富山市ファミリーパークの「ごっくんタイム」で動物の魅力を再発見!

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富山市ファミリーパークは里山の中を歩く動物園でもあり、ピクニックも楽しめる自然たっぷりの公園でもあります。
さらには乗馬体験に遊園地やバーベキュー、日々様々なイベントも開催されていて、デートやファミリーの憩いのスポットとして大人気のスポットです。

今回は園内の動物に食事やおやつを与える「ごっくんタイム」を、たくさんの可愛い動物の画像とともに、たっぷりとご紹介させていただきたます。

富山市ファミリーパーク

なぜ「ごっくんタイム」の特集なのかというと、「動物が食べる瞬間」というのはその動物の性質や個性が色濃く現れると思うからです。
富山市ファミリーパークは盛りだくさんすぎて、一つの記事ですべてを詳細に書ききろうとすると膨大なものになってしまうことでしょう。

なので、この記事は「動物たちの画像を楽しむ」くらいの気軽な気持ちで読んでいただけたらと思います。

ファミリーパークの開園時間は午前9時。
受付を済ませてゲートを通過し、まず行うことといえば、もちろん「ごっくんタイム」をチェックすることです。

「ごっくんタイム」の時間はホームページでも確認することが出来ますが、その時々によって動物や時間、食事の与え方が異なったりするので慣れていても油断は禁物。
お目当ての動物を見逃さないように、しっかりチェックしておきましょう。

ごっくんタイムは9時30分頃から16時頃までと幅広い時間帯で行われます。
「そこまで長くはいられない」という人は、ホンドザル・レッサーパンダ・ワオキツネザルあたりが時間帯も近く「動物の可愛いところや食事へのあくなき情熱」が見られてオススメです。

土日祝限定で行われているキリン・オオカミへの「来場者が直接食事を与えることができる」時間はお子様連れの人はぜひ狙ってみてください。
こちらは人数限定の先着順ということもあり、時間前に所定の場所に並んでおくことが重要となります。

この日は最初の9時30分までまだ時間があったので、ミーアキャットやペンギンなどで和みながらその時を待ちました。

シバヤギ

あれ?もう始まってる!?・・・ と思ったらそうではありませんでした。

ここから場所が移りまして──

やたら立体的なエリアでがむしゃらに食べていくシバヤギ。

ヤギたちは表情にこそ出しませんが無我夢中で草を食べていきます。

それにしても、う~む・・・

僕ももっと野菜を食べなきゃな・・・と己を鑑みるきっかけを与えてくれたように思います。

近くを馬車が通過!これいいなあ~!

ハクビシン

う~ん?どこにいるのかな~?

見当たらないな~・・・と思っていると──

スタッフさんが現れると「待ってましたー!!」と言わんばかりに、箱の中から元気よく飛び出してきました。

細い枝を苦もなくスルスルと進み、枝に吊るされたフルーツを器用に食べていくハクビシン。

どれほど厳しそうな場所から吊るしても果敢にゲットしていきます。

ご満悦な表情!?

動物たちにゴハンをあげよう(1)アミメキリン

僕の中でキリンは「こんな生き物がいるって不思議シリーズ」の一つですが、ファミリーパークでは来場者がキリンに葉っぱを与えることが出来ます。

キリンとオオカミは先着順ですので、時間に余裕を持って所定の場所に並んで待ちましょう。

幸運にも先着10組に入ることができましたら、このような葉っぱが手渡されます。

胸を高鳴らせながらそのときを待ちましょう。

いよいよ、はじまりましたよ!

ちかっ!・・・でかっ・・!

遠目からでも大き見えるキリンですが、間近で見るとその大きさに圧倒されるばかりです。

うおおお~!!舌があああ~!!舌で絡めとられるううう~!!!

