乗って!撮って!食べて!「とやま1日乗り放題きっぷ」の旅

  • 乗って!撮って!食べて!「とやま1日乗り放題きっぷ」の旅-0

みなさんは「とやま1日乗り放題きっぷ」をご存じですか?
万葉線やべいぐるんなど様々な乗り物が1,000円で乗り放題になる土日祝日限定のきっぷです。


このきっぷを使って、富山大学都市デザイン学部都市・交通デザイン学科の自主プロジェクト「ふふっと富山のフォトマップ」のメンバーが乗って、撮って、食べて楽しい富山旅のプランを考えました!

お得に観光ができるので、観光で富山を訪れる方はもちろん、富山に住んでいる方や春から富山に来た学生さんにもおすすめです。

とやま1日乗り放題きっぷについて

「とやま1日乗り放題きっぷ」は、土日祝日限定で、富山・高岡・射水を観光するのに便利な6つの対象交通機関が1,000円で1日乗り放題になるきっぷです。

きっぷは、「my route」というアプリから購入するのがおすすめです。「my route」で購入すれば、アプリ画面を乗務員や駅員に見せるだけで乗り降りできます。運賃を確認や両替で慌てることもないので、とても便利でスムーズです。

きっぷや「my route」の詳細は下のリンクから確認できるので、「とやま1日乗り放題きっぷ」を使いこなしてお得に旅をしてみてください。

電車とバスを乗り継ぎ移動

「とやま一日乗り放題きっぷ」を使って向かうのは新湊・内川エリア。富山駅からあいの風とやま鉄道に乗って2駅先の小杉駅に向かいます。

小杉駅北口で射水市のコミュニティバス きときとバスの「7.新湊・小杉線」に乗り換え、カモンパーク新湊を目指します。

この路線、土日祝日の昼間は1時間に1本程度運行されているので、寄り道しながら移動できるのがいいですね。
 

射水市新湊博物館で新湊の歴史を学ぼう

やってきたのは、道の駅カモンパーク新湊の隣にある「射水市新湊博物館」です。

ここでは、国指定重要文化財の石黒信由関係資料をはじめ、新湊を中心とする射水市の歴史や文化、暮らしに関わることが学べます。

石黒信由は、江戸時代後期に活躍した射水市出身の和算家・測量家です。信由の偉業の代表「加越能三州郡分略絵図」は、現代の地図と比較しても遜色のない精度で作られており、伊能忠敬の業績に並び称えられているそう。

この博物館では、そんな信由が作成した絵地図をはじめ、触れて学べる江戸時代の測量器具の解説もあります。

新たな公共交通べいぐるんに乗車!

射水市新湊博物館から再びきときとバスに乗車し、中新湊駅で下車。事前に予約しておいた「べいぐるん」に乗り換えます。

べいぐるんは電動の三輪自動車。観光客はもちろん、地域の高齢者の足となる新たな公共交通として注目されています!

天気が良い日は、海風を感じながらアトラクション感覚で新湊エリアの移動を楽しめます。

デマンド運行のため、乗車30分前までに電話やアプリ、LINEで予約が必要です。

べいぐるんの運転士さんに富山大学の学生だということを伝えると、内川の見どころや歴史について案内してくださいました!

室町時代、放生津は日本海を行き来する船の拠点としても栄え、守護代・神保氏を頼って室町幕府の10代・将軍足利義材(義稙)が逃れてきたこともあったそう。食や景色だけでなく、歴史も興味深い場所なんですね。

こうしたお話を聞きながら移動できるのは、運転士さんとの距離が近いべいぐるんならではです。

新湊きっときと市場

そうしてやってきたのは新湊きっときと市場。

館内では新鮮な海産物やお土産を買うことができるので、入るだけでお腹が空いて食べ物に目移りしてしまいますが、今回は全国でも珍しい昼セリを見るため、インフォメーションカウンターに向かいます。

