「Healthian-wood」で開催!富山県主催サウナセミナー参加レポ
最近の富山県はサウナ文化が熱い!
富山には、北アルプスの天然水を使った水風呂、自然と一体になれるプライベートサウナ、ホテル併設で気軽に楽しめるサウナなど、多彩な施設が点在しています。サウナ愛好家の間では「サウナの聖地」とも呼ばれ、なかには1日に3〜4軒を“ハシゴ”する熱狂的なファンもいるほどです。
そんな盛り上がりの中、2025年8月8日に富山県主催の第一回「サウナセミナー」が(株)MAEの協力のもと、立山町の複合施設「Healthian-wood(ヘルジアンウッド)」で開催されました。
張り切って参加してきましたので、今回はその様子をレポートします!
自然に溶け込むサウナホテル「The Hive」
最初に体験したのは、Healthian-wood内にある一棟貸切型サウナホテル「The Hive」。
建物は半分地下に埋もれた六角形のユニークな造りで、まるで蜂の巣のようなデザイン。
サウナ後に外に出ると、青空と草木、湿った土や夏草の香りに全身が包まれ、自分が自然の一部になったような没入感が広がります。
さらに、地下水を使った水風呂はやわらかい肌あたり。
揺らめく空の青さが反射し、心も体も深くととのうことができます。
サウナ後の楽しみ「サ飯」は本格インドカレー
サウナの醍醐味といえば“サ飯”。
今回ふるまわれたのは、インド出身スタッフ・アチャリヤさんによる本格インドカレーです。
(アチャさんの作るカレーはThe Hiveのサ飯としてサウナーたちに大人気なんです)
チキンカレーとシーフードカレーの2種類のカレーを一度に楽しめる“あいがけカレー”は、
スパイスの効いた深い味わいがサウナ後の体にしみわたります。
あまりの美味しさに、おかわり続出の大人気でした。
また、Healthian-wood内レストラン「The Table」の増山明弘シェフの作った薬膳サラダやスープも。
たくさん汗をかいたサウナ後には塩気のきいたものが食べたくなるのですが、
最後に提供された入善ジャンボスイカと塩アイスのデザートは、まさにその需要を捉えた傑作でした。
「サウナ×地域資源」の可能性を学ぶセミナー
午後からは登壇者によるセミナーへ。
株式会社MAEの前田大介さんや、The Hive立ち上げに関わった川田直樹さん・上田真路さん、そしてアチャリヤさんが登壇しました。
立ち上げ当時の資金計画や収支のリアルな話、構想が“サウナ後の滝行とカラオケ二次会”から生まれたというユニークなエピソードまで赤裸々に披露。
コンセプトは「Pure Again」。
「私たちは人間をやりすぎている。虫の気持ちになってみよう」という想いを込め、あえて半分土に埋めるデザインにしたとのこと。
自然・仲間・自分自身と向き合い、“ピュア”な状態に戻る体験を提供する姿勢に深く共感しました。
2025年10月1日OPEN!まもなく誕生の新施設「Co Hive」
さらに注目は、「The Hive」の隣に新しくオープン予定の宿泊施設「Co Hive(コ・ハイブ)」。
屋根付きテラスと露天風呂を備え、満天の星空を眺めながら温浴を楽しめます。
加えて、地元食材を使った炉端焼きも提供予定。自然と食を同時に味わえる特別な滞在が期待できます。
オープン予定日は2025年10月1日(水)。
前田さんは「地域に根ざしたサウナを全国に広げたい」と語っており、富山発のサウナ文化がさらに広がっていく可能性を強く感じました。
まとめ:富山サウナ文化の未来が楽しみ!
今回のセミナーを通じて、富山のサウナは単なる“温浴施設”ではなく、
自然・食・人が融合した地域資源であることを実感しました。
「サウナを通して富山を盛り上げる」挑戦はすでに始まっています。
これから全国へと広がっていく富山サウナ文化の未来がとても楽しみです。
おまけ:周辺おすすめスポット
前田さんが体験した滝行ができるのは、上市町の大岩山日石寺。
私も体験したことがありますが、真夏でもキーンと冷たい滝のおかげで、目が覚めるような爽快さを感じました。
(サウナ中にクールダウンで水風呂に入った時の感覚と似ているかも。)
周辺施設で、名物のそうめんもぜひ味わってみてください。
サウナ旅と合わせれば、心も体もさらにリフレッシュできますよ!