【和風庭園好き必見】富山県水墨美術館の「五福山水苑」や新公開の庭園に癒される!

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富山市にある富山県水墨美術館の見どころは、美術品だけではありません。

・池泉回遊式の庭園「五福山水苑」
・数寄屋建築の第一人者が晩年に手がけた茶室「墨光庵 (ぼっこうあん)」
・広い芝生に枝垂れ桜が映える中庭
・新しく開放された和風茶庭
など、庭園や建築物もお楽しみください!

今回の記事では新しく開放された庭園を含め、眺めるだけで癒される水墨美術館の風景について紹介します。

新しく開放された「富山県水墨美術館」の茶庭

2023年7月14日から、今までは、ほとんど見ることができなかった茶庭の一般開放がスタート。

これにより、西側駐車場から「墨光庵(ぼっこうあん)」から西側駐車場まで通り抜けられるようになりました。
 
水墨美術館には何回か来ていて庭園も見ていたのですが、開放された茶庭は他のどの庭園とも雰囲気が違っていて素敵です。

園内を散歩するだけで心が落ち着くので、庭園好きな人はぜひ一度足を運んでみてください。

 

池泉回遊式の庭園「五福山水苑」

水墨美術館に入館する前にぜひ見て欲しいのが、前庭の「池泉回遊式庭園 (ちせんかいゆうしきていえん)」です。

簡単に説明すると、日本庭園における池を中心的な要素として組み込んだ作庭。

全国的には、お隣石川県の金沢兼六園のほか、桂離宮、小石川後楽園、六義園、岡山後楽園などがあります。
 
池には鯉も泳いでいるので、それもまた絵になります。

数匹が行進するように並んで泳いでいたのが可愛かったです。

見逃しがちですが、立派な鯉がいるので忘れずに池を覗いてみてください。

 

季節ごとに姿を変える庭園

水墨美術館の数々の庭園は、季節ごとに姿を変えるのでどの季節に来ても楽しめます。

春は、中庭のしだれ桜が見事です。

夜は数日間限定でライトアップもされるので、タイミングが合う人はぜひ見に行ってみてください!
 
夏は春とは違い、緑に覆われたしだれ桜と、緑の芝生が印象的です!

空と建物、そして日陰が映えます。
 
秋は紅葉が楽しめます。

和風庭園の紅葉は日本的なので、見ているだけで優雅な気分になれるのでオススメです。
 
冬は雪景色。雪化粧をした静かな庭園は、心に癒しをくれます。

水墨美術館の庭園の風景は、どの季節もそれぞれの良さがあるので、風景を楽しみに足を運んでみてください。

 

茶室「墨光庵」の抹茶とお菓子

水墨美術館の一番奥、南側のはなれにあるのが茶室「墨光庵」です。

富山県小矢部(おやべ)市出身で数寄屋建築の第一人者である中村外二氏が、晩年に手がけた建築。
 
中村外二工務店の代表的な仕事は、次のようにそうそうたるものです。

● 比叡山ホテル
● 伊勢神宮茶室
● 京都国際会館茶室
● 南禅寺「何有荘」
● 東山魁夷邸
● 大阪城西ノ丸庭園内茶室

墨光庵は、富山で手軽に見られる数少ない中村外二氏の建築なので一見の価値ありです!
 
下記日時であれば、墨光庵で呈茶サービスを楽しむこともできます。

なかなかできない体験なので、ぜひ体験してみてください!

営業日:土日祝日、桜の開花時期、大型連休、お盆期間
営業時間:11:00~16:00
料金:呈茶代ひとり600円 (抹茶 + 期間限定お菓子)

 

まとめ

富山県水墨美術館では、美術品だけでなく次のように庭園や建築も楽しめます。

・池泉回遊式の庭園「五福山水苑」
・数寄屋建築の第一人者が晩年に手がけた茶室「墨光庵」
・広い芝生に枝垂れ桜が映える中庭
・新しく開放された和風茶庭

水墨美術館を訪れたときは敷地内をゆっくり散歩して、庭園も一緒に楽しむことをオススメします!
 

富山県は、探せば見どころがどんどん見つかる県です。
春夏秋冬、朝昼夜、季節や時間によっても様々な風景が楽しめます。

満足度の高いオススメの宿も多いので、ぜひ一泊してゆったり富山観光を満喫していってください。
 

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