常西合口用水 じょうさいごうくちようすい

世界かんがい施設遺産に登録された日本最古の大規模合口用水

富山市約3,300haの農地を潤す幹線用水です。水源の常願寺川は、北アルプスに源を発する日本有数の急流河川であったため、戦国武将の佐々成政が洪水から城下を守るために「佐々堤」をつくったといわれています。明治にはオランダ人技師ヨハネス・デ・レーケが12の取水口の合口化に取り組み、現在の用水の基礎を造りました。立山町横江に取水口が設けられ、農業用水や富山市の水道水源にもなっています。大山地内では石積護岸、植樹、遊歩道などの整備が行われ、用水を巡るウォーキングコースもあるほど。春には轟々とながれる雪どけ水と美しい桜の花が調和し、見ごたえ十分の景観を作り上げているスポットです。令和2年12月に富山県内で初めて「世界かんがい施設遺産」として登録されました。

エリア
富山市周辺
カテゴリー
歴史・文化 とやまビューポイント

基本情報

住所 〒930-1312 富山県富山市上滝
電話番号(備考) 076-411-5655(常西用水土地改良区)
営業時間 自由
休業日 無休
料金 無料
駐車場 100台駐車料金: 無料
アクセス ■富山地方鉄道大川寺駅から徒歩15分■北陸自動車道富山IC、立山ICから車で20分
ホームページURL 公式サイト

最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。

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