山の本陣 やまのほんじん

江戸時代からの農山村の民家の構造を伝承する代表的な建築物

山の本陣(旧吉田家)は、下新川郡朝日町南保、石谷(通称 池ノ原)の山間に在った江戸時代からの農山村の民家の構造を伝承する代表的な建築物である。池ノ原の歴史では開拓開村の年代など明らかではないが、周辺近郷の開拓の歴史などから推測して約400年前と考えられる。伝承では、入善町吉原の与三左エ門と彦次郎が池ノ原に移住して開村したと伝えられている。明治初年に苗字が許されると、石谷村の肝煎・殿村浅次郎が吉原から移り住んだことを契機に「吉田」と名乗らせたので、与三左エ門も吉田与三左エ門と称した。宮大工の吉田吉一と、曾祖父で大工の与三郎の親子によって明治中期に建造されたものである。入善町では失われていく文化的遺産価値の高い伝統的民家を保存するため、平成9年に朝日町から舟見山自然公園に民家を移築し「山の本陣」と名付けて一般に開放している。

エリア
黒部・宇奈月
カテゴリー
世界遺産・史跡・文化財 自然・景観

基本情報

住所 〒938-0103 富山県下新川郡入善町舟見字熊坂33-2
電話番号(備考) 0765-78-2730
営業時間 9:00~17:00(4月1日〜12月14日)
休業日 火曜日及び祝日の翌日
12月15日~翌3月31日(冬季休館)
料金 ・見学(無料)
・部屋利用(有料)
半日・・・全館2,000円、1部屋500円
1日・・・全館4,000円、1部屋1,000円
駐車場 有り(無料)
アクセス あいの風とやま鉄道入善駅から車で20分
北陸自動車道入善スマートインターチェンジから車で15分
ホームページURL https://www.town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/soshiki/kirakira/1/7/1686.html

最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。

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