滑川市にある自然豊かな「東福寺野自然公園」へ行ってみた!

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「東福寺野自然公園(とうふくじのしぜんこうえん)」は富山湾の春の風物詩・ホタルイカで有名な滑川市(なめりかわし)にあります。高台(標高約300m)に位置し、晴れた日には市街地から富山湾まで一望できる、自然豊かな広大なレジャースポットです。
 

子どもたちに大人気の「ふわふわドーム」をはじめ、開放感たっぷりのバーベキュー広場や宿泊可能な「SLハウス」、パークゴルフ場もあります。夏の時期には、水遊びや「いかだ遊び」が楽しめ、涼を感じながら満喫できます。
 

大人から子どもたちまで思いっきり遊べるこの公園の魅力を紹介します!

「東福寺野自然公園」とは?

北陸自動車道・滑川ICから車で約10分、富山駅からも車で30分ほどで到着します。

【開園期間】3月中旬~12月中旬(期間内無休)
【開園時間】午前9時から午後5時まで 
【入場料】 一般 220円 中・小学生 150円

公園入口には、「東福寺野自然公園駅」という看板が掲げられ、まるで本物の駅のような待合室風の休憩スペースがあり、改札を通った先には何があるのだろう?とワクワク!さぁ、出発です!

シンボルの「海の見える時計台」

公園に入るとひときわ目を引く三角屋根の白い建物、それが「海の見える時計台」です。札幌の時計台を模して建てられたこのシンボルは、高台に位置し、美しく映えています。滑川市出身の音楽家・高階哲夫氏に由来する「時計台の鐘」が1時間ごとに流れ、建物の中では作品や活動を伝える展示も。時計台を通じて風景と音楽と歴史が一体となるスポットです。

園内を一周できる「ぴかトラ号」

公園は、約15haもある広大さです。そんな広い園内をゆっくりと巡ってくれるのが、無料で運行されているトラクター型の「ぴかトラ号」!風を感じながら景色を楽しむことで、公園の全体像がつかめて、その後の散策もより楽しくなります。歩くだけではなく、乗り物に乗って、楽しめるというのもこの公園の魅力の1つです。

思いっきり遊べる「充実した遊具」

大きくて真っ白な不思議なかたまり!その正体は、子どもたちに大人気の「ふわふわドーム」!巨大なトランポリンのようなこの遊具は、跳ねて、走って、寝転がって、と遊び方はいろいろ。まるで雲の上で遊んでいるような感覚に、夢中になります。「まだ遊びたい!」と思うほど、身体をめいっぱい使って楽しめるエリアです。

「ふわふわドーム」から少し歩くと「大型複合遊具」も!滑り台、ブランコ、クライミングなど身体をたっぷり動かせます。遊びの中で、登って、滑って、次はブランコで揺れて…と、気がつけば、夢中で汗びっしょり…なんてこともありました。

なが〜いコースを一気に滑り降りるローラー滑り台のスピード感は、まさに爽快!滑ったあとは、ちょっとした山道を登って、また滑る…その繰り返しが楽しくてたまらないようです。子どもたちの無限の体力に関心してしまいます。

まるで森の中にあるような感覚になる木の遊具の数々。木のぬくもりを感じながら、渡ったり、登ったり、くぐったり。五感を使って思いきり遊べるこの場所では、子どもたちも無我夢中に!風に揺れる葉の音、土の匂い、差し込む陽の光。まるで自然と一体になったような、そんな特別な時間を楽しんでいました。

バーベキュー広場では、「いかだ遊び」も!

木の遊具から少し歩くと「バーベキュー広場」があります。広場を囲んでいる池で、なんと「いかだ遊び」が出来るんです。ちょっと難しいのかな?落ちないかな?という心配もよそに、意外と安定感があるようです。7月に行ったときは、大勢の若者、子どもたちが池の中に入ったり、いかだで遊んだりと思い思いの過ごし方をしている姿が印象的でした。

バーベキューは、要予約で、手ぶらで楽しむこともできるそうです。子どもたちはいかだ遊び、大人は自然の中でゆったりひと休み。そんな過ごし方ができるのも、この広場ならではの魅力です。

軽食を提供!「望海亭」へ!

バーベキュー広場横には、「望海亭」があり、軽食が提供されています。(ただし、土日祝の営業 11時~14時まで)ちょっとお腹が空いたというとき、手軽に食べられるのもいいですよね!また、夏は、かき氷の販売もありました。

宿泊できる「SLハウス」

公園内には、大人気の「SLハウス」があります。ハウス?と思いますよね?このSLは宿泊施設になっているのです。昔、実際に走っていたSLを改築し、木のぬくもりを感じる内装に仕上げ快適に過ごせる宿泊施設を作られたそうです。電車好きのお子さんなら、一度は泊まってみたい!と目を輝かせること間違いなし!
 

夜になると、晴れていれば満天の星空。SLの窓から外を眺めながらのんびり過ごすひとときもまた格別なのでは?普段は見るだけのSLに泊まれる、という特別な体験に、大人も童心にかえれそうです。公園で一日たっぷり遊んだあと、そのままSLに泊まれるなんて、まさに子どもたちにとって夢のような時間ですね。

【立ち寄りスポット】公園から車で約15分「ぱん工房とある」

テントも用意さていたり、ベンチもあったりと、心地よい風を感じながらゆったりとくつろげるのも、この公園の魅力です。子どもたちが「ふわふわドーム」で思いきり跳ねて遊んでいる間、大人はのんびりランチやおしゃべりタイム。ピクニック気分で手作りのお弁当を広げたり、パン屋でテイクアウトして楽しんだりと、それぞれのスタイルで過ごせる休日も素敵ですね。

7月に訪れたときは、近くの「ぱん工房とある」に立ち寄り、公園で頂きました。高台の住宅街の中にあるパン屋さん。一つ一つ、丁寧に作られていて、「どれも美味しいですよ!」と、笑顔で話されていました。地元のお店と公園を組み合わせた贅沢な過ごし方もオススメです。

【車窓からの眺め】高台からの田園風景

「ぱん工房とある」から公園へ行く途中に広がる景色がとても素敵です。この写真は、稲刈りが行わる前の9月に撮影しました。天気が良ければ、富山湾まで見渡せる田園風景!公園への道中もぜひ、楽しんでみてください。車の窓から見える黄金色の稲穂が風に揺れる様子や、遠くに連なる山々の稜線、ところどころに佇む農家の家々、まるで絵画のような風景が続きます。

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