・・・などとキャッキャしながら一瞬でムシャリと食べ尽くされてしまいました。

ごめん、もうないんだ・・・

寒い季節には「カピバラの湯」でぬっくぬくのカピバラ。

なんだか僕よりも優雅な生活を送っていらっしゃるような・・・

ホンドザル

「サルの赤ちゃん誕生!」ですってえええ!!?

今年生まれたばかりのサルが3頭もいて、しかも6月に生まれたばかりの赤ちゃんもいるとのこと。

これは早く見に行かねば!!

さ~て、どこにいるのかな~?

い・・・いたあああ~~っ!!!

か、かわええっすなあ・・・ と和んでいると、ごっくんタイムの時間が刻一刻と近づいてきました。

サルのごっくんタイムの面白いところは、サルさんらがスタッフさんの気配を感じるとただならぬ雰囲気に包まれるところでしょうか。

あるサルがキー!とかウー!とか叫びだすと、それに呼応するかのように他のサルたちも落ち着かない様子で叫びだし、周囲は緊張に包まれていきます。

いよいよスタッフさんがやってきて食事を投入していきました。

するとサルたちがワ~~!!っと集まってきます。

投入される食べ物は数種類あるのですが、サルさんたちは「好きなもの」から食べようとするので我先にと必死なのです。

芋的な固形物が大好物とのことで真っ先になくなるのですが、反対に一番最後の方まで残っているのがキャベツだったりしてあまり好きじゃないのかなあとも思ったり。

食事の好みがあるというのも面白いし全員仲良く食べるのかと思いきや、ちょっとした小競り合いも見られたりして食事が真剣勝負なところが見どころだと思います。

園内の一部の動物は、おやつを購入して与えることもできます。

ツキノワグマ

ツキノワグマのごっくんタイムはこのボールに秘密が!?

このボールの中におやつが入っていて、これを揺らすことによって小さな穴から木の実が出てくるのです。

あのとんでもなく硬いくるみを「ガリッ!グシャッ!」と噛み砕く音は凄まじい迫力がありますよ。

人間だったら歯の方が砕けそうですが、クマの顎や歯の頑強さはとんでもないですね。

以前のごっくんタイムでは裏のオリで行われていた時もあり、一心不乱な食事風景を見るのも好きでした。

無我夢中で食べている光景は見ていて飽きません。

「好きなものから食べていく」というのはサルもクマも変わらないというか、「好きなものを最後に取っておく」という行為は人間だけに許された特権なのかもしれませんね。

クマって意外と!?愛嬌のある動きや表情を見せてくれるんですよ。

園内に食事ができる食堂が3箇所ありますので食事や休憩はもちろんのこと、ショップでオリジナルグッズなどのお買い物も楽しめます。

レッサーパンダ

この可愛さはまさに生きるぬいぐるみ。

こんな動物が自然界に生息しているとか「世界は広いなあ!」と思わされるばかりです。

レッサーパンダもフルーツが大好物。

その愛らしい見た目を裏切らず、フルーツを食べるときもふわふわとした動きで我々を魅了してくれます。

フルーツがなくなった現実を素直に受け入れることができなかったのか、スタッフさんが空っぽのボールを見せることでやっと納得してくれたようです。

この後、さらに屋内では・・・!!

スタッフさんがガラスにリンゴをぺたぺたと貼り付けていきます。

なぜそのようなことをするのかというと・・・

それはもちろん、我々のシャッターチャンスのためですよね!!

当然フラッシュはなしで、思うがままにいっぱい撮っていきましょう!

