暮らすように旅する~魚津ふるさとワーキングホリデー~

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旅をしながら、その土地で働く。そんな新しいスタイルを体験できるのが「ふるさとワーキングホリデー」です。私自身もこれまでに3回参加してきましたが、地域の人と過ごす時間や日常の中での小さな発見は、旅行とはひと味違う魅力があります。

富山・魚津市のプログラムでは、大学生が2つの就業先を体験でき、自然に囲まれたまちで「暮らすように過ごす」特別な時間が広がっています。

農業も、まちのお仕事も、地域のいろんな体験をちょっとずつ

このプログラムの魅力は、ただ働くだけではなく、魚津での“暮らし”そのものを感じられる点にあります。

なかでも最大の特徴は、2つの就業先を体験できること。インターン的な仕事から、農業や製造など地域ならではの体験まで、幅広い活動に参加できます。さらに、一軒家での共同生活や地元の人との交流イベントもあり、魚津での暮らしを丸ごと味わえるのが魅力です。

Column

旅行じゃわからない、ふるさとワーキングホリデーのリアル-1

岐阜のカフェで商品を撮影する日常のひとコマ

旅行じゃわからない、ふるさとワーキングホリデーのリアル

私はこれまで3回ふるさとワーキングホリデーに参加しました。

宮城での共同生活、利島での椿の実採取、そして岐阜・下呂市のカフェ。とくに下呂では地域の人と顔なじみになり、再訪すると「お、来たんだ」と気さくに迎えてくれる関係ができました。旅行では得られない“つながり”こそが、ふるさとワーキングホリデーの魅力だと思います。

下呂市ふるさとワーキングホリデーインタビュー

仲間と一緒に、地域の暮らしと自然をゆっくり味わう

参加者は一軒家で共同生活を送ります。夕食を一緒に作って食べたり、買い出しに出かけたりしながら、出身や学びの違いを超えて自然に仲間との絆を深め、それぞれの地元の特産物について話して盛り上がります。
さらに、地元の人と一緒に参加できるサップ体験や芋掘りなどのイベントを通して、地域の自然や文化にも触れながら、つながりが広がっていきます。

地域に溶け込み、魚津の魅力を楽しむ仕事体験

山形県出身で建築を学ぶ大学生の星さんは、「米どころ富山に来たから農業に関わりたい」とNOROSHI FARMを選び、さらに「普段とは違うことに挑戦したい」と飲食の現場として魚津のお餅屋・源七にもエントリーしました。実際の就業はこれからですが、地域での暮らしや人との出会いを楽しみにしています。

「せっかく富山に来たから、黒部トロッコや雨晴海岸、ガラス美術館にも行ってみたい」と語る星さん。地域の自然や文化に触れる時間は、挑戦や探究心をさらに後押ししてくれるようです。

Column

NOROSHI FARMって?-1

NOROSHI FARMって?

魚津の里山にある小さな農園「NOROSHI FARM」。
米を育てるだけでなく、稲刈りやホタル観賞といった自然体験も行っています。里山の恵みを味わえる場として、地域の人と訪れる人をつなぐ存在です。

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魚津が第2のふるさとに

NOROSHI FARMでは米作りを中心に、直売所ではおにぎりやおやきなどを提供。学生は調理や仕込み、販売補助など幅広い作業を体験します。
代表の稗苗 良太さんは「食べてくれる人においしいものを届けたい」と語り、地域の郷土料理に興味を持った学生がワーホリ後に再訪し、地域の人と交流を続けているエピソードを紹介。「連絡をくれることや“就職が決まりました”という報告が何より嬉しいんです。ここを帰ってこられる場所と考えてもらえたら」と思いを込めます。

今しかない貴重な時間を大切に

運営スタッフは「初めて富山に来る学生が多いんです。長期休みにひと息つきに来て、魚津の暮らしを感じてほしい」と語ります。「今しかない貴重な時間を大事にして、初めての富山・魚津を楽しんでもらえたら」と学生たちへのエールを送っています。
さあ皆さんも第2のふるさとを探しに、魚津ふるさとワーキングホリデーに参加してみませんか?

※次回の魚津ワーキングホリデーは2・3月開催予定。

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