越中陶の里「陶農館」で越中瀬戸焼の陶芸体験！

立山町の伝統工芸品「越中瀬戸焼」は、この地で採れる貴重な粘土「越中瀬戸土」を焼き上げたものです。
越中瀬戸焼の里と言われており、奈良、平安時代より須恵器（須恵器）を産した日本でも有数の古窯地。
その歴史は今に受け継がれ、四つの窯元・五人の陶芸家さんが活躍されています！
そんな越中陶の里「陶農館」では、「越中瀬戸土」を使用した陶芸を体験することができます！

エントランスホールには、「越中瀬戸焼」の作品が展示、販売されていました。
様々な陶芸家さん達の作品は、ユニークなものから、洗練されたものまで魅力あふれるものばかりでした！
惹きこまれる作品がたくさんあるので、皆さんもゆっくりと楽しんでください。

今回の手びねりコースでは、越中瀬戸土か教材用粘土を選択し、カップやお皿を1点作っていきます！
割れにくく、作りやすい教材用粘土も選択できるので、お子様も楽しく安心して体験できると思います！

選択後、陶芸家さんより体験内容や手順を説明していただきました！
初めての体験なので、難しそうと心配していましたが、とても分かりやすく教えてくださいました！

また陶芸室はとても開放感があり、良い景色を見ながら体験することができ、晴れた日には海を見ることもできるそうです！

今回はお皿を作ることにしました！まずはお皿を作るための道具などを選んでいきます！
しっかりと麺棒に体重をかけ、瀬戸土粘土を均等な厚みにしていきます！
 

瀬戸土粘土を伸ばした後は、自分だけの形を作っていくのですが、何を作ろうか迷ってしまいます！
今回は猫の形のお皿を作ることにしました！切り取った粘土は足したいところにくっ付けて、お皿が小さくならないようにまた麺棒で伸ばしていきます！
この作業も丁寧に教えてくださったので、スムーズに取り組めました！

形決めは個性が出る作業なので、家族や友達、カップルでの体験がおすすめです！

形を決めて整えた次は、模様やデザインを付けていきます！
遊び心をくすぐる作業で、没頭してしまいました！型も可愛いものから、綺麗なものまで沢山用意されているので嬉しいですね！
出来上がりを想像するとワクワクしてきます！
 

作りたいお皿の形に合わせ、縁作りをして完成させていきます！
ヒビ割れしないように少しずつ縁を曲げ、イメージしている最終的な形を作っていきます！
縁が上手く作れたら、優しく角を磨く仕上げ作業に入ります！
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最後にお皿の後ろに日付と自分の好きなサインを入れて、焼き上がりの色を決めていきます！
色によって、仕上がり時の模様の見え方も記載してあるので、分かりやすくて助かりますね！
ここから焼き上げてもらいますが、仕上がりは約1ヶ月後で、来館しての受け取りと、または郵送（有料）での受け取りも可能となっています。

イメージしていた物ができたので、焼き上がりがとても楽しみです！

今回体験した「手びねりコース」の他に、カップやお皿に専用のパステルで絵が描ける、「絵付けコース」もあります！
小さなお子さまも楽しく体験できるコースなので、こちらも是非体験してみてください！
また陶芸教室も行っており、陶芸室には生徒さんの可愛い作品や綺麗な作品がたくさん置いてあって、眺めているだけでも楽しむことができました！

エントランスホールには作品の展示、販売の他にも「越中瀬戸焼」について学べるコーナーもありました。
薪窯の火入れの様子や、「越中瀬戸焼」の歴史が分かる資料などがあり、深く学ぶことができます！
お土産コーナーには立山町の特産品も販売されており、私は立山うどんの巾着袋入りを購入してきました！

また越中陶の里「陶農館」は、段差もなく、お手洗いもありバリアフリー対応の施設でした！車椅子、ベビーカーでも安心して入館できます。

陶芸を体験できる機会は中々ないので、とても貴重な機会となりました！
皆様もぜひ、自分だけのオリジナルうつわを作ってみてください！

丁寧に優しく対応していただいた、越中陶の里「陶農館」さん、ありがとうございました！

越中陶の里「陶農館」
住所：〒930-3247 富山県中新川郡立山町瀬戸新31
営業時間：9:00～16:00
定休日：火曜日・年末年始（火曜日が祝日の場合は、翌日が定休日となります。）
電話番号：076-462-3929
駐車場：無料駐車場有
トイレ：有