昼セリ見学の予約方法

インフォメーションカウンターでは、予約していた名前を伝え、見学料の100円を払います。
昼セリ見学は事前の予約が必要です。新湊きっときと市場に電話をして予約してください。また、天候によっては昼セリが中止になることもあるので、事前に確認しておくのもおすすめです。

新湊きっときと市場から5分ほど歩いた先にある漁港の建物にある見学者専用階段をのぼって2階の見学通路へと向かいます。

Column

昼セリが行われるワケ

そもそも、セリと言えば早朝に行われるイメージですよね。ではなぜここ新湊では昼にもセリが行われているかというと、漁場が沖合10kmほどと港と近いことが理由なのだとか。鮮度の高いうちに競りを行うため、日付が変わる頃に出港した船が帰ってくる時間に合わせて昼セリが行われているんです。
朝早起きせずとも活気あるセリが見学できるのはうれしいです。

圧巻の昼セリ見学へ!

階段を上ってドアを開けると、そこからびっしりと敷き詰められた紅ズワイガニを見下ろすことができます!きれいに敷き詰められている姿はまるで赤い絨毯のようです。

12時30分になるとセリがスタート!

セリ人の声とそれに合わせて買人が出すサインという真剣なやりとりは迫力満点です!
瞬く間に床を埋め尽くしていた紅ズワイガニが競り落とされていきます。

見学場所自体は12時から入ることができるので、セリの準備をしているところも見ることができます。氷を撒いてカニを並べていく準備の光景や、買人の見極めなど準備の時間でしか見られない光景もあるので、時間にゆとりをもってくるのもおすすめです。

真剣なセリの現場なので、見学にあたっては注意事項もあります。ルールやマナーを守った見学、写真撮影をお願いします。

Column

競られたカニがすぐ食べられる!?新湊カニ一番屋-1

競られたカニがすぐ食べられる!?新湊カニ一番屋

きっときと市場の玄関では、その日競られた紅ズワイガニの浜茹でを行うことも!
ついさっき競られた紅ズワイガニをすぐに食べられるなんてとても贅沢…
40年の仲買経験を持つ職人の絶妙な塩加減でゆでられるカニは絶品なのだとか。

湊寿しでおいしいお寿司に舌鼓

お昼は、新湊きっときと市場内にあるお寿司屋さん「湊寿し」さんでいただきます。
奮発して「上すし御膳」(2,900円)をチョイス。にぎり12貫と珍味の小鉢、浜汁がついてきます。
おぼろ昆布の白エビ軍艦やほたるいかなど富山らしいネタもたくさん。もちろんとても美味しかったです!

海王丸パークで撮影タイム

お寿司を食べた後に来たのは、富山王道の観光スポット海王丸パークです。

帆船海王丸と、日本海側最大の斜張橋新湊大橋、富山湾越しに浮かぶ立山連峰は富山が誇る絶景です。

海王丸は総帆展帆という、29枚ある帆をすべて広げるイベントを年間10回ほど行っています。帆を凛と張った姿はまさに海の貴婦人。美しく堂々たる姿は写真映え間違いなしです。

Column

新湊大橋を歩いて渡る!?あいの風プロムナード-1

新湊大橋を歩いて渡る!?あいの風プロムナード

皆さんは新湊大橋を徒歩で渡れることを知っていますか?実は新湊大橋の車道の下には「あいの風プロムナード」という歩行者専用通路が通っています。海面から47m上を480mにわたって歩くことができます。周りは透明なアクリル板になっているので富山湾や射水平野、船が行きかう富山新港などの風景も楽しめます!

あいの風プロムナード

8ablish TOYAMAでスイーツ

お昼を食べたら甘いものも食べたくなりますね!そんなわけでやってきたのは8ablish TOYAMA(エイタブリッシュ トヤマ)さん。

こちらはもともと新湊きっときと市場にあったお店なのですが、2024年3月9日に現在の場所に移転されました。

ヴィーガンアイスクリームやグルテンフリーマフィンなど、様々な人が一緒に楽しめるスイーツを提供しています。
ここでいただいたのはアイスとマフィンのセット1,100円。アイスはバニラ、マフィンはチョコレートを選びました。
どちらもやさしい味で美味しかったです!

