野球チーム「富山GRNサンダーバーズ」を応援するお店

「富山GRNサンダーバーズ」は、富山県を拠点に活動するプロ野球独立リーグのチームです。
現在は「日本海リーグ」に所属しており、地元の子どもたちへの野球教室や地域イベントにも積極的に参加するなど“地域とともに歩む球団”として親しまれています。

「日本海リーグ」は、石川ミリオンスターズ、富山GRNサンダーバーズ、そして準加盟の滋賀ハイジャンプスが参加し、熱戦を繰り広げている野球の独立リーグです。

高岡市、国道8号線沿いにある「麵屋やす」！　富山ブラックラーメンが名物ラーメン屋です。

店内に入って、まず目を引くのは、壁一面に貼られた大量のサイン色紙。なんとそのほとんどが、富山GRNサンダーバーズの現役・OB選手たちのサインだそうです。
シーズン中には選手たちが頻繁に訪れ、店長さんとも気さくに会話を楽しむほどの関係だそうです。

実は店長の寺島さんはもともとは野球にまったく興味がなく、地元に野球チームがあることすら知らなかったそうです。
しかし、常連客との会話をきっかけにチームのことを知り、「地元の応援になるなら」と軽い気持ちで応援を始めたそうです。
その後、初めて試合を観戦にいって、「なんて面白いんだ、なんて感動するんだ！」と一気にスイッチが入ったそうです。

それ以来、寺島店長はすっかりサンダーバーズの熱烈なファンになり選手たちとも交流が増えていったそうで、今では現役選手だけでなく、退団した選手やコーチとも連絡を取り合うほどの関係が続いているそうです。

「麵屋やす」の看板商品は、店頭のぼりにもあるように“ブラックラーメン”と“やきめし”！多くのお客さんがこのセットを注文されるそうですが、今の一押しは“中華そば”とのこと。
寺島店長が長年追い求めてきた味がようやく完成し、常連さんや何度も足を運ぶ方の多くがこの“中華そば”をリピートしているそうです。その話を聞いて、私も今回は迷わずこちら注文しました。

私は普通の麺に煮卵を追加しました。そして、名物のやきめしも注文。
まず中華そば。味はもう文句なしにおいしい！ブラックラーメンやにんにくトッピングなど、パンチの効いたメニューが多い中で、この中華そばは、どこか昔ながらの懐かしさを感じさせつつ、あっさりの中にもほどよいコクがあります。
薄切りで味のしっかりついたチャーシューが、麺とスープを包むように絡み、のりを巻くような感覚で食べると絶妙なバランスでした。

続いてやきめし。こちらも期待を裏切らずおいしい。しっかりと味がついているので、中華そばと一緒に食べると相性も抜群です。
さらに、テーブルにはトッピングも多く用意されているので、いろいろと試してみました。

全国どこにでもあるコンビニエンスストアですが、ここ「ファミリーマート高岡市役所前店」は一味違います。

高岡市役所のすぐ隣にある「ファミリーマート高岡市役所前店」では「富山GRNサンダーバーズ」の応援グッズが販売されています。

店内には選手のサインやユニフォームも展示されており、チーム愛が溢れています。

さらに、このお店では選手と直接ふれあえるイベントが不定期で開催されることもあり、過去には何度か実施されています。

応援グッズを購入された方に“もれなくサイン色紙をプレゼント”という企画や「買い物された方全員と選手がじゃんけん対決！」というユニークなイベントも行われ、訪れたお客さんと選手たちが一緒になって盛り上がっていました。

イベント情報は「富山GRNサンダーバーズ」の公式X（旧Twitter）で告知されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

今回は、選手を熱烈に応援している２店舗をご紹介しました。
どちらのお店からも「サンダーバーズ愛」が伝わってきて、選手もまた地元のお店を大切にし、交流を深めているところが素敵だと思いました。

もちろん、野球を見て好きになるのも楽しいですが、こうしてお店で選手のサインやグッズに触れたり、イベントで直接ふれあったりすると、ますますチームが身近に感じられます。

地元全体でチームを応援している雰囲気がある「富山GRNサンダーバーズ」。改めていいなと感じました。