富山地方鉄道のイチオシ車両は?おすすめ3車両を紹介します!
富山地方鉄道(通称:地鉄)の大きな特徴は、さまざまな種類の車両に乗ることができる点です。駅で待っていると、毎回異なる車両が来るので、何が来るのかとても楽しみです。今回は、電鉄富山駅から1駅の場所にある稲荷町駅の「稲荷町車庫」を特別に取材させていただきました。多数ある車両の中から特におすすめの3車両をご紹介します!
地鉄の乗り方のコツ
地鉄の駅は、有人駅と無人駅があります。有人駅では、切符売り場で切符を購入して乗ってください。無人駅の場合は、一両目の後ろのドアから乗車し、乗車ドア付近の発券機整理券を取り、降りる時に精算します。なお、降りる駅が有人の場合は改札で、無人の場合は電車内で運賃を支払ってください。
地鉄では「エコマイカ」という、お金をあらかじめチャージしておくとタッチ決済ができる、便利なICカードが販売されています。また、アプリ「マイルート」の電子チケットの利用も可能です。その場合は駅員さんまたは運転士さんに画面を見せてください。
ちなみに、地鉄は個人や企業で貸切利用もできます。料金は区間などにより異なるそうですが、仲間を集めて乗る鉄道ファンの方や、貸切でお客様を立山や宇奈月温泉などの観光地に乗せる旅行代理店などが利用しているそうです。
広い座席が魅力の「キャニオンエキスプレス」
おすすめ車両の1つ目は、「キャニオンエキスプレス」です。2020年まで西武鉄道で「ニューレッドアロー」の愛称で西武池袋線・西武秩父線の特急として活躍していた車両です。現在は不定期で運行しているため、「乗れたらラッキー」だという位置づけの電車です。
座席が広めなので、ゆったりとした気分で座れます。席の横にちょっとした飲み物を置くこともできます。車内にトイレもあるので、長時間の移動も安心です。
車内のデザインが素敵すぎる「アルプスエキスプレス」
「アルプスエキスプレス」も、もともとは西武鉄道の車両でした。地鉄として稼働してからは30年になります。一番の特徴は、個性的な車両デザイン!
九州新幹線をはじめ数々の列車デザインで知られる水戸岡鋭治氏によるもので、車内は富山の大自然を存分に感じられるように、車窓の風景を絵画に見立てた木の窓枠や外向きのカウンター席など工夫がつまっています。このデザインでの稼働は2011年からだそうです。
椅子や照明のデザイン、飾ってある富山ならではの土人形など、見どころが満載で乗るだけでワクワクする電車です。この車両も不定期で運行しているのですが、運が良いと乗車することができます。これに乗れると私も家族もテンションが上がり、思わず「乗れたよ!」と報告し合ってしまいます(笑)。
名前の由来は色から!皆に親しまれている「かぼちゃ電車」
おすすめ車両の3つ目は、地鉄で40年以上活躍している通称「かぼちゃ電車」です。もと京阪電車で、「かぼちゃ」という通称はその色からきています。山や川に映える色です。
「かぼちゃ電車」の車内は、ボックスシートに変更可能なスタイルの椅子が入っています。窓も昔ながらのデザインで、私はここから外の景色を眺めるのが好きです。車窓から景色を眺めていると、乗っている時間が最高のリラックスタイムになります。
その他のおすすめ車両!
こちらは、東京都内や神奈川県内を走っていた、もと東急電鉄の車両。地鉄での稼働は約10年だそうです。東京出身の私は高校生の時にこの車両によく乗っていたので、なんとなくタイムスリップしたような気分になります。
雷鳥をモチーフにした「とやまもよう」のデザインの車両は、個性的なカラーが魅力です。散歩中や駅で待っているときに見かけると、つい写真を撮ってしまいます。
その色味から「だいこん電車」と呼ばれ、親しまれている車両です。「確かに、この色はだいこんだなあ」と見るたびに思います。
地鉄には、面白い車両がたくさんあります。それぞれに独自の魅力があるので、私は駅で電車を待つたびに、「今日は何に乗れるかな」と楽しみにしています。
日々の整備の様子に触れて
今回案内してくださった車両グループ長、梅村直人さんは「この稲荷町の車両基地で日々、27名で車両を整備しています。安全第一で取り組んでいます」と話してくださいました。整備に向かう真剣な姿を見て、「このような整備があってこそ、みんなが地鉄に安心、安全に乗れているのだよな」と改めて感じました。
みなさんもぜひ、地鉄に乗ってみてください!
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