富山市のまちなかカフェ 4選(総曲輪・中央通り周辺)

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富山市中心街・総曲輪(そうがわ)、中央通りには富山城や建築家の隈研吾さんが手がけた「富山市ガラス美術館」などがあります。
街歩きに疲れたら、カフェでひと休みしたいですよね。

今回はオープンしたばかりのカフェから人気のカフェ、老舗喫茶店、名物店主がいるカフェなど個性豊かなカフェをご紹介します。

【1.SWAY】2023年にオープンしたフォトジェニックカフェ

2023年4月、市内電車 大手モール駅前にオープンしたコーヒースタンド「SWAY」。

くすみピンクの壁や床に敷かれた砂利の小道が印象的な店内に入ると…

 

もれなく、おしゃれな人になった気分が味わえます!

お会計は事前精算で。
美味しそうなスイーツが並ぶショーケースを指差しで注文します。
ドリンクは自家焙煎珈琲豆コーヒーやラテのほか、レモネードスパークリングやアールグレイティーソーダ、アルコールも楽しめますよ。

 

今回選んだスイーツはフランス語で週末に大切な人と食べるケーキという意味の「ウィークエンドシトロン」。

しっとりと焼きあがったバターケーキの表面が、たっぷりのレモンアイシングでコーティングされ、思った以上に爽やかな口当たり。「アイスカフェラテ」とも相性ぴったりでした。
SNSでは見目麗しいプリンをよく見かけます。次回は絶対プリンを頼みます!

WiFi環境も整っているので、ノマドワーカーにもおすすめのカフェです。

【2.SIXTH OR THIRD COFFEE STAND】路地に佇む白いコーヒースタンド

総曲輪通りのグランドプラザから北の路地に入ると白を基調とした「SIXTH OR THIRD COFFEE STAND(シックスオアサードコーヒースタンド)」が見えてきます。

オーナーはイギリスでの生活を経て地元・富山に帰郷した井上佳乃子さん。イギリスでバリスタとして働いた経験を活かし2018年にオープンしたコーヒースタンドです。
 

メインはドリップやエスプレッソマシン用いて、一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーメニュー。

ラテやジブラルタルなど、エスプレッソベースのコーヒーや、オリジナルブレンド、シングルオリジンをハンドドリップするコーヒーを提供されています。
 

私のお気に入りは「ジブラルタル」。

「ジブラルタル」とはジブラルタルグラスを使用するエスプレッソとスチームミルクで作られたドリンクです。ミルクの甘味を感じられるように、低い温度のミルクが注がれています。深いコクとクリーミーで密度の高いラテの一体感がたまりません。

「エスプレッソトニック」はエスプレッソをトニックウォーターで割って最後にライムを絞るドリンクです。エスプレッソの苦味と炭酸の甘み、ライムの爽やかな香りと酸味のハーモニーがクセになりそうな味わいでした。
 

これらのドリンクにあわせたいのはオリジナルの焼菓子です。私が個人的に好きな焼き菓子は「アップルサイダードーナツ」。サクサクで素朴なドーナツはひとつふたつと思わず手が伸びる、飽きのこない味です。

心地よいBGMとともに街の流れを感じるコーヒースタンドでひと休みしてみてはいかがでしょうか?



 

【3.純喫茶ツタヤ】街中で100年を迎える喫茶店

建築家隈研吾氏が手がけた「TOYAMAキラリ」。道路を挟んだ角地にあるのが今年で100年を迎える「純喫茶ツタヤ」になります。
「純喫茶ツタヤ」は1923年に「ツタヤコーヒー店」として創業。当時は壁を覆いつくすようにツタが這って、店全体を覆いつくす姿から「ツタヤコーヒー店」と名付けられたそうです。

気になるメニューは、朝は7時からモーニング、昼はランチ、午後はコーヒーにスイーツと盛りだくさん。好きな時間にゆっくり過ごしたくなる喫茶店です。

今回、私は「コーヒーゼリーぜんざい」をセレクトしました。
 

「コーヒーゼリーぜんざい」はツタヤブレンドで作ったコーヒーゼリーと、ほんのりシナモンが香るあんこ、そして生クリームとバニラアイスクリームとの絶妙なハーモニーがたまりません。甘いだけでない、コーヒーの苦味も感じられる大人のスイーツです。

そして、コーヒーにあん入りコーヒーなるものを発見しました。
あんこの優しい甘さとオリジナルブレンドのコーヒーのコクがこれまた合うんです。

娘は飲み物に名前が可愛い「カルピコ」を注文。カルピコはカルピスのコーラ割りだそう。
あまり聞き馴染みがないカルピコ。というのもカルピコはかつて、喫茶店の定番メニューだったようです。

そのほか、喫茶店の定番メニュー、ミルクセーキやバナナジュース、メロンソーダもあり、ノスタルジックな気分が味わえること間違いなしです!

店内はカウンターとテーブルがありますがこじんまりとしているので、少人数での利用がオススメですよ。

【4.cafe54】店主の知見に触れたくなるカフェ

最後に紹介するお店は富山市中央通りの電車通り側に位置する「cafe54」です。イタリアブランドのセレクトショップ「Albano」の2階になります。

店主はいつも素敵な装いの室伏さん。青いメガネフレームがおしゃれです。

コーヒーは富山市のコーヒー店「太陽珈琲焙煎本舗」が焙煎したオリジナルブレンド。
深みがある「Book」とマイルドな旨味の「Jazz」の2種が用意されています。

ケーキはウィークエンドケーキやココナッツクリームベリーソースケーキなどオリジナルのスイーツが選べます。

今回はドライフルーツのキャラメルケーキとカフェラテを注文しました。

ケーキは全て室伏さんがプロデュースし、友人に作ってもらっているそうです。
お酒に漬け込まれたドライフルーツって美味しいんですよね。思わずペロリといただきました。

cafe54のオーナーは1階の「Albano」の長谷川さん。
これら大量のレコードは長谷川さんのコレクションです。レコード好きにはたまりません。

BGMは長谷川さんの担当だそう。
 

店名である「cafe54」は1977年ニューヨークにできたディスコ「スタジオ54」に因んでいるとのこと。

スタジオ54は、デヴィッド・ボウイ、アンディー・ウォーホール、サルバドール・ダリなどが足しげく通ったディスコで、この時代の象徴的な場所としてオーナーの長谷川さんが憧れ、名前を付けたそうです。


富山の街、歴史について詳しい店主・室伏さん。富山の街の生き字引と私が勝手に思ってます。
室伏さんオススメの富山スポットは富山城の中にある佐藤記念美術館。美術館マップには載っていないのが勿体無いとおっしゃってました(笑)。

集まる人もコーヒー片手に店主と憩うために足を運んでいるのだろうなと。観光の際も富山の街について詳しく教えてもらえると思います!

富山のまちなかカフェでひと休みしませんか?

今回は富山の街中、総曲輪、中央通り近辺にあるカフェをご紹介しました。
中央通りは、ただ今絶賛再開発中のため、少し閑散としていますが、街中のカフェに足を運ぶとまだまだ知らない富山に出会えると思いますよ。

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