
立山黒部アルペンルートの服装完全ガイド|季節別おすすめコーデ
標高差約2,000mを移動する立山黒部アルペンルートでは、季節や場所によって気温が大きく変わります。この記事では、春・夏・秋それぞれのおすすめの服装を詳しく紹介。寒暖差対策や歩きやすさを重視した準備で、絶景を快適に楽しみましょう!初めての方や登山初心者にも安心の服装ガイドです。
立山黒部アルペンルートとは
立山黒部アルペンルートとは、富山県の立山駅と長野県の扇沢駅を結ぶ山岳観光ルートで、ロープウェイやケーブルカーなど6つの乗り物を乗り継ぎながら、室堂の絶景や黒部ダムの迫力を体感できるコースです。
営業期間
4月15日~11月30日(例年) ※冬季は閉鎖されます
アクセス
・富山地方鉄道富山駅から約1時間、立山駅下車→2階(ケーブルカーのりば)へ
・北陸自動車道立山ICから車で約40分
電話番号
076-481-1500(【立山駅総合案内センター】(受付時間 8:30~16:30 ※12/1~4/14は土日祝日休み))
Column

春(4月、5月、6月)の服装
立山黒部アルペンルートは、毎年4月中旬に開通し、6月中旬まで「雪の大谷ウォーク」が開催されます。この時期の室堂周辺は真冬並みに寒く、気温が0℃前後になるので、防寒着(ダウンや厚手のジャケット)、手袋、帽子などの防寒対策は必須です。ただし、晴れている日は歩いていると汗ばむこともあるため、上着は着脱しやすいものがおすすめ。足元は、道は雪や氷で滑りやすいため、滑り止めのついた靴やトレッキングシューズが適しています。また、雪の照り返しによる紫外線が非常に強く、サングラスは必需品です。
地元ライターおすすめ!春の立山黒部アルペンルートの楽しみ方
夏(7月、8月)の服装
夏の立山黒部アルペンルートは涼しく、室堂など標高2,400mを超えるエリアでは気温が10〜20℃程度と、平地に比べて快適に過ごせます。ただし、山では紫外線が強く、肌を露出したままだとダメージを受けやすいため、通気性がよく汗をかいても乾きやすい素材で、肌の露出を控えた服装がおすすめです。朝晩は冷え込むこともあるため、薄手のフリースやウインドブレーカーなど、羽織れる上着を一枚用意しておきましょう。足元は動きやすい服装に、履き慣れたスニーカーやトレッキングシューズを。日差し対策には、帽子やサングラス、日焼け止めも必須です。また、突然の雨に備えて、軽量のレインウェアもあると安心です。
地元ライターおすすめ!夏の立山黒部アルペンルートの楽しみ方
秋(9月、10月)の服装
秋の立山黒部アルペンルートは、気温が10℃前後と冷え込み、冬のような寒さを感じる日もあります。防風性のあるジャケットやダウンなど、温度調整しやすい上着が必要です。インナーは保温性と通気性を兼ね備えた長袖のものを選びましょう。室堂平周辺では雪がちらつくこともあるので、足元は滑りにくいスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。また、手袋や厚手の靴下、帽子などの着脱しやすいアイテムで調整できるようにしておくよいです。