「日本のベニス」内川散策

次に訪れたのは「日本のベニス」とも呼ばれる内川べりです。この内川は、全長が3.4kmの運河で、海から海へとつながる珍しい川です。

川の両岸には漁船が停留されていて、川べりに民家が立ち並ぶ風景はとてもノスタルジー。磯の香り漂う川辺を古くから続く、川と地域住民の生活の深いつながりに思いを寄せながら歩けます。

停留されている船、一般的にイメージする船とどこか違いませんか?「平べったい」と思った方も多いかと思います。定置網用の船は普通の漁船に比べて装置などが少なくてよいので、このような形になっているのだとか。出港する際はこの狭い川幅で船がUターンするというので驚きです。

この川には10以上の特徴ある橋が架けられているので、ぜひ実際に訪れてそれぞれの橋の特徴を探してみてください。

内川の橋をマスターしたいという人は、「とやま1日乗り放題きっぷ」の割引サービス対象である新湊観光船の通常遊覧で、内川周辺にある12の橋を巡ることができます!

フォトマップメンバーがおすすめする時間帯は夕方。
全体が夕焼け色に染まる内川べりはまさに絶景!時間を忘れてシャッターを切ってしまいます…
 

野村屋でおみやげを購入

おみやげは、内川から少し入った場所にある野村屋さんで購入しました。私は内川に来たたびにこちらでどら焼きを買っています!

ちょっと変わった味も楽しめ、富山や射水らしさを感じられるかわいらしいパッケージの商品はおみやげにぴったりです。

奈呉の浦大橋で大迫力の写真撮影

内川沿いを散策していたらいつの間にか、奈呉の浦大橋までやってきていました。
ここは立山連峰と新湊大橋の撮影スポットとして有名なんです!望遠レンズの圧縮効果を使うと、剱岳の正面に新湊大橋がくるため、迫力満点の写真が撮れます。
 

万葉線で高岡駅へ

帰りは第一イン新湊クロスベイ前駅から万葉線に乗車して、高岡駅を目指します。

万葉線は日中15分間隔のパターンダイヤ。15分なら電車の時間を調べなくても、少し待てば乗ることができます。特に今回使用しているのはフリーきっぷなので、海王丸駅からあいの風プロムナードの最寄りの越ノ潟駅の1区間だけ乗車するといった使い方もできるのがいいですね。

夜ごはんは吉宗でカレーうどん

ちょうど夜ご飯の時間だったので、万葉線を市民病院前で途中下車して、「吉宗」さんにやってきました。

夜ごはんに地元の方も愛してやまない、カレーうどんをいただきます。
スパイシーなカレーとコシのあるうどんは相性抜群。味がしみこみホロホロとしたお肉もたくさん入っていて、とてもボリューミー!

地元の方々に愛されているのも納得の味でした。高岡に来た際はぜひ食べてみてください。

旅の最後は…万葉線をカッコよく撮る!

お腹いっぱいになったあと万葉線に再び揺られ、高岡駅に到着!

高岡駅2階のデッキはとてもいい万葉線の撮影スポット!辺りが暗くなるのを待って撮影してみました。


これにて「とやま1日乗り放題きっぷ」を使った富山旅は終了。みなさんもこの記事を参考に富山・高岡・射水エリアを楽しんでみてください。
また、私たちが運営しているふふっと富山のフォトマップでは、今回ご紹介できなかった沿線のスポットも見ることができます。こちらもぜひご覧ください!

今回訪れたスポットはこちら!

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

Column

こんなモデルルートも!-1

こんなモデルルートも!

同じきっぷを使って旅行した、ふぉとやまライターのゆうへいさんの体験レポートもあります!
こちらも参考になるのでぜひご覧ください!

【体験レポ】my route「とやま1日乗り放題きっぷ」で富山観光と乗り物を満喫してみた!

この記事に関するタグ

ランキング

#人気のタグ

テーマ

エリア

ライター紹介

ライター一覧を見る

同じテーマの記事