早朝から大混雑の「魚津の朝市」を大解剖！行列必至の「朝市定食」にも迫る。

海の幸も山の幸も揃う台所的存在の朝市。

毎月第4日曜日に開催されていて、地元の生産者さんから直接購入できるのが魅力！室内での開催なので、天候に左右されることなく、快適に楽しめるのが嬉しいですね。

海産物を中心に和菓子や野菜、お弁当などが販売されています。季節によっても販売されている商品は異なり、まさに富山の旬を体感できるスポットです。

私が訪れた2025年11月。朝から混雑すると聞いていたので、気合いを入れて早起きをし、6:30に到着しました！すると、駐車場はすでに満車状態。よく見てみると、レンタカーや県外ナンバーも多く、その人気の高さが伺えました。

特産品や地場産品が購入できるとあって、早朝から大賑わい！あまりの活気に、思わず「みんな早起きすぎでしょ」と呟きたくなったくらいです。

3連休の中日ということもあり、この日はいつもよりも人の入りが早かったとのこと。これは商品の売り切れも早いかもと思い、名物であるカニをすぐに見に行くと、もうカゴの底が見える状態になっていました。

気になるものがたくさんあり、悩んだ末に私は白菜と和菓子、昆布締めを購入しました！本当はカニも購入したかったのですが、茹でるための大きい鍋がないことと、一人暮らしでは食べきれないなと思い、断念しました。

少し混雑が落ち着いてくると、朝市で購入したお弁当を海辺で楽しむ方の姿も。日曜日の朝をスタートさせるにはぴったりですね！

新鮮な魚介類を中心に、炭火焼き魚、カニ、汁物など、富山らしい食材を使った「魚津の朝市」の名物定食。とっても豪華でありながら、どれも1,000円前後で楽しめると超人気です。さらに魚津名物のバイ飯も食べられますよ！

カニの甲羅焼きとカニ汁、カニご飯がセットになった「カニ三昧定食」が特に注目されているメニュー。カニを存分に楽しめるごちそう定食が、なんと1,500円（税込）というお手頃価格でいただけます。朝からこれをいただけるのは贅沢ですね。

まずはそれぞれをそのままいただきます。どれもカニの旨みがたっぷり！
カニの甲羅焼きとカニ汁は深みのある味わいで、カニご飯はコクはありながらもさっぱりとした味わいが楽しめました。

続いてお店の方に聞いたおすすめの食べ方を実践！カニ汁のカニを取り出し、身を取り出したら甲羅焼きの中に入れます。これをすることでカニ味噌の旨みを、甘みのあるカニの身と一緒に楽しめます。

幸せいっぱいな味が口の中いっぱいに広がりました。最後に残ったカニ味噌はカニご飯といただき、あっという間に完食です。

人気の「カニ三昧定食」は数量限定。早朝に売り切れてしまうことがほとんどなので、確実に食べたいという方は、なるべく早めに訪れるのがおすすめです。

私が訪れた日も、6:30時点で外まで大行列。ザッと見ただけでも50人近くは並んでいるのではないかという長さでした。かなり早い時間帯から列はでき始めるそうで、特に3連休や大型連休のタイミングは、行列ができ始めるのが早いとのこと。

いつになったら列は短くなるのかなと観察していると、7:00を過ぎても短くなるどころか長くなる一方でした。個人的には、なるべく早朝から気合を入れて並ぶのがおすすめです。

冬の場合はダウンやカイロなど防寒対策を忘れずに挑んでくださいね。

大人気の「カニ三昧定食」ですが、実は期間限定のメニューです。大体9月から5月くらいまで提供されています。

しかし、期間中であっても漁獲状況や天候によって、提供内容が変更になる場合も。訪れる前に最新情報をチェックしておくと安心です。

「じゃあ夏はカニが食べられないのか……」と思ったそこのあなた！

なんと夏には夏限定のメニューが存在します。提供メニューはその時によって異なりますが、海鮮カレーや海鮮焼きそばなど夏にしか出会えない特別版です。

「なかなか簡単に食べられるものではないな……」とお話しを聞いていると、なんと「カニ三昧定食」よりもレアな定食があるとのこと！

それが「カニ尽くし定食」と「富山三種の珍味定食」です。「カニ尽くし定食」は11月に訪れたこの日もありましたが、私がメニューを見た6:40時点で売り切れ。このレアメニューを食べるには運も必要そうですね。

お土産や日々の食材を購入するのはもちろん、朝ごはんを食べに足を運ぶのもおすすめです！

ぜひ、第4日曜日の朝は早起きをして、富山の絶品グルメで1日をスタートさせてみてください。