悪城の壁（あくしろのかべ）！その壮大な風景と周辺の観光スポットを紹介

富山県の立山町には、日本一の一枚岩盤があります。景色が雄大で、展望台もあるのですが、車だと意外とスルーしてしまいがちな観光スポット。

見逃すのはもったいないオススメのスポットなので、この記事では「悪城の壁」の魅力とその周辺の観光情報を紹介します。立山への旅行を計画している方、自然の美しさに興味がある方は、ぜひ一度は訪れてみてください。

掲載日：2023.06.15

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日本一の一枚岩盤「悪城の壁」

悪城の壁は、富山県中新川郡立山町に位置する壮大な岩壁です。その高さは約500m、幅は約2kmにも及び、一枚岩盤としては日本一の規模を誇ります。

この壁は、立山火山の大噴火によって生じた溶結凝灰岩が称名川（しょうみょうがわ）によって削られて形成されたもの。岩壁の形状は2段になっており「悪城の壁の2階」とも呼ばれています。

「悪城」という名前は、「恐ろしくて人を引き寄せない」という意味があり、その名の通り、この壁はその圧倒的な存在感で訪れる人々を圧倒します。

悪城の壁

悪城の壁へのアクセス方法

悪城の壁があるのは、立山駅から称名滝へ向かう途中です。壁自体はかなり広範囲になるので、悪城の壁がよく見える展望台がおすすめです。

展望台は道路からすぐに見える位置にあり、車であれば気軽に立ち寄ることができます。立山駅からのアクセスは車だと片道約7分程度。

しかし公共交通機関で行く場合は、称名滝探勝バスで「桂台」で途中下車して約20分歩くか、「称名滝」まで行ってから約20分歩くかのどちらか。車がない場合は、なかなかアクセスしにくい観光スポットです。その点は頭に入れておきましょう！

悪城の壁展望台からの眺望１

悪城の壁展望台からは、この壮大な岩壁を一望することができます。

高さ約500m、幅約2kmにも及ぶ一枚岩の大断崖が広がっている景色は一見の価値ありです！

展望台には、悪城の壁について説明した看板のほか、そこまで広くはないですが無料駐車場もあります。

車で気軽に寄れるスポットなので、ぜひ立ち寄って日本一の一枚岩盤をゆったり観察してみてください。

「悪城の壁」周辺の観光スポット

悪城の壁の周辺には、オススメの観光スポットがいくつかあります。

・称名滝
・立山駅 (美女平や室堂など)
・ゲストハウス＆観光案内所
・立山カルデラ砂防博物館

中でも悪城の壁と必ずセットで見てほしいのが、称名滝です。これは次の見出しでもう少し詳しく紹介します。

立山駅は、立山黒部アルペンルートの観光に必須の駅。美女平や室堂、黒部ダムなどの富山でも有数の観光スポットへ行くための主要駅です。

立山駅前ロータリーには、以前取材させていただいたゲストハウス「ロコモーション」さんもあります。建物の中にはカフェの他に、観光案内所も入っていて、e-バイクや電動キックボードをレンタルすることもでききるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

同じくロータリーには、立山カルデラ砂防博物館もあります。無料でも十分楽しめる施設で、立山についての理解を深められるので少しでも立ち寄ってみることをオススメします。

Column

立山駅前でE-BIKEをレンタルして称名滝に行ってきた！

立山駅のロータリーにできたゲストハウス「ロコモーション」の建物内には、カフェと観光案内所も入っています。

立山駅前でE-BIKEをレンタル

悪城の壁は称名滝とセットで行こう

悪城の壁へは、称名滝への訪問とセットで立ち寄ってもらうのが良いかと思います。

称名滝へ向かう途中に位置しているため、車で行く場合はついでに立ち寄れます。悪城の壁は、称名滝が長年かけて削った崖。密接に関連しているので、その意味でも一緒に観光するのがオススメです。

自然の力によって形成されたこの壮大な岩壁の美しさと迫力は、見ておいて損はありません。

称名滝については、下記コラム記事で詳しく説明しているので読んでみてください。