米騒動発祥の地
こめそうどうはっしょうのち
米騒動発祥の地魚津の貴重な遺跡

明治の米騒動はここから始まりました
魚津の名を全国に知らしめた「米騒動」の貴重な遺跡です。明治時代、近代化とともに貧富の格差増大や都市の人口増による米不足、大商人による米価の吊りあげが起こっていました。その頃北海道への米の輸送船・伊吹丸が魚津町に寄港した時、米価高騰に苦しんでいた漁師の主婦ら数十人が、米の積み出しを行っていた大町海岸の十二銀行の米倉庫前に押しかけ移出阻止を求めました。この事件が新聞に報じられ、米騒動は近隣の村や町、1道3府32県に及ぶ全国的な米騒動に発展し、その後、内閣を総辞職に追い込む事態に発展したのです。日本の近代史を語る上で大きな事件である米騒動の遺跡は少なく、当時の建物が現存するケースは旧十二銀行米倉の他にはありません。魚津では米騒動が起きた7月23日を「魚津米騒動の日」として後世に伝えるべく、この地を発祥の地として顕彰しています。
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海沿いの道からすぐの場所です
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全国でも珍しい米騒動の遺跡
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倉内の見学は普段はできません
米騒動発祥の地
住所 |
〒937-0866 富山県魚津市本町1-2-33 |
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電話番号 | 0765-23-1045 (魚津市教育委員会) |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料(建物内の見学は不可) |
アクセス | ■富山地方鉄道魚津駅から徒歩10分 ■北陸自動車道魚津ICから車で10分 |
駐車場 | あり |
公式URL | http://www.uozu-kanko.jp/?p=1216 |
備考 | ■バリアフリー: 盲導犬・介助犬 ■観光ボランティア: 魚津観光ボランティアじゃんとこい(魚津市商工観光課0765-23-1025) |