅葉の色づく秋には、近隣の南砺市や砺波市を一緒に巡る旅もおすすめ。ビュースポット「稲葉山」をはじめ、カメラのご用意を忘れずに。
実際に小矢部市内のスポットを含むモデルコースを紹介します。