さすが「パンダ」の名が付くだけあって、ちゃんと笹も食べるんですね。

ちなみに、誰もが気になるレッサーパンダのさわり心地についてですが、スタッフさんによると「柴犬に近い」とのこと。

つまり、レッサーパンダを強くイメージしながら柴犬さんを・・・ゴニョゴニョ

四季折々の風景が楽しめるのもファミリーパークの魅力です。

ワオキツネザル

君はいったいキツネなのかサルなのか・・・

「マダガスカル島に生息する霊長目キツネザル科」ということで、そう言われても僕にはよくわかりませんが一言でいうと「原始的なサル」になるそうです。
 

この2匹のワオキツネザルは母娘ですが、しっぽの短いほうが娘さんとのこと。(しっぽが短いのは怪我をしたから)
しかし、どうもこの娘さんのほうが気の強いお方らしく、お母さんが食べているところにやってきてはお母さんを押しのけて自分が食べるということを繰り返していました。

ワオキツネザルはメスが優位になることからメスが群れのボスになるのですが、ワオキツネザルの序列は分泌される臭いの強さで決まるとのこと。
つまり娘さんは「一番くさ・・・」──いえ、レディにそんな失礼なことを言うのはやめておきましょう。

 

いつものごっくんタイムではスタッフさんとの掛け合いでアクロバティックな食事シーンも見られるそうですが、この日は2匹とも終始落ち着かない様子でした。スタッフさんによると「もしかしたら蛇でも見たのかもしれません」とのこと。

以前は檻の外からエサを与えていたときもあって、そちらもまた楽しかった思い出がありますね。

檻に張り付いて待ち構えるさまは「やっぱサルだね!」って感じですねえ。

このワオキツネザルもやはり好きなものから食べたいからか、食べたいものと違うものが差し出されたときにスタッフさんの手をパシッ!と叩き、「それじゃねえ」アピールがなんともまたほっこりさせられたものです。

ちなみにこのワオキツネザルの触り心地なんですが、どうやらうさぎに近いらしいです。

つまりワオキツネザルを強くイメージしながらうさぎを・・・ゴニョ

園内にはバーベキュー場や遊園地もあります。

バーベキューは鉄板(ガス)か網(炭火)かを選択でき、食材・飲み物・食器は各自で持参ということですが、食材は注文することもできます。

詳しくは公式サイトをご覧になってみてくださいね。

動物たちにゴハンをあげよう(2)シンリンオオカミ

キリンと同じく、オオカミにもゴハンを与えることができます。

キリン同様、先着10組なのと並ぶ場所が決まっているので、ちょっと余裕を持って早めに並んでおきたいところですね。

洞穴の中へと入っていくと地下道っぽくなっていて、階段をあがると目の前はちょっとした森林が広がっているかのようです。

スタッフさんからトングを手渡され、そのトングでオオカミに与える生肉を掴みます。

オオカミさんは「はよくれ!はよくれ!」とばかりに全身でクレクレを表現してくれます。かわいい・・・

ゴハンを与える時間はほんの一瞬で終わってしまうのですが、ノリノリのオオカミに食事を与えるというのはとても印象深い貴重な体験でした。

テーブルとベンチがあったのでちょっと休憩タイム。

周囲は美しい緑に囲まれ、風のざわめきや鳥のさえずりが無上のBGMとなって、すばらしいヒーリング効果を堪能したような満足感が得られました。

「なんという贅沢な時間だろうか」と、ずっとそこにいたい気持ちにさせられます。
 

アムールトラ

ごっくんタイムの最後を飾るのはアムールトラ。

森林で出くわしたときの絶望感はクマを凌駕するように思いますが、20世紀初頭には26カ国に10万頭いたというトラが「現在では11カ国におよそ3000頭ほど」と聞くと切なく思うばかりです。

ごっくんタイムの食事はこの反対側の寝室にて行われます。

「トラがおしっこをかけることがあります。お尻を向けたら注意してください。」

これはちょっとした警戒案件ですね。僕は幸いにもこの場面に遭遇したことはないですが、万一に備えて警戒は怠らないようにしたいものですね。

トラのごっくんタイムは「血のしたたる生肉」という絵面がもう迫力ありすぎてちょっとドキドキです。

なんて美味しそうに食べるんだ・・・

なんだか夜は焼肉が食べたくなりました。

行けば行くほどに新たな魅力に気づかされる富山市ファミリーパーク。

とんでもなく奥深い施設です。まずはぜひホームページをチェックしてみてくださいね!

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