【富山マンテンホテル×鯛家】湯上がりは「生簀割烹」で富山湾の幸に酔う!“フロメシ”鉄板プラン

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富山駅近くのビジネスホテル「富山マンテンホテル」は、立山連峰を一望できる大浴場とサウナを備え、人気の食事処も併設する宿泊施設だ。
同ホテルに泊まり、ひと風呂浴びた後、館内テナントの一つである生簀のある和食店「鯛家」で富山湾のコース料理を堪能した一日をつづっていく。

風呂よし、立地よし、食事よし。富山マンテンホテルで“集まる理由”

「富山マンテンホテル」はJR富山駅より路面電車で約5分。近くには富山県内最大の歓楽街の桜木町がある。敷地内には駐車場も100台完備(1泊1,000円)。
特筆すべきは、最上階にある大浴場だ。晴れた日には、湯舟に漬かりながら雄々しい立山連峰を見渡せる。露天風呂に加え、サウナも備える。ビジネスやレジャーにも使い勝手が良く、旅の拠点として利便性の高いホテルだ。
施設内には飲食テナントが三軒入っている。焼肉の「辛子家」、居酒屋の「くろべ」、そして生簀割烹の「鯛家」。いずれも地元民に人気のある店だ。
今回オレは、ホテルで風呂に入って“ととのい”の時間を満喫した後、「鯛家」で富山湾の海の幸を味わうプランを思い付き、知人を集めてチェックインした。

シングルルームで今宵の準備を整える

当日。オレは他のメンバーより一足先にチェックインを済ませ、歯ブラシなど必要なアメニティを選び、エレベーターで部屋へ向かった。
今夜の寝床は、全144室あるシングルルームの一つだ。ベッドと内風呂、デスクにテレビと、ビジネスホテルとしての装備が一通り揃っている。
荷物をほどき、近くのスーパーで買ってきた酒を冷蔵庫に放り込む。風呂上がりの一杯を思い描きながらの準備だ。一息つくのもほどほどに、タオルを手に取り、大浴場へ向かった。

立山を望む最上階の大浴場

大浴場は15:00~24:00、翌5:00~10:00まで利用できる。15:00を少し回った頃に暖簾をくぐると、すでに数人の客がお湯を楽しんでいた。オレはかけ湯を済ませ、ざぶんと湯舟に身を沈める。
この日の空は晴れのち曇り。くっきりとはいかないまでも、剣岳をはじめとする凛々しい立山連峰が、目の前に広がっていた。
「たて~やま~よ~、南~の山」
「たてやまれーんぽーう、朝日を捧げ~」
「朝影冴ゆ~る、たーてやーまの~」
山並みを眺めていると、不意に新保小学校・興南中学校・富山南高校と、オレの卒業した学校校歌がよみがえる。思わず口ずさむ自分自身に苦笑する。年を重ねて歌い出しの部分以降は曖昧になっているのに、立山を愛する感情だけはしっかりと身体に染み付いているらしい。そんなことを思いながら湯を上がり、サウナの扉を開けた。

サウナで仕上げて、100円玉三枚の生ビール

サウナは6人ほど入れる広さで、12分計とテレビが備えられている。サウナは好きだが、目的もなく長時間じっとしているのは正直つらい。だからこそ、時間をやり過ごせるテレビの存在はありがたい。オリンピックの映像に目を向けながら汗を流し、12分計が一回りしたところでサウナを出た。
水風呂には半身だけ漬かる。全身を預けるには、まだ覚悟が足りない。やがて、露天スペースに向かい、外気に身をさらして熱を逃がす。
それを二回ほど繰り返すと、頭が澄んでくる。「サウナー」としては邪道かもしれないが、自分なりの入り方で十分満足し、大浴場を後にした。

休憩所には生ビールのサーバーがある。100円玉3枚で買える風呂上がりの幸せをオレは堪能し、部屋に戻った。
部屋で買ってきた酎ハイでおっぱじめていると、他のメンバーも風呂を済ませて合流。心身さっぱりした面々と部屋飲みで少し出来上がり、「鯛家」に向かった。

