まるで大人の社会科見学!金太郎温泉の「バックヤードツアー」が面白すぎた。
温泉旅館といえば、お部屋やお風呂でゆったりリラックスして過ごすのが定番です。しかし「ただ泊まってのんびりするだけでは少し物足りない……」と思ったことはありませんか?
そんな方におすすめしたいのが、富山県魚津市の「金太郎温泉」。この温泉宿では、滞在中の時間をより充実させるためのコンテンツが開催されています。今回は、普段は絶対に立ち入れない温泉旅館の裏側を巡る「バックヤードツアー」の様子をレポートします!
金太郎温泉の「バックヤードツアー」が誕生した秘密とは?
金太郎温泉は「にっぽんの温泉100選」や「5つ星の宿」にも選ばれる人気の温泉旅館。約60年前にヘルスセンターとして創業し、現在は洗練されたくつろぎ空間へと進化を遂げています。
この宿の最大の魅力は、なんと言っても100%源泉かけ流しの極上のお湯。食塩泉と硫黄泉が混合していて、国内でも珍しい泉質をゆっくりと堪能できます。
「バックヤードツアー」では、金太郎温泉の代名詞とも言える温泉を支える地下室を中心に、夕食フロアなど普段は立ち入れない温泉旅館の裏側を巡れます。関係者以外立入禁止のエリアを見学できるのは特別感があり、なんだかワクワクしますね。
なんと、ツアー誕生のきっかけは「お客様の声」なのだそう。お客様から「お風呂は最高だったけど、どうやってあれだけのお湯を用意しているの?」「絶景の夕陽をもっと見たい」という声から生み出されたとのことです。
ツアーは宿泊者限定。16:30から約40分間、各回10名限定で行われています。開催日は公式サイトのイベントカレンダーからご確認ください。
まずは夕食フロアを見学
ツアーがスタートすると最初に夕食フロアを見学しました。「Dining瑞兆」や、ワインを楽しむ大人な空間「菜波-napa-」、特徴的なテーブルが目を引く「The Dinner 蔵」など、各会場のこだわりをスタッフが直接解説してくれます。
細部までこだわられた内装デザインやインテリアが作り上げる、アートのような美しい空間。「ここでの食事時間は至福のひとときなんだろうな」と思いながら見学しました。
待ちに待った「温泉の地下室」へ
続いては、ツアーの最大の目玉である「温泉の地下室」に潜入です。
関係者以外立入禁止エリアに足を踏み入れると、そこにはバルブや配管がずらり。まるで「異世界」に迷い込んだような大迫力の空間が広がっていました。
源泉が流れる配管を実際に触れました。配管からはじんわりとした温かさが感じられ、聞いてみると約70度もあるとのこと。
続いて、その配管に付着する湯の花も見せていただきました。キラキラとしていて、なんだか宝石のよう。光に当たるとより輝きを放ち、アクセサリー好きの私は心躍りました!
配管の内面にはびっしりと湯の花が付着し、配管がすっかり細くなってしまっているのがわかります。1年でおよそ5〜10cm付着するそうですよ。
金太郎温泉のお湯は100%源泉かけ流し。約70度もある高温の源泉と水を熱交換システムで掛け合わせ、源泉を適温まで冷ますと同時に、シャワーなどで使う水を温泉熱で温めるというエコな仕組みが稼働しています。
そして何より驚かされるのが、これだけの規模の浴槽の湯量・温度調整を、スタッフが手動で調整しているという事実!私は勝手に自動制御だと思っていたので、人の手で1つ1つのバルブを微調整して極上の湯加減の温泉が作られていると知って、びっくりでした。
この裏側を知ってから入るお風呂は、ただ「気持ちいい」だけでなく、お湯へのありがたみが何倍にも増す格別な体験になります。
最後は富山名物がずらりと並ぶギフトショップへ
最後は、2022年6月にリニューアルオープンしたギフトショップにご案内いただきました。
かつて富山の物産を全国に広めた「北前船」をコンセプトに、富山の名産品が中心にテーマごとに集められています。
他のお土産屋さんではあまり見かけないような地域密着の商品もあり、富山自慢の商品たちが並べられている印象でした。地元の味や技術、文化などが感じられるものばかりで、見ているだけでもワクワクしました!
温泉宿の新たな楽しみ方から目を離せない!
「ただ泊まる」だけでなく、旅館の裏側を見学してワクワクできるこのツアーは、まさに「大人の社会科見学」。バックヤードツアーは普段見られないエリアを見学できるのが最大の魅力ですが、温泉旅館の運営を支えるスタッフの様子が少しだけ垣間見えるのも見どころだなと思いました。
金太郎温泉では、他にも地元スタッフの案内で、観光地ではない“ふだんの富山”を巡る「大人の遠足ぶらり旅」も開催しています。
金太郎温泉に宿泊した際は、ぜひ滞在にプラスアルファの体験も楽しんでみてください!
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