松川除堤防と赤松並木 まつかわよけていぼうとあかまつなみき

人々を守ってきた赤松の堤防

庄川の堤防を走ると、あるエリアにだけ青空に美しく伸びる大きな松の並木が。その昔、砺波平野を洪水から守るため、庄川扇状地の扇頂部で庄川の流れを一本にする工事が行なわれました。堤防の長さ2kmにもわたり、45年の歳月と延べ100万人を超える労力を費やし、正徳4年(1714年)ついに完成した堤防です。堤防をしっかり固めるために松の木が植えられたことから、「松川除」と呼ばれるようになりました。戦中の供出により多くの松が伐採されましたが、現在は前堰(まえぜき)に赤松の並木が残っており、今でもその名残を残しています。 春は桜が彩りを添えてくれ、今も人々をやさしく見守ってくれています。

エリア
砺波・五箇山
カテゴリー
歴史・文化 自然・景観
タグ
#桜の名所

基本情報

住所 〒932-0302 富山県砺波市庄川町庄
電話番号(備考) 0763-33-1609(砺波市教育委員会生涯学習・スポーツ課)
料金 無料
駐車場 なし
アクセス ■JR城端線砺波駅からバス20分、徒歩5分■JR城端線砺波駅から車で15分■北陸自動車道砺波ICから車で10分

最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。

このスポットから近い観光スポット

このスポットから近い鮨屋

次に読みたい特集記事