グルメ宝庫 岩瀬の魅力

  • グルメ宝庫 岩瀬の魅力-0

富山市の港町である岩瀬は、江戸時代から明治にかけて大阪と北海道を行き来する北前船の中継地として栄えた町で廻船問屋、海産問屋などが軒を連ねてにぎわっていました。今でも当時の街並みが残り、全国的にも有名な「満寿泉」の「桝田酒造店」があることでも知られる町です。
ここ数年の間にグルメスポットが次々とオープンしており、中にはミシュランガイドにも掲載されるようなお店もあり、今富山で一番熱いグルメエリアです!
その魅力ある岩瀬グルメスポットを、古くからあるお店から最近オープンしたお店まで、いくつかピックアップしてご紹介します。

1. 飛び団子「七福亭」

150年以上の歴史がある七福亭の飛び団子。岩瀬地区で飛び団子を作るお店は何軒もあったそうですが今では七福亭だけです。飛び団子の名前の由来は、岩瀬に伝わる「飛び団子伝説」によるもので食べると力が湧いてきて魔物を倒すことができたそうです。

「飛び団子の伝説」
伝説によれば、その昔、古志の松原には魔物が住んでいて、大村城主轡田豊後守がこれを退治しようと夜半勇敢に戦った。衆寡敵せず力尽きようとしたとき、彼は「熊野権現助け給え」と神助を請うた。すると突如雲間より団子が飛び出して来て、轡田豊後守の口中に入り、忽ちにして力が湧き、見事恐るべき魔物を打ち倒したという。(引用:Wikipedia)

飛び団子は5月10日から10月5日までの期間限定のお団子です。
新型コロナウイルスの影響で販売時期が変更になるかもしれませんのでご注意ください。

餡子ときな粉の2種類があり、うるち米100%。ピンポン玉サイズのあんころのような団子です。
硬くなりやすいため作り置きはせず、注文が入ってからおばちゃんが作ってくれます。
イートイン、テイクアウトどちらも可能です。

住所:富山市岩瀬港町36
営業時間:8:00~15:30(売切れまで)
定休日:木、日
TEL:076-437-9605

2. 三角どら焼き「大塚屋」

大塚屋のどら焼きは三角形の形をした珍しいどら焼き。昭和8年の創業以来、ずっとこの形で作られていて岩瀬の名物となってます。

巻いた長方形のどら焼きを斜めに半分にカットして三角形にした三角どら焼き。
鋭利な三角形は、日本海の高波をイメージした独特の形だそう。
もっちりとした薄めの皮で、粒餡をぐるっと巻いてあり、あんこたっぷりのどら焼きです。

あっさりとしたコーヒーまんもおすすめです!


住所:富山市東岩瀬町152
営業時間:8:30~17:30
定休日:月
電話:076-437-9678

3. イタリアンレストラン「ピアット スズキ チンクエ」

シェフは東京の麻布十番にある、ミシュランの星を十年以上連続で獲得した『ピアット スズキ』で修行されていたそうです。
ピアットスズキチンクエも「ミシュランガイド北陸2021特別版」でビブグルマンを獲得しています。

ビブグルマン
価格以上に満足が得られる料理。良質な素材で丁寧に仕上げてあり、5000円以下で楽しめる(引用:ミシュランガイド)

富山湾の海の幸や厳選した野菜を使った、前菜、パスタ、メインで構成するコース料理です。
店内は広々と開放感があり日本庭園も眺めることができてお洒落な雰囲気で食事を楽しめます。

住所:富山市東岩瀬町93
営業時間:11:30~16:00、17:30~21:30
定休日:月曜日、第2・第4日曜日
電話:076-482-4014

4. 日本料理「ふじ居」

金沢の料亭「銭屋」や祇園の「味舌」などで修業後、富山で独立。2019年に高級感ある日本料理店として岩瀬に移転オープンしました。
「ミシュランガイド北陸2021特別版」では2ツ星を獲得。店主の藤井寛徳さんは、「ゴ・エ・ミヨ2022」においても、日本の料理界をリードすることが期待される「明日のグランシェフ賞」にも選ばれています。

料理のベースとなる出汁にはこだわり、利尻の香深(かぶか)という最上級の昆布を使い、鰹節は、鹿児島枕崎の本枯節。水は、枡田酒造の蔵内の井戸水を使っています。
食材の宝庫である〝富山〟を、料理を通して楽しんでもらいたいという思いから、使用する食材はほとんどが地のもので、生産者から直接仕入れているそうです。
神通川で穫れる春のサクラマスや夏の天然鮎など、その時季の旬の食材を用いた季節の移ろいを感じる品々です。


住所:富山市東岩瀬町93
営業時間:12:00~15:00、18:00~22:00
定休日:月曜日、第2火曜日
電話:076-471-5555

5. 鮨「GEJO」

ミシュラン一つ星を獲得している「カーヴ ユノキ(富山市東岩瀬町)」と「鮨人(富山市新根塚町)」で修業後、フランスのブルゴーニュやブルガリアなどを巡り、プライベートシェフを務める。帰国後、2020年にGEJOをオープン。まだ30代と若いながらも型にハマらない料理や鮨は「ミシュランガイド北陸2021特別版」でミシュランプレートを獲得しています。

食材は、主に地元富山産のものを使用。
富山湾の魚介、岩瀬「桝田酒造店」の日本酒、富山で有機栽培農法をする「土遊野(どゆうの)」のお米と卵、安曇野のワサビ。マグロは一本釣り漁師の知り合いから仕入れるので、希少部位まで堪能することができます。

ミシュランプレート:ミシュランの5つの基準(素材の質、料理技術、独創性、料理の価値と価格が見合っている、常に安定した料理の一貫性)を満たしているお店

「自分が世界で出合ったものを、そのおいしさのまま届ける」のがモットーで世界中で得た技法やアイディアを自由に取り入れ、唯一無二の味わいに仕上げます。
富山の自然の恵みのつながりを、より強固に感じさせる料理や鮨に定評があります。

住所:富山市東岩瀬町182
営業時間:12:00~15:00、18:00~22:00
定休日:不定休
電話:076-471-8522

6. クラフトビール「KOBO Brewery Pub」

チェコ出身の醸造家とスロバキア出身のビール愛好家の2人が森家の隣、旧馬場家の米蔵をリノベーションして2020年にオープンしたパブです。

KOBOのビールは6種あり、ビールはKOBOだけでなく日本海倶楽部や城端麦酒のビールもあります。
ビールは9種類ありますが、まずはここで造られた4種のビールがセットになった「当店のおすすめビール4種(1400円)」がおすすめです。
おつまみは、メツゲライイケダのソーセージや富山和牛ジャーキー、フライドポテト、スモークナッツなどあります。

住所:富山市岩瀬大町107-2
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日
電話:080-3047-9916

この記事に関するタグ

ランキング

#人気のタグ

テーマ

エリア

ライター紹介

ライター一覧を見る

同じテーマの記事

このライターの記事