富山の特産「呉羽梨（くれはなし）」を使ったお土産７選

富山市呉羽本町にある「くれは製菓」では、地元特産の呉羽梨を贅沢に使ったお菓子が並びます。その中でも私がおすすめするのが、「梨最中 華乃長十郎」と涼旬菓ゼリー「梨ひめ」です。

「梨最中 梨乃長十郎」は、呉羽梨「幸水」をじっくり蜜漬けにし、白あんに練りこんだ贅沢な最中です。梨のころんとした愛らしい形をそのまま模した皮に、梨餡がたっぷり詰まっています。梨餡の中の蜜漬けが梨の食感と優しい梨の味を感じます。「長十郎」という名は、呉羽梨の歴史を築いた礎の品種で、梨と富山の風景が描かれたレトロなパッケージも素敵です。
梨最中は呉羽にあるスーパー（大阪屋と原信）や、富山駅構内「セブンイレブン おみやげ処富山店」で購入することができますよ。富山駅で販売されている最中は真空包装で、日持ちがするのも安心です。

「梨ひめ」という名には、「姫」と「秘め」の二つの意味が込められています。水分が多くてさっぱりとした「豊水」の果肉をぷるぷると透き通るゼリーで包んだ愛らしい水菓子です。一口ほおばると、果汁溢れる「豊水」のさっぱりとした甘さと、清涼感のあるゼリーが口いっぱいに広がります。豊水の特長が生かされた逸品です。
「梨ひめ」はくれは製菓店頭でのみ購入できます（季節限定）。他にも色々な梨のお菓子が販売されているので、是非訪れてみてくださいね。

富山市呉羽町にある「梨の菓 瀧味堂」は呉羽梨の産地にあり、地元の呉羽梨を使用した様々なお菓子が販売されています。
その中でも私がおすすめするのが「梨の雫」と「おもて梨ゼリー」です。

「梨の雫」は梨の果汁が入った琥珀糖。ガリっと噛んだあとのシャリシャリとした食感と梨の風味がまさに呉羽梨です。丸みを帯びたパッケージも梨の丸さを表現しているようで、可愛らしいです。
 

「おもて梨ゼリー」は幸水のすりおろしを加えて作られたゼリーです。一口ほおばると、すりおろした幸水の甘さを存分に感じることができます。こちらは季節限定商品。
瀧味堂では他にも呉羽梨を使用したお菓子が販売されています。店舗の他「ととやま」や「とやマルシェ」のとやま銘菓コーナーなどでも購入できますよ。

富山市中老田（なかおいだ）にある洋菓子店「ルパティシエエム」がつくる「くれは和梨シフォンケーキ」は、梨畑と田んぼに囲まれた東老田地区の恵みを感じられるお菓子です。
富山県産米粉を使用し、ふんわりと焼き上げたシフォン生地には、細かく刻んだ呉羽梨をたっぷりと練りこまれています。さらに、別添えの呉羽梨ジャムを添えることで、梨の瑞々しい甘みと香りが引き立ちます。
シフォンケーキの大きさは約20cmとボリュームがあり、専用の箱入りで手土産にもちょうど良いです。賞味期限はケーキが10日間、ジャムが1週間とゆっくり楽しめます。

富山市婦中町（ふちゅうまち）にあるオオヤブラッスリーが手がける「梨のクラフトビール」は、呉羽梨を使用したお酒です。グラスに注ぐと淡い色のビールからふんわりと梨の香りが立ち、飲んでみるとフルーティーで優しい味わいが口の中に広がります。梨の爽やかさを感じる、すっきりした後味です。

普段ビールを飲まない方にも、特別な時にもおすすめです。
ラベルに「ありのみ」とあるのは、「梨」の別名です。「なし」が「無し」を連想させ、縁起が悪いということで、反対の「ある」から「ありの実」と呼ばれるようになったそうですよ。
購入できるのは、富山市総曲輪（そうがわ）にある「地場もん屋総本店」のみ。要冷蔵なので保冷剤が必要です。

呉羽梨農家「梨の花工房」と富山県砺波市（となみし）にある「トナミ醤油」がコラボした商品で、呉羽梨「幸水」が入った焼肉のたれです。味は「甘口」「濃口」「半ジュレ旨辛」の3種類。私は定番の甘口を愛用しています。醤油ベースのたれの中に、梨の優しい甘みを感じます。焼肉だけではなく、野菜いためなど普段のおかずにもおすすめです。
富山市内の農協や、富山市呉羽にある「竹田精肉店」で購入できます。富山駅のとやマルシェでは、「ダシの三幸」で販売されています。

「呉羽梨はやしさん」の呉羽梨のドライフルーツはとても肉厚。梨の甘さが凝縮されて噛めば噛むほど梨の香りが広がり、梨の甘さとジューシさを存分に楽しむことができます。チャック付きのパッケージで持ち運びにも便利なところも気に入っています。贅沢なおやつとして、またおつまみにもおすすめです。
直売所や富山市の「地場もん屋総本店」で購入できます。

2025年5月にJA全農から発売された「ニッポンエール呉羽梨グミ」は幸水の果汁を使用したグミ。一粒ほおばると、甘さと香りが広がり、まさに呉羽梨。
農協や富山の土産店で購入できるようです。見つけたら是非お試しくださいね。