氷見に誕生した話題のスポット!24時間営業ショップ「株式会社 HIMIco-bridge(ヒミコブリッジ)

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今回は、氷見(ひみ)市に新しく誕生し、話題になっているスポット「ヒミコブリッジ」を取材してきました。地域から買い物の場所がなくなっていくという課題に対し、「デジタル無人店舗」という最先端の仕組みを取り入れてオープンした24時間営業のショップです。
このショップはハイテクなだけでなく、地元の高校生が運営しています。

氷見高校の5学科が連携!部活並みの大所帯で店舗を動かす

ヒミコブリッジの運営を担っているのは、富山県立氷見高等学校の生徒たちです。氷見高校にある5つの学科(普通、農業、海洋、生活福祉、ビジネス)が横断的に連携し、社会に出た時に本当に役に立つ学びを実践する場として誕生しました。

参加熱の高さにも驚き!1年生から3年生まで満遍なく参加しており、現在その数はなんと約28名!もはや野球部などの強豪部活にも負けない一大勢力となっています。
彼ら生徒は「お手伝い」ではありません。店内に並ぶ商品の約半分は、高校生自らが地域の企業に直接声をかけて仕入れたもの。資金繰りはもちろん、商品の企画開発から、併設されているカフェのメニュー作り、接客、日々のシフト組みまで、実務のほとんどを高校生たち自身の手で回しているのです。

悔し涙も成長の証。大人たちとの「ガチ」な真剣勝負

今回お話を伺ったのは、ヒミコブリッジの代表取締役であり、氷見市で民宿イミグレを営む松木佳太(まつき・けいた)さん。社長として生徒たちを監督・サポートしています。 松木さんをはじめ、関わる大人たちは生徒を子ども扱いしません。

例えば地域企業との商品開発の打ち合わせで、生徒たちの準備や考えが甘ければ「一緒にやるのは難しい」と容赦なく突き返されます。何も答えられず、自分のふがいなさに悔し涙を流す生徒もいるそうです。今は、怒られ、壁にぶつかりながらも、主体的に「自分たちで考える力」を身につけている最中です。

松木さんがなぜ、ここまで本気で高校生たちと向き合うのでしょうか。根底には「50年後も氷見に住み続けたい」という遠い未来を見据えたビジョンがあります。「一生懸命な高校生の挑戦は、生きているだけで理屈抜きに応援したくなる。彼らが挑戦し、大人が本気で応援する。そのサイクルを作ることが、未来の氷見を創る第一歩になる」と語ります。
今ここで奮闘している10代の彼らが、20年後、30年後に一番パワフルな世代となってこの街を支えてくれる。ヒミコブリッジは、そんな未来への壮大な投資でもあるのです。

お小遣いで出資!?「生徒株主」が未来の氷見を動かす

ヒミコブリッジには、画期的なシステムがあります。「生徒自身が株主になる」という仕組みです。 地域の大人が出資して立ち上げたこの会社に、約300名の生徒が自分たちのお小遣いから1人2,000円を出資しています。金銭的な配当はありませんが、彼らは「議決権」を持っています。

年度末の株主総会では、自分たちで生み出した利益を「学校祭で使える割引券にする」「学校の設備投資に回す」など、生徒自身の投票で決めることができるのです。責任というリスクを負って、自分たちの街や学校を面白くする。そうした本物の会社の経営や仕組みについて、高校生のうちから体感しています。

週末はカフェ営業も!高校生たちの熱気を感じに行こう

プレオープン期間を含めた約30日の営業日数で、なんと売上100万円を達成するという素晴らしいスタートを切ったヒミコブリッジ。初年度の売上目標「1,000万円」に向け、高校生たちの挑戦はまだまだ続きます。

現在は週末を中心に、ショップの隣で不定期でカフェ営業も行っており(最新情報はInstagramをチェック!)、今後は新メニュー開発や、お祭りなど地域のイベントへの出店も予定しているそうです。店内には生徒たちのアイデアと熱気がギュッと詰まっています。皆さんもぜひ氷見を訪れた際は、足を運んでみてください。

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