朝日町に舟川べり田んぼアート&彼岸花を見に行ってきた!

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春の桜がキレイな時期。
富山県内外から大勢の観光客がやってくる朝日町舟川べりの「春の四重奏」。

でも実は、9月末〜10月上旬の秋にも見どころがあるんです!
それが、舟川べりの彼岸花&田んぼアート。

朝日町観光協会の上澤さんに「ぜひ見にきてほしい!」と誘われて、さっそく取材に行ってきました!

舟川べりの彼岸花 600m!

秋になると「​​​​​​春の四重奏」の桜並木の堤防が、彼岸花で真っ赤になると聞いて見に行ってきました。

しかし僕が取材に行った2022年9月17日は、まだ満開前でチラホラと咲いている状態...
今年の彼岸花の見頃は、9月20日〜30日頃とのことです。
あさひ暮らし旅」に掲載されている写真では、満開になるとこんな感じで土手が真っ赤な彼岸花の絨毯になるそうです。

写真を撮る人にとっては、結構いい撮影スポットのようで、満開の時期にはカメラをもった人達が出現するとのこと。

 
舟川べりの彼岸花の開花情報は、次のアカウントで更新されます。

実際に行く前に咲き具合をチェックしていくと、時期を外すリスクが減るのでオススメです。

・あさひ暮らし旅 (インスタグラム)
・あさひ暮らし旅 (フェイスブック)

写真を撮った方は「#舟川べり彼岸花」のハッシュタグでSNSにアップして、朝日町を盛り上げる活動を応援しましょう!

きっとピックアップして紹介してくれるはずです。

 
実は、この舟川べりの彼岸花。
あの「春の四重奏」の仕掛け人の農家、「チュリストやまざき」が関わっています。

春だけでなく秋も楽しめる名所にしたいと、2016年に舟川新町内会や町民有志約60名と、約3万球の彼岸花の球根を植えたのです。
朝日町を盛り上げようと活動しているのはスゴイですよね。
 
チュリストやまざきって何?」と思った方もいるかと思いますが、これは会社名です。
有限会社 チュリストやまざき。

四重奏のチェリストになぞらえて、チューリップで春の四重奏を創り上げるということから「チュリスト」なのだそう。

「春の四重奏」や「彼岸花」、「田んぼアート」を始めたのは、80代の山崎久夫さん。

農家のお義父さんの姿を見てそして、娘婿の山崎修二さんも農家をすることを決めたそうです。

朝日町のチューリップ農家は以前は25軒ほどあったのですが、現在は「チュリストやまざき」さん1軒のみ。
そういった歴史を知ってから、「春の四重奏」や「舟川べりの彼岸花」「田んぼアート」を見ると一層楽しめるはずです。

毎年変わる舟川べり田んぼアート!

「春の四重奏」や「舟川べりの彼岸花」のあるエリアから、道路一本渡った先、三舟橋下流に「舟川べり田んぼアート」があります。

実はこれも「チュリストやまざき」が、2005年から取り組んでいる活動!
5月に150名ほどが集まり、50アールの田んぼに7種類の古代米などを下絵にそって手植えしました。

このように地元民が毎年想いを込めて作っている田んぼアートは、一見の価値ありです。
田んぼアートは、近くによって見ると種類の違う稲が植えられているのがよく分かります。

僕は真っ黒な稲を初めて見たのですが、カッコよかったです。

稲の高さが違うのも興味深いポイントなので、ぜひ土手から一段降りて近くで稲を観察してみてください。

 
土手の上には、舟川べり田んぼアートについての案内看板があります。
植えられている古代米などの種類や田んぼアートをつくる工程が説明されていたり、設計図も描かれていたりするので見てみてください。

ちなみに2022年の設計図のかわいらしいイラストは、「チュリストやまざき」の修二さんが描いています。

彼岸花&田んぼアートの場所と駐車場

舟川べりの彼岸花と田んぼアートの場所は、下記Googleマップのとおりです。

「春の四重奏」に行ったことがある人は、それと同じ場所だと思っていれば間違いありません。

多くの人は自家用車で行くと思いますが、車は「春の四重奏」の桜並木に駐車可能です。
砂利道なので運転には気をつけてください。 田んぼアートの場所もすぐ近くなので、そこに車を停めて歩いて見に行くことができます。

グリル松のハンバーグ定食が最高だった!

彼岸花と田んぼアートを見に行く前にランチで寄ったのが、朝日町の昔ながらの洋食店「グリル松」。
地元民には「グリまつ」と呼ばれて親しまれているお店です。座敷席でのんびりくつろぎながら、ランチを楽しみました。

オススメの煮込みハンバーグは絶品!自家製のサラダドレッシングも美味しかったです。
料理を持ってきてくれるお店の方もすごく良い感じで、心までリラックスできます。

小さな子ども連れで、祖父や祖母も含めた一家で食事に来ている家族もいて、地元民に愛されているお店なんだと実感できる場面もありました。

朝日町は、有名なタラ汁など美味しいものもありますが、洋食を食べたくなった人はグリル松にも行ってみてください。

【グリル松】
住所:〒939-0715 富山県下新川郡朝日町南保252
営業時間:昼の部 11:00~15:00 (L.O.14:00)、夜の部 17:30~21:00 (L.O.20:00)
定休日:火曜・水曜
客席:テーブル席、座敷席
支払い方法:現金、PayPay・LINEPay

まとめ

9月下旬頃に見頃を迎える朝日町舟川べりの「彼岸花」や「田んぼアート」の存在を知っていたでしょうか?

僕は、今回取材に行くまで全く知りませんでした。正直いって舟川べりといえば「春の四重奏」のイメージしかありませんでした。
地元富山のことでも、知らないことって沢山ありますね。

特に今回は朝日町観光協会の上澤さんが色々と案内してくれたので、春の四重奏や田んぼアート、彼岸花などの裏で活動している地元民のことを知れたのが大きかったです。

朝日町舟川べりのキレイな景色は、地元民の頑張りと、もてなしがあって成り立っています。
地道な活動をしている方達に感謝の気持ちを込めて、景色を楽しみましょう!

彼岸花は9月20日~30日頃が見頃、田んぼアートは10月上旬の稲刈りまでは見られます。来年春には、また「春の四重奏」も見られます。
季節によって変わる朝日町の観光を満喫しましょう!

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あさひ舟川 春の四重奏

見頃や駐車場、アクセスなどを体験談ベースで紹介!

あさひ舟川 春の四重奏

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