宇奈月温泉駅前でランチ、お茶、ガラス体験まで楽しめる!世界を旅した店主のセンスが光るお店「HoLo家」
宇奈月温泉駅前にある「HoLo家(ほろや)」は、ガラスやフェルトの雑貨、おいしいランチやお茶が楽しめるカフェ、それにガラス体験工房まで備えた、唯一無二の素敵な空間です。そんな、素通りするのはもったいない「HoLo家」で、今回はランチとガラス制作を楽しんできました!
ぬくもりあふれる空間
「HoLo家」があるのは、富山地方鉄道「宇奈月温泉」駅の目の前です。中は木がふんだんに使われており、落ち着く空間になっています。駐車場はないので、近くの駐車場に停めてからお立ち寄りください。
自家製の無農薬野菜を使ったランチ
今回の訪問の目的は、ランチとガラス制作体験です。ランチは、自家製の無農薬野菜を使ったランチを出している、とのこと。期待が膨らみます。1階のカウンターで注文するシステムで、メニューには、カレーやガパオライス、それにデザートや飲み物各種があります。お茶だけの利用もできます。また、お酒もあるので、おつまみとお酒でゆったり過ごすのも、よさそうです。
2階は、まさに異空間!
お店は、店主夫婦が自分たちの手でリノベーションしています。1階が店舗とガラス工房、2階がカフェになっているのですが、2階のドアを開いて、驚きました! 目の前に広がったのは、東南アジアのカフェのような空間。壁にはガラスや石、竹が埋め込まれ、花や木のモチーフがデザインされています。ついつい長居してしまう、居心地の良さでした。子ども用の椅子もあるので、子連れでも訪れやすいです。
スパイスの効いたカレーを堪能!
今回は「ホタルイカと夏野菜のカレープレート」をいただきました。イメージは、ネパールの定食「ダルバート」とのこと。大きなお皿にホタルイカのカレー、お豆(ダル)のカレーの2種類とごはん、それにスパイスのきいたお惣菜各種がのっており、自由に混ぜて食べるスタイルです。
ホタルイカのカレーは、素材のうまみとスパイスが好相性で、辛すぎず、ごはんでおいしくいただけました。お豆のカレーは豆の滋味あふれるおいしさが、印象的でした。お米はカレーに合わせ、外国産のお米と富山のお米をミックスして使っているとのこと。カレーのおいしさを引き立てていました。
お惣菜は、どれも良いバランスの味つけで、スパイス料理が好きな方も、スパイス初心者の方も楽しめると思います。ゆで卵は、黄身の柔らかさが絶妙! 野菜は地元の無農薬栽培のものを中心に使っているそうで、染み入るようなおいしさでした。
過去の旅を思い出し、そして、またどこかに旅に行きたくなる。そんなランチでした。
なお、旬の素材や保存した素材でお惣菜やカレーなどを作っているのでカフェメニューは変更されることがある、とのことです。
店主のセンスが光る、雑貨類
お店には、ガラスやフェルト、服や帽子などの雑貨が置かれています。店主夫婦が生産をお願いしたり、買い付けたりしてきた、作り手の顔が見えるものばかり。手作りのものが多いので、一期一会の出合いです。
ネパールの生産者にデザインを依頼し、制作してもらっているフェルト雑貨は、どれもモチーフが秀逸です。富山ならではの「ホタルイカ」のデザインもありました。ちなみに、店主夫妻の最近の買い付け先は、中国の雲南省。3人のお子さんを連れて、家族で旅をしながら買い付けや現地の方との交流を楽しんできたそうです。
ガラス体験で、世界で1つ、自分だけのコップを制作
「HoLo家」の1階奥にはガラス工房があります。ここでは、ボロシリケイト(ホウケイ酸ガラス)という耐熱ガラスを使用し、ガラス管を酸素バーナーで溶かしてアクセサリーやコップなどの制作を体験できます。最近では、海外からのお客さんも多いそうです。
今回、私はコップの制作を体験しました。最初に制作過程をご説明いただいた後に、いよいよ制作へ。熱くて危険な部分は担当していただきながら進めたのですが、息を吹き入れる過程がとても面白かったです。できた作品は、数日後に状態が落ち着いた後、宅急便で自宅や職場などの指定の場所に送ってもらえます。
宇奈月温泉に行ったら、ぜひ「HoLo家」へ!
「HoLo家」は、世界のいろいろな場所を旅してきた店主夫妻が、そこでの学びや感じたことを表現しながら日々、作り上げている空間です。お茶を飲む、ランチを食べる、雑貨を買う、ガラス雑貨を作る……など、自然体で思い思いの過ごし方をすることができる空間になっているので、ぜひ訪れてみてください。
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※この記事は黒部市とのタイアップで作成しています。