生簀から始まる、富山の宴

さて、待ちに待った夕食。同ホテル地下一階にある鯛家に入ると、中央に据えられた生簀が目に飛び込んでくる。富山湾の海の幸が鮮度抜群のまま口にできる臨場感のある雰囲気は、地元民ならずも県外客にとってたまらないひと時だろう。
今回は「お造り大漁盛りとぶりしゃぶコース」(9,000円)を注文した。

まずは、季節の先付け2種。煮凝りのあっさりとした味わいをビールで流し込み、胃袋の調子をゆっくりと整えていく。

続いて運ばれてきたのは、ひと目で場の空気をさらう「お造り大漁盛り」。尾頭付きのタイを筆頭に、ブリ、マグロ、甘エビ、バイ貝と富山湾の海の幸がどどんと盛り付けられている。その豪勢な様子に胸が昂る。ワサビ入れにハマグリの貝殻を使っているあたりも洒落ている。締まった厚身の刺身にワサビを乗せて口に運ぶと、天にも昇るような心地になる。富山に生まれて良かったと思える瞬間だ。

三品目はベニズワイガニの蓮蒸し。風味を楽しみながら、上品な味わいをじっくりとしたためる。

そして、富山の冬の風物詩「ブリしゃぶ」が運ばれてきた。銀色にきらめく皮目と、艶やかな桜色の身の対比が美しい。出汁に少しくぐらせて口に含むと、ほどよく脂が落ちたブリの食感と、出汁と重なり合うほのかな甘みが広がる。県外客を虜にするのもうなずける一品だ。

ゲンゲの唐揚げは、熱々のうちにほおばりたい。口の中でふわりとほどけ、幻のように溶けていく。その不思議な食感こそ、「幻魚」と呼ばれる所以ではないか、と勝手に思う。

タイの身が入ったあら汁で、たぎる心をひとまず落ち着ける。

そこへ富山和牛の炙り焼きが鎮座する。レアに焼き上げられたひれ肉を塩とワサビでゆっくりと味わい、肉の旨みを静かに噛みしめた。

ここでオレは、コース料理外となるが、せっかくの機会なので生簀の魚を調理してもらおうと提案する。この日はアオリイカが入っており、刺身と天ぷらでお願いした。
店員が掛け声とともに生簀からイカをすくい上げる。その様子に、他の客も思わずカメラを向ける。この演出は、県外客の記憶に残る、いわばアトラクションだ。ぜひ体験してほしい。
 

調理されたアオリイカの刺身は身が透き通っており、いったん落ち着いていた食欲を再び呼び覚ます。コリコリとした歯ごたえ、揚げたてふわりと軽い天ぷら。鮮度抜群な海の幸を存分に味わった。

締めは氷見うどん。つるりとした細麺の喉越しと、しこしことした歯触りを楽しみ、最後は抹茶アイスで満ち足りたコースを締めくくった。

コース料理を満喫したオレたちは、その余韻をまといながら、二次会の桜木町で杯を上げた。宿があるという安心感も手伝ってか、テンションは最高潮。もはや怖いものはない。最近、医者からやかましく指摘された痛風発症の数値もすっかり忘れたオレは、ハイボールを何度もおかわりし、翌2:30の閉店まで、その店で騒ぎ続けた。

余韻を抱いて、富山の朝食へ

翌朝。
他のメンバーからの電話で目を覚ます。
頭は重いが、不思議と後悔はない。あれだけ笑った夜の代償ならば、少しの不調も抱き込める。
朝食の待ち合わせ時間はとっくに過ぎていた。慌てて身支度を整え、朝食会場に向かう。
富山マンテンホテルの朝食は和食と洋食の2つから選べ、迷わず和食を選んだ。富山らしいホタルイカの沖漬けやかまぼこが並ぶ膳を平らげ、ようやく人心地つく。こうしてオレの企画したプランは終わりを迎えた。

大浴場で立山連峰を仰ぎ、富山湾の海の幸に舌鼓を打つ。そして桜木町で弾ける。県外客はもとより、地元客にもお勧めできる内容だ。こういう夜の遊び方も、今後の酒飲みプランに加えよう--。そう思いながらオレは帰路についた。

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