大豆谷八幡宮の僧形八幡神像 おおまめだにはちまんぐうのそうぎょうはちまんしんぞう

厳かに県内最古のご神体に出会う

富山県指定文化財(彫刻)の「大豆谷八幡宮の僧形八幡神像」は、大豆谷八幡宮のご神体として安置されているヒノキ材の端麗な一木造りで、かつては彩色されていたと考えられています。この神像は、岩座に腰をかけて左足を前に垂らし、右足は曲げて左膝頭に乗せたいわゆる「半跏像」で、蓮華座は後世の補作です。背面に永和4年(1378年)と薬研彫りの銘があり、富山県内の木造神像銘としては最古の事例です。大豆谷八幡宮には僧形八幡神像の他に、小神像七体(小神像と随身像および狛犬)が安置され、いずれもヒノキ材の一木造り座像で、南砺市指定文化財(彫刻)となっています。

エリア
砺波・五箇山
カテゴリー
歴史・文化

基本情報

住所 〒939-2506 富山県南砺市利賀村大豆谷

最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。

このスポットから近い観光スポット

このスポットから近い鮨屋

次に読みたい特集記事